高卒新卒1期生
東京本社で法人営業担当として、法人経由の転勤のお客さまや、新築マンションの一斉入居の取りまとめをする新卒入社1年目の小原さん。実は、小原さんは高卒新卒1期生として、2017年に当社に入社されました。入社の決め手を聞いてみると、「多くの求人票を見ていく中で、アップルの求人票は『笑顔を大切にする』と書いてあり、アットホームさを感じました。」と、入社の経緯を振り返ってくれました。営業事務で仕事を探していた小原さん。入社後、アドバイザーとして仕事をスタートさせました。「イメージしていた営業事務でなく、正直に言うと戸惑ったこともありました」そのような中、小原さんが感じたアットホームさが彼女を救ったと言えます。「娘だと言って可愛がってくれる人や、色々と気遣ってくれる人のお陰で今の自分があると思います」以前、私も感じたことがある「家族的な」雰囲気は当社の大きな魅力だと改めて気付かされました。
会社の代表としての自覚
法人営業として、企業担当者などtoBの対応が多い小原さんは、言葉遣いやメールの文章などにとても気を配っていると言います。「アップルの代表として、話したり、メールしたりしているので、そこで文章や敬語の使い方が間違っていたら良くないと思っています」 なるほど、クレド第16条にある「全員がアップルの代表」を実践されています。小原さん自身もほかの人と話しているときや、もらったメールにおかしなところがあると「大丈夫?」と思ってしまうと言います。これは誰しも思うことだと思います。
クイックレスポンスが求められるメールのやり取りでも必ず読み返してから送信ボタンを押すように気を付けていらっしゃるそうです。意識を向けることによって、「これは大丈夫かな?」と気付くことも増えたと言います。気付いた時にはすぐに調べるなどして、未然に回避するとともに、自分自身の辞書をアップデートされているそうです。「意識しているから気付ける」とても参考になりました。さらに、「できないことはできないが、お客さまとの会話の中で何を優先させるかを引き出して、それに合わせた提案をする」ということを大切にしていると教えてくれました。決められた金額の中ですべてを叶えることは難しいものです。その中で、あいまいな返事をせずに、できない理由をしっかりと明示し、お客さまの優先順位をはっきりさせる。その上で、それらに合わせた提案をすることで、お互いが納得のいく結果を導くことができると言います。この話も示唆に富んでいます。仕事を進める上で、お客さまの要望をすべて叶えることは難しいです。しかし、お客さまの立場に立ち、「なぜできないか」を丁寧に説明し、代案を提示することはすべての仕事に共通します。「聴く力」をフルに発揮し、得た情報の中から、お客さまに満足いただける提案をする。小原さんがお客さまから支持される理由がここに表れています。
素晴らしいチーム
ご自身より比較的年齢が上の男性担当者と話すことが多い仕事上、不快な思いをされることもあるそうです。そのような時に頼りになるのが、偶然にも女性だけで構成されている法人営業チームの仲間です。「比較的年齢が近いメンバーが近くにいて、そのメンバーで話をすることでストレス発散できる」と、チームの雰囲気の良さが伝わってきます。元々は、拠点の数も少ない時に、石田さんと二人で行っていた法人営業。この数年で当社の拠点も増え全国規模となりました。メンバーも5名となり、案件数も増えてきました。そのような中、「法人営業の組織を大きくしたい」という目標を語ってくれました。奇しくも、私が前職の時、石田麻美さんを取材したときに、同じ話をされていたことを思い出しました。同じ目標を持って前に進んでいる法人営業チーム、小原さんの今後がますます楽しみになりました。