180名近くのエンジニアが活躍するエーエスエル。現場のエンジニアたちは、代表平出が掲げる「エンジニアファースト」を、どう受けとめているのでしょうか。今回、エンジニアを中心に社内アンケートを実施するとともに、エンジニアとして活躍するかたわら、人事業務を兼任する佐々木さんにインタビューを敢行。「エンジニアファースト」の実際のところを明らかにします!
エーエスエルに入社したキッカケ・決め手は?
まずは、エンジニアのみなさんが「エーエスエルに入社したキッカケ・決め手」についてのアンケート結果をのぞいてみましょう。
エーエスエルは大企業ではないので、メンバーどうしの距離が近い。それだけに、社長の人柄や働く現場の社風が気になるし、入社の決め手にもなるケースが多いんでしょうね。アンケートでは、「社長の人柄」「エンジニアの希望をきいてくれるから」「福利厚生がよいから」などが上位に来ていますね。ここで、佐々木さんにも聞いてみましょう。
入社の決め手はなんでしたか。
佐々木 自分のライフスタイルにあわせて働けるところですね。というのも、前職は大手SIerで、仕事は充実していたものの、とてもハードワークだったんです。ですから、結婚を機に「プライベートの時間をしっかり確保できる、ワークライフバランスがとれた働き方をしたい」と思っていたんです。
それとともに、これからの長い人生、安心して長く働けることは絶対条件。年金や保険、産休・育休、休暇制度などがしっかりしている会社がいいなと。その条件に当てはまったのが、まさにエーエスエルだったんですね。
面接は代表の平出が担当してくれました。面接が始まるやいなや「あなたの経歴は履歴書を見ればわかります。ですから、ウチでどんな働き方をしたいのか。なにをしたいかを話してください」と。びっくりしましたが、こちらも遠慮せず、「絶対、夕食は家でつくりたい。ですから、残業はしたくありません」と希望をいったんです。「ちょっとひかれちゃうかな…」と思ったんですが、平出は「わかりました。その働き方で大丈夫です」と即答。これにはおどろかされました。
「この人、ユニークだな」と感じるとともに、あたたかい人柄も伝わってきて、「この人と一緒に働けたらいいな」と思ったんです。ですから、私の入社理由の第一位も「平出の人柄」ということになるでしょうね。
入社後、希望した働き方はできていますか。
佐々木 はい。残業はほとんどありません。そして、きちんとプライベートの時間を確保したうえで、しかも仕事の面では「まだやったことのない分野に挑戦して、幅広いスキルを身につけたい」という希望もかなえることができています。いまは、エンジニアとしてシステム開発に携わるとともに、RPAコンサルティングの仕事にも携わっています。いま、社会全体で働き方改革が進められるなか、RPAによって業務を効率化できるということで、とてもニーズが高い分野。今後、さらに浸透していきますので、会社としてとても注力しているプロジェクト。私はその最前線で、企業向けにRPA活用のためのコンサルティングなどを行っています。さらに、会社の人事・広報などの業務もうけもっています。
本当に幅広いですね!
「明るい」「自由」「ホワイト」「開放的」
次のアンケートは、エンジニアさんたちが、エーエスエルという会社を実際どう感じているのか、というもの。さっそく、見ていきましょう。
「自由」「やりたいことをかなえてくれる会社」「自己実現」「社員ひとりひとりに寄りそう会社」「やわらかな雰囲気」「エンジニアファーストを実現しつつ、いまも実現するために努力している会社」…。こうした声から、職場風土が少しは伝わるのではないでしょうか。
同じ調査で、「エーエスエルの好きなところは?」という質問もしてみました。
「好きな仕事をえらべるところ」「トップダウンよりもボトムアップを重視しているところ」「業務的にわずらわしいことが少ない」「社員の意見を聞いてもらいやすい」「居心地のよい環境」「福利厚生が充実している」といった回答が。エンジニアさんたちが「会社は自分のことを尊重してくれているんだな」と実感しているのがわかりますね!
「福利厚生が充実している」については、佐々木さんに詳しく聞いてみましょう!
具体的に、どんな福利厚生メニューがあるのでしょうか。
佐々木 そうですね、社会保険や企業年金などの福利厚生はもちろん完備。それにくわえて、財形貯蓄制度、確定拠出年金制度などがあり、充実していますね。産休・育休制度やリフレッシュ休暇制度があります。たとえば5日間のリフレッシュ休暇を夏休みとあわせて取得して、バカンスを楽しむ人も多いですよ!
それから、スキルアップ支援のための制度もあります。この仕事はつねに最新技術を学ぶ必要がありますよね。でも、技術書は価格の高いもの。その購入費も会社が負担してくれるので助かります。しかも、「こんな本を買いました」と、事後報告でもOKなんですよ。それに、資格取得の奨励金が出ます。金額は最大で15万円です。しかも、会社で決められた資格だけでなく、「この資格、自分の仕事に役立つので取りました」ということでも支給される場合があります。
おぉ、それはなかなかの金額ですね。ほかに、エーエスエルの好きなところとして「居心地のよい環境」と回答している人も多いですよね。具体的にはどんな職場なんでしょうか。
佐々木 「まずは社員のことを最優先に考える」ということにつきると思います。一人ひとりが望む働き方に極力、あわせてくれます。たとえば、月に1日、帰社日があるんですが、それは自由参加。ほら、人ってそれぞれプライオリティーは違うじゃないですか。「いま、仕事が波に乗っているから、携わっている案件に時間を使いたい」という人もいれば、「今日はプライベートで優先したいことがある」という人もいる。その時間の使い方のチョイスについて、会社が強制することはしないという方針です。
強制しないということでは、やりたくない案件を押しつけることはしない。だから、営業がエンジニアに確認せず、勝手に仕事をとってくるのはNGなんです。ちゃんと「そのエンジニアにあった仕事か」「そのエンジニアがやりたいかどうか」を確認してからでないといけないルールになっています。
さらに、実際に仕事に取り組み始めたあと、エンジニアが「やってみたらイメージと違った」といったことが起きた場合。その情報がすぐに社長にまで伝えられ、対策をとります。営業担当者は大変ですよね。でも、エーエスエルは「あくまで『エンジニアファースト』の会社なんだ」ということを理解してくれているので、私たちエンジニアは助かります。
仕事がやりやすそうですね! では、社内の人間関係ってどうなんでしょう。人間関係がストレスになってしまうケースって、ありがちですけど…。
佐々木 たぶん、会社に対してストレスを感じているエンジニアは少ないと思いますよ。組織はいたってシンプル。むやみに部署やセクションをわけない。エンジニアなら「システム部」というものが、どーんと、ひとつあるだけ(笑)。だから、変なチカラ関係とか、根回しの必要性とか、まったくないんです。エンジニアは余計なことを考えずにすみます。しがらみとか、カタチだけのルールとか、組織にありがちなものが、うちにはないですね。
それから、一般的には「不公平だ」「納得がいかない」とストレスになりやすい、評価について説明しておきます。いまは約180名の社員がいますが、平出ひとりで全員を評価します。だから、基準がブレない。そして、いちばん重要視されるのは、その人の成長度合い。「以前、できなかったことができるようになった」ことを評価するんです。それも自己申告制。「こういうことができるようになりました」とエンジニア自身が申告して、それを平出が判断するわけです。
日ごろの仕事ぶりについてのお客さまの評価も加味しますが、基本は成長度合いで評価します。会議の出席率や残業時間は評価には関係なくて、規程通りの残業代が支払われるだけ。だから、エンジニアは自分のチカラを向上させることだけに専念すればいい、という環境ができています。
とてもフェアですね。では、オフィス環境についても聞かせてください。いまインタビューをしている本社オフィスは音楽が流れていて、雰囲気がゆったりしている印象です。
佐々木 そうですね。音楽を流すことにしたのは、社員からの提案。「ちょっと静かすぎない?」「じゃあ、音楽をかけようか」という流れで。
ゆるい感じで社員たちがオープンにのっかってくる、というのがエーエスエルの社風といえるかもしれません。最近、社員の交流のための社内SNS(Yammer)を始めてみたら、「週末、フェス行って来たよ!」とか、「ウチのネコ、可愛いでしょ」と写真をアップしたり、社員が自由に使っていますね。
なるほど、「ゆるさ」「開放感」というのは大きな特徴かもしれませんね。実際、「エーエスエルで好きなところは?」のアンケートでは、次のような回答もありました。
こんな回答が出てくること自体、そのゆるさの象徴かもしれませんね(笑)。
さて、そんなエンジニアさんたちにズバリ聞きました。エーエスエルが掲げるエンジニアファースト、それをどのくらいの方々が実感しているのでしょうか!
「エンジニアファーストを社員のみなさんが実感していますか?」
◆とてもそう思う 48.0%
◆比較的そう思う 45.0%
◆もっとこうして欲しい 6.1%
という結果になりました!「比較的そう思う」以上の回答が93%に達しています。「とてもそう思う」の回答がいちばん多いというのも、みなさんが本当にエンジニアファーストを実感しているあらわれですね。
最後に、佐々木さん、新たにエーエスエルにジョインする、未来のメンバーにメッセージをお願いします。
佐々木 とにかく社員の意見が通りやすいエンジニアファーストの会社です。この業界は“ブラック”と見られることもあって、実際、前職でムリなスケジュールや、やりたくない仕事を押しつけられたり、逆に放置されたりして、つらい思いをしていた人がエーエスエルに入ってくると、「同じ業界の会社だと思えない!」と、おどろきます。いま、働き方や仕事で悩んでいるのなら、ぜひいちど、エーエスエルがどんな会社か見にきてください!