はじめに
AppBrew でエンジニアをしている akkey(あっきー)です。
iOS, Android アプリ開発者向けの勉強会で、今回が82回目となる potatotips を弊社AppBrewが主催させていただきました。
6/20に開催され、現地参加25名、オンライン最大同時接続数56viewと大盛況となりました!!このレポートでは各登壇者の発表をご紹介するとともに、勉強会全体を振り返ります。
ライトニングトーク
今回の勉強会ではライトニングトーク(通称LT)形式(1人5分間)で、iOSアプリに関して5名の方、Androidアプリに関して5名の方に発表していただきました。
ここから、ご登壇いただいた内容を紹介します。発表スライドと合わせて YouTube Live のアーカイブも是非ご覧ください!
Quickを利用したUnitTestにおける細かなTips
fumiyasacさん
Quick の使い方をサンプルコードを元に紹介してくださいました。RSpec のドキュメントも参考にすることでさらに理解の解像度を上げることができるという Tips もありました!
KMM&Compose MultiPlatformで始めるクロスプラットフォーム開発
akkie76さん
複数のプラットフォーム間で UI レイヤを共有できる Compose MultiPlatform を紹介してくださいました。まだサポートされていない機能への対応方法はメモ必須の Tips でした!
String Catalog
かむいさん
WWDC23 で発表されたばかりの新機能、String Catalog を紹介してくださいました。まだ WWDC の動画を見れてない人や多言語対応を行っているプロダクトを運用されてる方必見の内容でした!
Wear OS Latest Topic & Improving Wear OS App Usability
Kenichi Kambaraさん
Google I/O 2023 で発表された最新機能をはじめ、Wear OS に関する Tips を紹介してくださいました。スクリーンキャプチャで説明していただいた部分もありますので、見逃した方は YouTube のアーカイブをご確認ください!
XcodeのSwiftファイルのデフォルトのヘッダーコメントを変更する
sugiyさん
Swift ファイルの先頭に自動挿入されるヘッダーコメントを変更する方法を紹介してくださいました。SwiftPM を利用している場合も対応可能で、チーム開発必須の Tips でした!
Material designのWindow size classについて
oydkuさん
非常に多くの画面サイズを考慮する必要のある Android で重要になる Window size class を紹介してくださいました。デザイナーの方と再度振り返りたくなる発表でした!
iOSアプリ開発でGitHub Actionsのself-hosted runnerを使う
yorifujiさん
GitHub Actions における self-hosted runner のメリデメや使い方を紹介してくださいました。GitHub-hosted runner の費用に課題を感じている方には朗報となる Tips でした!
Actを使ってGithub Actionsの動作を確認する
horitamonさん
GitHub Actions をローカルで実行できるツールである Act を紹介してくださいました。ビルド時間が長くなる傾向のあるネイティブアプリ開発者にとっては導入必須のツールかも知れません!
Swift OpenAPI Generator 入門
kamikamiさん
Swift OpenAPI Generator の導入手順を紹介してくださいました。一度実装すると、なかなか大きな変更を加えることがない低レイヤー実装ですが、このツールは使ってみたいと思った方も多いと思います!
LIPSでのJetpack Composeアニメーション実装事例
yasi_kawamotoさん
Jetpack Compose におけるアニメーション実装を LIPS の事例とともに紹介してくださいました。登壇資料も Kotlin で書かれたアプリケーションとして作られていますので、見逃した方は YouTube のアーカイブをご確認ください!
単体テスト、マルチプラットフォーム、Wear OS、CI などなど幅広い領域をテーマとした発表があり、多くの方に楽しんでいただけたように感じます。当日の盛り上がりは YouTube Live のアーカイブや Twitter から感じ取っていただけると思います!
さいごに
現地・YouTube Live でご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
実は、弊社主催のイベントでハイブリット形式を行うのはこれが初めてでした。運営チームでは、振り返り会も先日行いまして、今後のイベント開催に向けて動き始めています。
また皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
We are Hiring!
弊社では今回のような技術イベントだけでなく、社内で「華金勉強会」という勉強会も開催しており、定期的なアウトプットの場を設けています。これらを通じて技術領域の幅を広げ、マルチスタックに活躍するメンバーも多いです。
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