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アラヤで働く③ ~プロダクト開発×研究「面白い」を突き詰める! リサーチャー~

こんにちは!採用担当の村松です。

本日は、初の研究開発部メンバーへのインタビューです✨

リサーチャーの野辺さんにお話をうかがってきました!





■アラヤ入社前の経歴を教えてください。

大学時代は、京都大学理学部で生物学を専攻していました。当時はオプトジェネティクスが神経科学で最強のツールだと思っていたので、オプトジェネティクスで使用するタンパク質のエンジニアリング、という少しニッチなことをしていました。

その後修士課程では、神経科学を研究するために、東京大学の大学院に進学しました。

そのまま博士課程に進んだのですが、自分がこれからやりたいことと研究室でできることが異なってきたなどの理由から、博士課程を2年目の途中で辞め、当時からインターンをしていたアラヤに入社をしました。

■アラヤに入社された理由を教えてください。

大学院では本物の生物の脳を扱っていたのですが、僕はもともと「知能」全般に興味があって、個人的に深層学習はもちろんのこと計算論的神経科学や神経シミュレーションなどにも取り組んでいました。そういった知識や経験は後々研究に結びついてくれば良いな、くらいに思っていたのですが、大学院の先輩からアラヤについて聞いたり、自分で調べていくうちに、アラヤだったらこれがもっと早く研究に結びつくだろうなという予感がありました。(そして、その予感は正しかったです!)

また、僕が個人的にゲーム開発などで得ていたUnityの技術を、アラヤにインターンとして入ってすぐに活かすことができ、アラヤが僕の面白いと思うようなことを組織として実践している場所なのだと確信しました。

僕にとってアラヤはプロダクト開発をしながら研究もできるという最高の環境で、今はどれだけ時間があっても足りないという気持ちです。

ずっと神経科学を続けたいとは思っていたものの、アカデミアでは窮屈さを感じることもあったので、アラヤのようなビジョンを持った会社は僕にとって救世主のようなものでした。

■現在されているお仕事の内容を簡単に教えてください。

色々なことをやらせてもらっています!

例えば、脳波だけでPCの操作をすることを目指し、リアルタイムで脳波を取得・解析するシステムの開発を行っています。

その一つの成果として、脳波で動かすことのできるPCゲームを作成しました。コントローラーでの操作は不要で、脳波で念じるだけで画面内の車を動かすことができます。

(参考:https://youtu.be/D3EO8LQnM4s)

これを使用して、社内イベントも行い、盛り上がりました。

ムーンショット型助成金事業にも携わっていて神経細胞の集団の活動を表すモデルを作っています。

それから、今ある技術を応用し、製品化する過程にも関わっており、お客様に試していただくためのデモ版の作成も行っています。

■周りにはどんな人がいますか?

まず一番に思いつくのは、本物のエンジニアがいてびっくりしたことですかね(笑)。

僕はプログラミングに関わるようなことはアラヤに入社するまでは基本的に独学だったので、とても良い刺激になっています。皆さん仕事がめちゃくちゃ早くて、大きなプロジェクトもとてもよくオーガナイズされていて、アイディアにも溢れていて、、、と褒めだすとキリがありません。

アラヤで働くメンバーは何かに取り組む際、「面白いかどうか」でやるかやらないかを判断していると感じています。上長はどんなアイディアも面白がって聞いてくれる方で、自分の成果物も「すごい!」とよく褒めてくれるので、とても励みになっています。

先ほど言った脳波の社内イベントを企画してくれた方々がいて、上長含め皆しっかりふざけることを忘れない人たちです(良い意味で)。

また、色々な国の人がいるので半分くらいは英語で話していて、雰囲気としては海外のアカデミアという感じではないでしょうか。


■お仕事の魅力を教えてください。

個人的な一番の魅力は、先ほども言ったようにプロダクト開発をしながら研究もできるところです。

より一般的には、その仕事内容がAIの社会実装だけではないというところがアラヤの魅力だと思います。例えば、所属しているニューロテックチームでは、非侵襲の仕組みを使った社会で受け入れられやすい脳波のプロダクトを開発することで、ニューロテックの社会実装に挑戦しています。うことで社会に受け入れられやすい脳波のプロダクトの社会実装に挑戦しており、また、アラヤが参画する内閣府のムーンショットプログラムでは数十年後の脳 x AIの社会実装にむけた研究を行っています。


■今後アラヤで挑戦してみたいことについて教えてください。

先ほどUnityを触っていたと言ったのですが、当然ゲームをやるのも好きで、もっとニューロテック x 3DCGみたいなことをしていきたいですね。(もし遠い未来にフルダイブゲームが実現したら、進撃の巨人の世界に入りたいという個人的な夢もあります。笑)

あとこちらはムーンショットでやっている全脳シミュレーションの延長としてなのですが、ヒトの意識の源、また意識を含めた知能が進化的にどこから生まれてきたのかといったことを研究できたら良いなと思っています。

■どんな人と働きたいですか?

先ほども言ったように、アラヤはAIの社会実装だけではなく、数十年後を見据えたプロジェクトがいくつも進行している会社です。

なので、技術があるに越したことはないですが、それよりも夢とか実現したい社会がある人と働きたいと思います。

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