フルリモートで行う20卒エンジニア新人研修 ~研修成果報告会編~
Photo by Van Tay Media on Unsplash
こんにちは!
あしたのチームでエンジニア・デザイナー採用を担当している齊藤、貫井です。
これまで20卒エンジニア研修をフルリモートで行うにあたり課題、解決方法についてご紹介をしてきました。
そして2020年8月まで行った研修期間「卒業」として、毎年恒例行事として開催している、新卒研修報告会が開催され、わたしたち採用担当もお邪魔してきましたのでその様子をご紹介いたします!
研修報告会の目的
- 研修で学んだことをまとめて発表することでアウトプットの練習の場とする
- それぞれ今後学びたいこと、特にスキルを伸ばしたいこと、得意なことを開発チームに知ってもらい、より多くの機会を得る
概要
- プレゼン時間:約10~15分
- 質疑応答:2~3分
- 発表者:20卒エンジニアメンバー3名
- テーマ:研修で学んだこと
- 資料形式:自由
オーディエンスはSlackのチャンネルで、専用スレを作って、みんなでコメントや質問を投稿しながら参加し盛り上がりました!
ざっくりとした研修課題とスケジュール
プレゼンの冒頭では、どのような研修課題であったかそれぞれ発表いただきました。個々の進捗に合わせて課題内容を調整、フォローし、全員が確実に学べる場が提供されていました。
- 4~6月
- Git,GitHubの使い方
- GitのCommit messageをしっかりと書く
- 万葉課題(環境構築、DB作成、XDの使い方、アトミックデザインの勉強)
- 6~8月
- 大きいアプリをただつくりだけではなく小さいアプリから開発で使うツールやライブラリの正しい使い方を知る
- Slackのtimes channelやScrapboxで情報を発信して、周りと共有しながら進めていく
- Ruby Silver&Gold資格勉強
- フロントエンド、バックエンドそれぞれの課題
- フロントエンド一例
- JavaScript,HTML,CSSへの理解
- Flux-Architectureを学習
- WebPack,Vue,Vuexでアカウントアプリをつくる
- WebPack,Vueでカンバンアプリをつくる
- バックエンド一例
- Ruby基礎学習(書き方、アルゴリズム)
- オブジェクト指向
- calendar作成
- Ruby on Rails(MVCモデル)
- RPGバトルシステム作成
プレゼン内容まとめ
成果物として飲食店のレビューができるWebアプリケーションをつくっている方もいて、プレゼン内容も資料も皆さん個性がでており、良い報告会となりました!
研修開始当初掲げていた目的
- 社内で使われている技術スタックを習得する
- エンジニアとしての働き方を知る
- 自走できるエンジニアになる
- 万葉課題を制覇しアプリケーション開発をする
- プロダクトに使用されている最低限(土台)の技術を学ぶ
研修で学べたこと
- エンジニアとして働いていく上で必要な考え方
- 情報の言語化の重要性を痛感
- 公式のドキュメントとをしっかりと読む
- 解決することの楽しさが感じられた
- 分からないことがあった時のググり力
- 複数人で開発する時に書いて伝えるコツと重要性を理解する
- 複数人での開発を想定したGitの操作方法
研修講師からの総評
「大事なことはきちんと調べること。そして周りとうまく協調性をもって開発していくこと。それはこの研修期間である程度は習得できたと思う。」
「学びきれなかったことはこのあとも1歩1歩、少しずつ覚えていきましょう。皆さんへお伝えしたことは新卒だけでなく、今2~3年目の方にも、研修講師である僕自身にも言えること。一緒に学び続けましょう」と総評をいただきました。
====================================
あしたのチームでは「楽しさと発見」を重視して学びます。そして、先輩や上司に質問しやすい環境とツールが多くあります。
今後もプレゼン大会等のイベントにお邪魔してその様子をご紹介していきます!