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2022年4月以降のApp Storeに提出するアプリの対応について

App Storeにアプリを提出する場合は、提出するために必要な要件を満たす必要があります。詳しくは、以下を参照してください。

以降でのビルドが必要になっています。通常、毎年4月からは、ビルドで使用するXcodeのバージョンを更新する必要があります。2021年4月からは、Xcode 12

2020年4月からの要件では、

  • Xcode 11以降を使用。
  • スプラッシュ画像のストーリーボード対応。
  • 全方向のオリエンテーション対応。(対象デバイスにiPadが含まれている場合)
  • Split画面対応。(対象デバイスにiPadが含まれている場合)
  • WKWebView対応。

のように多くの要件がありました。

今回は、2022年4月以降のApp Storeに提出するアプリの要件ついて見ていきたいと思います。

Xcode 13

およびiOS 15 SDKでビルドする必要があります。この要件は、毎年更新される内容になります。2022年4月からは、App Storeに提出するiOSおよびiPadOS用アプリは、Xcode 13

Monacaでは、Cordova 10用のMonacaプロジェクトからXcode 13に対応しています。Cordova 10未満のMonacaプロジェクトを使用している場合は、Corodva 10へアップグレードする必要があります。

オンラインのグループイベントのApp内課金

のサービス)を提供する場合は、アプリ内課金を介して提供する必要があります。リアルタイムの個人対個人のサービスの場合は、対象外となります。2022年6月30日以降、アプリがオンラインでの有料グループイベントサービス(リアルタイムの個人対複数

Monacaで開発するアプリの場合、このようなオンラインでの有料グループイベントサービスを提供するケースは少ないと思いますが、該当する場合は、対応が必要になります。

この要件は、数回に渡り適用開始日の延長が行われているため、今後も再延長される可能性がありますが、将来的には適用される要件になりますので対応が必要になります。

App内でのアカウント削除機能の提供

2022年6月30日以降、アプリを使用するためにアカウントを作成している場合は、アプリ内からアカウントを削除する機能を提供する必要があります。

ユーザー管理が必要なアプリの場合は、ユーザーを管理するためにmBaaS等を利用してアカウントを作成しているケースがあると思います。2022年6月30日以降からは、アカウントを削除する機能も必要になります。

Monacaで開発するアプリの場合でも、ユーザーを管理するためにアカウントを作成するケースは多いと思います。mBaaS等の外部サービスを利用している場合は、アカウントを削除するためのAPIやライブラリーが提供されているか事前に確認して、対応していく必要があります。

この要件は、2022年1月31日以降から適用される予定でしたが、2022年6月30日に延長されました。今後も再延長される可能性がありますが、将来的には適用される要件になりますので対応が必要になります。

おわりに

App Storeに提出するアプリに対する要件は、毎年更新されていきます。要件が満たされていない場合は、リジェクトの対象になる可能性がありますので、要件が適用される前に、一度、現在開発しているアプリが要件を満たしているか確認してみてください。


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