(※この記事は2022年8月17日に弊社noteに掲載した内容となっております。)
現在、従業員数も72名(2022年8月時点)と、規模が拡大しているAppBrew。
しかし、まだまだ"スタートアップ"の企業規模です。
そんなAppBrewには従業員が1万、2万といういわゆる”超大手企業”からの転職者もいます!
仕事の裁量からスピード感、気になるお給料や福利厚生の話までじっくり聞きました。
伊勢昇平(いせ しょうへい)
AppBrewの経営企画部で、PL管理や投資家報告、各種KPI管理など管理系業務を担当。
これまで、株式会社光通信、および楽天モバイル株式会社にて、同様の経営企画業務を経験。2022年7月〜現職。
小島 大基(こじま だいき)
LIPSのtoB事業であるSaaSチームにおいて、フロントエンドを中心に担当するエンジニア。
2020年4月〜新卒でヤフー株式会社に入社、広告管理ツールのフロントエンドなどを担当。2022年4月〜現職。Twitter:@jiko_21
ーー元楽天モバイルの伊勢さん、元ヤフーの小島さん。まずはお二人がAppBrewへ転職したきっかけを教えて下さい。
伊勢:いま31歳(2022年7月時点)なのですが、自分の年齢を考えたときに、「元気にフルパワーで働けるのってあと10年くらいかな」と思ったことがきっかけのひとつとなりました。ベンチャー/スタートアップという環境を一度経験してみたいという視点で会社を探し、転職エージェントからご紹介いただいたのがAppBrew。もともと化粧品とも、スタートアップ界隈とも縁遠い生活でしたので、LIPSというサービスも、AppBrewという会社名も知りませんでしたが、知らないことが知れるのは面白い!と転職を決意しました。
小島:前職がインターネット界隈ではありましたし、友人が学生時代にAppBrewでインターンをしていたなど、伊勢さんよりは会社が身近だったかもしれません。エンジニア向け転職サービスを通じて、スカウトをもらったのがAppBrewに興味を持つきっかけでした。友人が働いていたこともあり、コスメや化粧品という商材よりも、働く環境や働く中で学べることを重視しました。
ーーお二人でしたら、他の企業からもオファーがあったのではないでしょうか。最終的にAppBrewにした、決め手はなんでしたか?
伊勢:経営企画に携わる人間として、AppBrewが「IPOの準備中である」というのはとても魅力的でした。スタートアップといいつつ、実態は大企業の子会社であるなど、実質的な経営権が他者に握られているという場合もあるので、会社の資本構成なども細かくチェックしました。最終的には、最終的には、入社後の上長となるCFOの上村さんと面接をした際に考え方や仕事に対する姿勢がマッチした、というのも大きいですね。他にも数社のスタートアップ企業をご紹介いただきましたが、さきほど述べたような理由ですべて一次面接でこちらから選考辞退しました。
小島:AppBrewでのインターン経験者である友人に確認し、「カルチャーフィットすると思うよ」といってもらえたことが大きいです。自分は「10→100」的な仕事が得意なのですが、それができ、且つ求められる環境であるとも感じました。
ーー入社前後でなにかギャップはありましたか?
伊勢:そもそもスタートアップ企業で働いたこともなかったので、想像もついておらず、"ギャップ"は感じていません。たとえば、前職の立派な高層ビルと、AppBrewが入る建物は大きさもきれいさも違いますが、「こういうものなんだ〜」と理解しています。
小島:対して、自分はいい意味でギャップを感じています。エンジニアとしての採用でしたから、主にはコードを書くというイメージだったのですが、思ったよりもPdM的な動きも多いです。希望していた通りとはいえ、想像していたよりも裁量権が大きいですね!また、エンジニアの範囲を超えた発言や行動に対して「それは職務範囲外だ」「越権行為だ」などと、誰かから止められることもまずありません。
ーー 一般的に、なかなか入社できないといわれる大手企業を出る不安はありましたか?
小島:エンジニアなので、転職は技術力勝負の側面があり、不安は感じていませんでした。新卒2年目でスタートアップに採用していただけるということは、それなりに高い技術力があると認めてもらえたということかなと。
伊勢:私もありませんでした。もし前職に戻りたくなれば、受け入れてもらえるだけの評価を得ていたと思うし、別の会社に同じくらいの条件で転職できる経験やスキルがあるとも思っていて、スタートアップに行くことに不安はなかったです。
ーー周囲の方の反応はどうでしたか。特にご両親などは、スタートアップと聞いて心配されるケースもありそうです。
伊勢:もう30歳も過ぎていますし、私の周りは家族・友人含めて、特に反対や抵抗はなかったですね。
小島:自分は多少なりとも周囲からの反応がありまして、特に日本中の誰もが知っているヤフーという企業からの転職ということで家族からは少し驚かれました。ですが、最終的には「あなたの人生だから」として送り出してくれました。
ーー 一方で、就労条件や給与水準などが気になる方もいらっしゃいそうですね。
小島:エンジニアは、大企業・スタートアップといった会社規模というよりも転職に伴って給与が上がっていくことが多い、という印象がありますね。
伊勢:私は前職から金額面でもほぼ変わっておらず、この規模のスタートアップにおいては決して安くない金額を出していただいているので、その分の価値を発揮しなくては、と思っています。給与の金額については「前職キープ」の希望だけは事前に伝えました。福利厚生についても、休暇や保険は整備されていますし、最近では企業によって大きく差がつかなくなっていると思うので気になりません。
入社後の給与の上がり方について (※AppBrew人事より補足)
スキルやプロフェッションに見合った給与とするために、評価は成果に応じて360度評価を行い、適切に評価される&集中できる環境づくりを目指しています。もちろん個人のスキルやがんばりによるところは大きいですが、個人の成果が迅速に反映されやすい評価制度ということもあり、結果として、入社1年以内の昇給率は70%となっています。https://appbrew.io/careers/
ーーお二人が感じる、AppBrewの魅力とはなんでしょうか。
伊勢:私の場合、まだ働き始めたばかりですのであくまで印象論になってしまいますが、仕事の自由度が高い、というのは感じています。自分の職務領域についてはプロセスから意思決定まで全面的に"委ねられている"と思っており、そこが魅力的です。また、自分の所属する経営管理部は、法務や人事、経営管理まで少ない人数で全てをカバーしています。法務部・人事部・経営管理部が独立しており、それぞれ何人もメンバーがいた前職と比較すると、この少人数でIPOの準備まで担っているとは、尊敬します。
小島:社員数が少ないので、コミュニケーションが取れていると感じます。また、Slackのtimes(個人の分報)の文化はいいですね。それぞれの人がなにを考えているのか、思考の断片が見れて面白いと思います。また、受注やリリースなど、なにかいいことがあるとスタンプがたくさん来るのですが、それがうれしい。リモートで顔を合わせない人もいますが、対面での会話以外の手段を通じてコミュニケーションを取れていると感じます。
ーー最後に、AppBrewに関心がある採用候補者の方に向けて、メッセージをお願いします。
小島:大きい会社には、大きい会社のやりがいがあるとは思いますが、その中でフラストレーションを感じている方や、壁にぶち当たっているという人にはおすすめの環境です!AppBrewは部門の壁もなく、どんどん新しい可能性に気づくことができます。たとえば自分は技術者ですが、この会社にきて企画の仕事も好きなことに気づき、ビジネスパーソンとしての視野が広がったと思います。
伊勢:私もまだこの環境に体を慣らしている最中ではありますが、入社されたら一緒にがんばりましょう!