1
/
5

なにをやっているのか

【Antaa QA】医師同士のオンライン医療相談プラットフォーム
Antaa(アンター)は、現役の医師たちが創業した医療系スタートアップです。提供するのは、医療の現場を“つなぐ”プラットフォームです。医師同士が知識や技術を提供し協力しあえれば、患者の命を“つなぐ”力は医師1人で立ち向かうよりも必ず大きくなる。その想いを、私たちはサービスとして形にしました。 【提供しているサービス】 ◆医師同士のオンライン医療相談プラットフォーム「Antaa QA」 ◆学会や研究レポート・勉強会の発表資料をシェアする「Antaa Slide」 ◆医師・医学生に学びを提供する動画サービス「Antaa Channel」 ◎成長を続けるAntaaのコミュニティ 事業の柱となっているのは、医師と医師がオンラインでつながり、治療に関する疑問や医療現場の課題について相談しあえる「Antaa QA」。投稿された質問への回答率は98%、しかも平均15分で回答が来るというスピード感、また“実名制”であるという点から信頼性も高く、医療現場の悩みに応えています。他にも医療知識のアップデートに役立つ多彩なサービスを展開し、弊社のコミュニティに参加する医師の人数は5万人を超え、全国の医療現場へ急速に普及するプラットフォームとなっています。 【Antaaの“これまで”と“これから”】 ■これまでの歩み ・2016年4月:整形外科医だった創業者2名が、「現場だけでなく他の医師の力になれないか」という考えから、LINEを使ったプライマリケア医向けの相談を開始。24時間365日、骨折の対応や外傷の相談などを受けつけたところ、休日や夜間を中心に多くの相談が寄せられ、悩みを抱える医師の多さを実感しました。 ・2017年3月:仲間の医師30人の協力のもと、互いに相談しあえる『Antaa QA』をスタート。 ・2024年1月:医師の参加人数は5万人以上へ拡大。 JMDCグループに参画し、次なるステージに向けたサービスの向上、組織としての拡大を目指しています。 ■これからの計画 ・2024年:全国の研修病院や中核病院、離島で働く医師が利用するプラットフォームとしての普及を目指します。また、大学にも導入され、「医師を目指すならAntaa」という存在となるべく、更なる認知度向上に努めます。 ・2026年:日本中の医師が勤務時間に“当たり前に使うサービス”への成長を目指します。 ・2031年:海外でも展開し、様々なネットワークがつながる世界の実現を目指します。 【直近のトピック】 ◆医療ビッグデータ業界のパイオニア、JMDCグループに参画(2021年8月) https://corp.antaa.jp/news/20210831 ◆千葉県「難病医療提供体制整備事業」の一環で「AntaaQA」利用開始(2021年1月) https://corp.antaa.jp/news/antaaqa-1 ◆三重県の「クリ“ミエ”イティブ実証サポート事業」に採択(2020年11月) https://corp.antaa.jp/news/mie ◆京都市「スタートアップによる新型コロナ課題解決事業」に採択(2020年8月) https://corp.antaa.jp/news/af5zxpxc2hajwry7xkfblda7k8p72p ◆2.3億円の資金調達を実施(2020年5月) https://corp.antaa.jp/news/bg8lbww4st8wjzwnfalslkj37x9znz 【受賞歴】 ◆スタートアップビジネスコンテストいしかわ2019 最優秀賞 ◆未来2019 IT融合部門 最優秀賞/ III GAPグラント“MIRAI” ◆ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019 優秀賞 ◆青山スタートアップアクセラレーション 優勝 ◆TECH LAB PAAK第11期 オーディエンス賞 Tech Crunch Japan賞 ◆IBM Bluehub 第3期 DemoDay 最優秀賞 SoftBank賞 【メディア掲載歴】 ◆テレ東プラス/ワールドビジネスサテライト https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2018/017579.html ◆日テレNEWS24 http://www.news24.jp/articles/2018/05/22/07393673.html ◆Startup Times https://startuptimes.jp/2018/03/27/82099/ ◆coFFee doctors http://coffeedoctors.jp/doctors/3639/

なぜやるのか

WBS出演
2016年創業
【医療の現場がどうしても抱えている課題】 一人の医師の能力には、限界があります。 当直中の夜間に急患が来院した場合や、診療科別の医師が不足している現場など、専門外の症状に対応しなければならないシーンも多々あります。 自分の専門外の領域を調べるのに時間がかかってしまえば、刻一刻と本来提供できたはずの医療が提供できなくなっていくでしょう。しかも日本は、世界に先がけて超高齢化社会となった国。2012年の文献によると65歳以上の高齢者のうち2人に1人は複数の病気を抱えています。医師個人の力が及ばないというケースは、ますます増えていくことでしょう。 【「目の前の患者さんを救いたい」という医師の想いに応えるために】 どんな時でも現場の医師は、目の前の患者さんに常に全力で向き合っています。全力でこの患者さんを助けたいと思っています。ただ、一人の能力だけでは限界があります。どうしても、経験やリソースが足りず最善の治療を施せないこともあるのです。 これらの課題を解決するため、弊社では「医師が疑問に思った時に、知りたい情報へ素早くたどりつける」ようサポートするサービスが必要だと考えました。 その答えの一つが、医師同士のコミュニティを生み出すこと。一人だけでは力が及ばずとも、多くの医師が協力しあえれば確実に、今よりも多くのケースで命を救えるようになります。ICTの力を活用することで、「医療をつなぎ、いのちをつなぐ」。それが、私たちのミッションです。

どうやっているのか

-UNITED MEDICAL LEADERS- UMLは「同世代の医師と出会える場所, つくります」を合言葉とする医師医学生セミナー/交流会です. 出身大学や診療科, 地域の枠を超えて同じ場所, 時間を共有し, 医師医学生から医療の現場を変えるべく, 可能性を広げることを目指しています.
外部のイベントや学会などでもAntaaの活動を発表しています。
【医療そのものを発展させるサービスへ】 単純に、システムやプラットフォームを用意したというだけではありません。現場へ普及させるために何より大切にしているのが、ユーザーの視点。開発やCSのメンバーが連携しながらユーザーの声を集めてサービスや機能をブラッシュアップし、またスムーズなコミュニケーションをサポートするために工夫を凝らし、さまざまな取り組みを続けています。 ◎取り組みの例 ・相談する医師が質問しやすくなるように質問テンプレートを作成 ・質問が投稿された時に、該当の診療科の先生への通知機能 ・回答を投稿してくださった医師へのお礼メール送信 ・質問とやり取りを多くの医師に診てもらうため、オンライン配信等での紹介  …など 医師が診療時間で何か知りたいと思った時に「Antaa」を想起してもらえるように、またスライド・動画・相談を通した知見やつながりによって医療が発展するように、チーム一丸となっています。 【Antaaの“これまで”と“これから”】 ■これまでの歩み ・2016年4月 整形外科医だった創業者2名が、「現場だけでなく他の医師の力になれないか」という考えから、LINEを使ったプライマリケア医向けの相談を開始。24時間365日、骨折の対応や外傷の相談などを受けつけたところ、休日や夜間を中心に多くの相談が寄せられ、悩みを抱える医師の多さを実感しました。 ・2017年3月 仲間の医師30人の協力のもと、互いに相談しあえる『Antaa QA』のサービスをスタート。 ・2020年5月 『Antaa QA』に参加する医師が1万2000人を突破。 ・2023年3月(現在) 医師の参加人数は9万7000人以上へ拡大。 JMDCグループに参画し、次なるステージに向けたサービスの向上、組織としての拡大を目指しています。 ■これからの計画 ・2024年 全国の研修病院や中核病院、離島で働く医師が利用するプラットフォームとしての普及を目指します。また、大学にも導入され、「医師を目指すならAntaa」という存在となるべく、更なる認知度向上に努めます。 ・2026年 日本中の医師が勤務時間に“当たり前に使うサービス”への成長を目指します。 ・2031年 海外でも展開し、様々なネットワークがつながる世界の実現を目指します。