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【展示会レポート】世界のガーディアンを目指し、施設向けAI警備プロダクト「アジラ」を世界最大級のテクノロジーカンファレンスCES2022に出展

「J-Startup」に選ばれている株式会社アジラは、 JETRO(日本貿易振興機構)様のサポートの下、世界最大の見本市CES(Consumer Electronic Show)に初出展しました。今回の目的は、アジラの持つ防犯プロダクトの海外での反応を調査し、グローバル展開の準備をするためです。(J-Startupとは経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムで、AI企業はアジラを含め17社のみ)

CESは毎年1月にラスベガスにて開催されています。昨年はパンデミックの影響もあり、リアルでの開催は中止のため2020年以来、2年ぶりのリアル開催となります。しかし足元ではオミクロン株の拡大の影響もあり、直前でリアルでの出展を取りやめオンラインのみでの参加をする企業も少なくありませんでした。そのような状況もあり今年の来場者は前回の1/4とスケールダウンはしていますが、それでも来場者40,000人、出展企業2300社とアメリカン規格の超ビッグイベントであることに変わりはありません。

1月よりリリースされた「施設向けAI警備システム アジラ」のデモキットをカバンに詰め込み、飛行機に揺られること15時間。ふと窓の外に目を向けると、荒々しいアメリカの原風景のなかにポツンと街が見えてきました。


ラスベガスに到着した翌日、待ちに待ったCESの開幕です。
LVCC、VenetianExpo、ARIAなど巨大なコンベンションセンターやホテルなど数会場にそれぞれカテゴリー分けされた企業群がひしめき合っており、一つの会場を回るのにも丸一日かかります。今まで日本で参加した展示会の規模と比べても文字通り桁違いの大きさに圧倒されました。


アジラはVenetianExpoのJ-startupブースの一角に出展させていただきました。

アジラブースでは「施設向けAI警備システム アジラ」のリアルタイムデモを披露しました。J-Startupブースを訪れたたくさんの方々に足を止めてくださり、熱心に話を聞いていただいたことが印象的です。特に小さなエッジコンピューターで処理が完結していることやAI推論のリアルタイム性に対してポジティブな意見をたくさんいただき、アジラの技術力がグローバルレベルであることをあらためて実感できました。


また海外メディアからの取材もいくつかいただき、AIによる行動認識の注目度、諸外国での引き合いの強さを感じました。




CES終わりの週末には、せっかくなので観光も少し。
煌びやかな夜の街を歩いたり、中西部特有の荒々しい自然を楽しみました。



世界進出を見据えた最初の一歩となる市場調査として初参加したCES。手応えは予想以上で、日本よりも治安に課題をもつ国外の方がやはりニーズとしては強いことを確認することができました。

来年、また一段とパワーアップしたアジラの行動認識AIを披露できるようブラシュアップしていこうと新年早々気が引き締まる貴重な体験でした。

See you next time, Vegas!!

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