今回は、2020年3月~8月期のMVPとして表彰された、シニアコンサルタントの
浄土寺(じょうどじ) 舞さんに話を伺いました。
※シニアコンサルタントの認定取得は、新制度になってから浄土寺さんお一人のみ。
入社前や入社直後は、決して「意識高い系」ではなく、苦労も少なくなかったという浄土寺さん。
1つ1つの壁を乗り越え、サクセスストーリーを描いています。
今、ベンチャー企業に入りたいと強く思っている方も、迷っている方も必見です。
MVPの獲得要因は「1社1社と向き合うこと」
今回のMVPに繋がったのは、コロナウイルスの影響で全社的に数字が落ちたこともきっかけの一つだったそうです。
「出社が自粛され、リモートワークがメインとなったことで、数字や自分たちを見直す時間が増えたことが大きかったです。
世の中が変わっていくなかで、自分たちも学ばないといけない、スタイルを変えていく必要があると強く思い、毎週勉強会を開いたり、1件1件の提案を振り返ったりしていました。
マネージャーからも今後の方向性の共有があったりチームで話し合ったり出来たのも非常にプラスになったと思います。
学ぶことを大事にしながらも、成功パターンを知るだけでは意味がありません。
アウトプットして自分のものにしていくことは意識し続けていました。」
「また入社1年目の終わりごろから実感している変化の1つとして、費用対効果を強く意識するようにもなりました。
あしたのチームのサービスは投資とも言えるくらい、決して安いものではありません。
だからこそいただく費用に対してどれだけ返せるかという責任感を持つようになりました。
それが普段の新規提案時の1社1社に向き合う意識にも繋がっていると思います。
高額なサービスを売るぞ!という意識はなく、目の前にいる企業様のことを考えて提案することは常に心がけています。」
入社早々にぶつかった壁
MVPを獲得するほどの活躍をしている浄土寺さんですが、入社時から苦労した経験もありました。
「3年間を振り返って1番辛かったのは、合格すると1人の担当として、お客様の前に出ることができる給与コンサルタントの社内資格を取るまででした。
筆記とロープレからなる試験は、最短で1ヶ月で取得する同期もいるなか、なかなか受からず、プレッシャーもあってかなり辛かったです。
しかし、同じように認定試験に苦戦していた同期が身近におり、一緒の境遇で頑張れる人がいてくれたのが本当に大きかったです。合格済みの同期たちから認定を取るために役立つような情報を共有してもらったり、先輩方にたくさんフィードバックを受けたりしながら、試験の度に一緒に『次こそは!』と誓い合っていました。」
次にやってきた「売れるまでの壁」
給与コンサルタント合格後、次にやってきたのは、1件売れるまでの“壁”でした。
このときに支えてくれたのは、『上司 』です。
※上司の女性マネージャーである東條さんは、現在も浄土寺さんと同じチームで、チームMVPも受賞しています。
「連日遅くまで、上司にロープレの練習につきあってもらい、何とか最初の1件目を受注することが出来ました。
自分の性格として、“負けず嫌い”というのがあるのですが、それは他人に対してもそうですし、自分自身に対してもそうです。
入社当時は、いわゆる意識高い系のマインドや動きは持っていなかった私ですが、この負けず嫌いの部分が今まで自分を支えてきてくれたし、誇れる部分かと思います。
そこから、2年目の夏あたりには、自分の得意パターンが見えてきて、そこから他の人のパターンも取り入れながら、徐々に契約をたくさん頂けるようになってきました。」
MVPから見た、あしたのチームのやりがいとは
1年目、2年目と壁にぶつかりながらも1つ1つ乗り越えてきた結果、3年目にはMVPを獲得した浄土寺さん。
結果を出し続けているMVPから見て、あしたのチームのやりがいはどのようなものがあるのでしょうか?
「MVPになって、仕事のやりがいや見え方が大きく変わったわけではありませんが、私がやりがいを感じているのは、契約をいただいた後こそが肝心というところです。
最短2ヶ月程度で、人事評価制度を作り、運用していく。さらに、変化していく企業の現状にフィットさせたものに改善し続けていく。
“売って終わり”ではないことは、入社する前から惹かれていた部分でした。
また、あしたのチーム自体も同じ評価制度の枠組みを使い、私自身も評価される側にいます。
これも大きいところで、自信を持ってお客様にすすめることに繋がっています。
あとは、成長スピードもやりがいとして外せません。
成長って、なかなか自分だとわかりにくいものだと思いますが、成長スピードが早いため、自分自身でも成長を実感できます。
そもそも、入社前や入社直後の時期は決して“デキる”ほうではなかった私が、こうしてMVPになれたことも、入社前の自分からは想像も出来ない話でした。
確実に成長を実感しながら、それが自信に繋がり、また成長していくという、いいサイクルが出来ているのではないかと感じています。」
MVPのその先へ
「これからは、個人として数字を追うことはもちろん、リーダー・マネージャーとして育成スキルにも挑戦したいと考えています。
今回受賞したMVPはあくまで個人で数字を追っているコンサルタントとして選ばれたものなので、ゆくゆくはマネージャーとしてチーム単位の達成を目指したいと思います。
私自身、今のマネージャーと一緒に成長させていただいた感覚があるので、今度は自分自身がリーダーとして、新人の育成が出来るようになりたいと考えています。
さらに、私自身がマネージャーになるときには、上職はさらに上の立場になっていると思うので、そういった形でどんどん今のチームを大きな組織にしたいです。」
誰にでもチャンスはある!まずは飛び込んでみるのも大事!
「正直、ベンチャー的に特別“優等生”でもない自分が、MVPを頂けるくらいに成長できたのは、周りの環境が大きかったです。
自分で動くことが求められる環境で、どんどん自分から意見を言って進めていく同期や先輩方を見て、『自分も頑張らなきゃ』と毎日刺激を受け続けていました。
また、『とりあえずやってみよう』『ダメだったらまた聞いてみよう』という、まず動く姿勢も非常に重要です。私の場合は、最初はこれがなかなか出来ずに、殻を破れませんでしたが、日々意識して実践していくうちに、誰でも出来るようになると、今なら言えます。
実は就活当初は知名度重視で大手企業を受けており、私自身ごくフツーの大学生だったと思います‥(笑)
ベンチャー企業が集まるイベントに参加したことがきっかけで、ベンチャー企業にはイキイキ働いている人が多いことを知り、あしたのチームにも興味を持ちました。
『ベンチャーで活躍できるのは、一部のギラギラした人だけ』そんな風に思っている方こそ、ぜひ一緒に働いて、本人が望んでひたむきに頑張れば、誰にでもそのチャンスはあるということを伝えたいです!」
これからも、浄土寺さんの活躍からは目が離せません。
【プロフィール】
浄土寺 舞
2018年入社
コンサルティング本部
第7コンサルティング部所属シニアコンサルタント
第13期上半期MVP受賞