こんにちは!株式会社アルトの採用と広報を担当している田中です!
私たちアルトが企画・開発・提供するサービス「thanks!(サンクス)」は、働くチームメンバー・仲間とお互いに認め合い、褒め合うことを簡単に実践し続けるサービスです。現場でのチームワークが、お客様の笑顔を生み出すことを信じて、そのチームワークを盛り上げたり、活性化させたりすることをお手伝いをしています。
2014年に創立して以降、”一人でも多くの人が、生き生きと働き続ける社会を実現”するというミッションを掲げています。職場の人間関係に悩む人を減らし不幸な離職をなくすために、若い世代の人たちへいいパスを贈るために、日々挑戦しています。
これから4回に分けて、アルト代表の植村のご紹介と、アルト創業秘話、「thanks!」サービスへの想いを語って頂きます。
第1回は、「なぜ、アルトを始めたのか?」をインタビューしました!
-- まずは簡単に自己紹介をお願いいたします!
初めまして、アルト代表の植村です。智幸(ともゆき)という名前なので、気軽に「トム」と呼んでください!(以下トムさんと記載)
簡単に経歴を。国内大学卒業後、新卒入社した総合商社を数年で中退。会社に属さず海外放浪や、カフェプロデューサーをしていた時期もあります。
その後は、McCann Erickson・電通・イデア(独立創業)でリブランディング・マーケティング専門のコンサルタントとして従事し、欧米、アジア、日本の顧客企業の経営者の意思決定を支援してきました。
2014年秋、アルトを創業しました。
一人でも多くの人が幸せに働き続ける社会づくりへ貢献したい。そのために 「世界中のありがとうを人の心を動かすエネルギーにする」というミッションを掲げ、現在はチームワーク強化アプリ「thanks!」を運営しています。
-- 人生遍歴と情報量がすごいですね!経歴上は、総合商社や大企業で華々しいキャリアを築いてきたように見えます。
僕は大学卒業して社会人を日本の総合商社でスタートしたんだけど、、、
なぜかというと、「歌って踊れる商社マン」という昭和の面影を引きずって、憧れで、、、
-- 歌って踊れる商社マン、ザ・昭和!!(笑)
というのはジョークです。(笑)
戦後経済成長した日本が世界に貢献できる仕事につきたい、という漠然とした野望(?)があり、貢献できるリソースが人しかいないと思った商社に入社しました。
念願かなって商社花形の営業部門に所属できました。ただ、一年目はIT部門へ社内研修出向して、SEとしてプログラミング基礎・応用みたいな仕事をしていました。元々IT関連への興味や素養があったわけではなかったので、それはもう、毎日パソコンやUNIX画面に向うのが苦痛で苦痛で仕方なかったことを思い出します(笑)
その傍ら、入社一年目から、後輩の就職活動や仕事に関する相談に乗ってました。バブルがはじけた直後の氷河期だったから、毎日毎日、数人グループ単位でランチ相談会してたし、夜は相談がてらゴハン食べて、また仕事に戻る、という相談無限サイクルみたいな生活してました。
-- トムさんがシステム開発のディレクションにも長けているのはこの経験があったからなんですね!当時から人に頼られている様子がうかがえますが、そこまでくると何が仕事かよくわからなくなりますね?
そうだね、、、(笑)
20代から30代にかけて仕事と並行して、後輩世代の相談を聴き続けたんだよね。
ざっくり数百人はいるんじゃないかな。
--相談を受ける中に、アルトを始めようと思ったきっかけがあるのですか?
簡単に言うと、これはもう、人の相談乗りすぎたんだと思う(笑)
「オリがたまった。」
人の悩みってたまるのよ、澱(オリ)のように体内に。ずーんと。
--それは分かる気がします。。
悩みをきくことでスッキリしてもらえるからそれはいいんだけどね。
でもある日ふと気付いたんです。
ゴハン食べながら相談受けることが多かったんですけど、
「あれ? 俺もしかして、あと10,000回、ゴハン食べなくない?」って。
仮に毎晩夜ご飯を外食したとして30年で10,000回ないぞ、と。つまりあと10,000人しか、救えない。マンツーマンじゃ、限界がある。
それに相談内容って、ほんと同じなんです。
「(職場の)人間関係 」
こればかりは、僕では解決してあげられない。
--確かに、転職理由の殆どは人間関係と聞きます。仕事以外でも人と関わる限り、人間関係は切っても切れないです。
だったら、人を元気にする仕事を創ろう。
これがアルトを始めた理由です。次世代を生きる後輩世代たちが、毎日働くことを、誰かの役に立つことを愉しみながら、生きてほしいという想いが拭えなかった。
極端に言うと、これをやらないと、僕は自分が死んじゃうと思った。
オリがたまってたから。カラダのオリは正直ですから。
だから、アルトを始めたのって、結局、自分を救うためだった、ということに、今、気付きました(笑)。すいません、オチのような、オチじゃないような。。。