異文化共生をテーマにグローバルとローカルを繋ぐグローカルコミュニティを運営する株式会社CO&COは、この度、新大久保フードラボ Kimuchi, Druian, Cardamom,,,(略称:K,D,C,,,)において、初の外国人向け*のこども食堂を開催しました(第1回2022年10月29日、第2回2022年12月17日)。
日本には多くの外国籍の方々が居住していますが、日本語や経済的な問題から地域社会と孤立している状況もあります。また新大久保は日本有数の多国籍タウンですが、地域コミュニティも国籍ごとに存在し、必ずしも相互に交流が盛んとは言い難い状況です。特にこどもたちはその影響を受けやすく、共存はしているものの、共生には至っていないという分断の溝が埋まらない状況が生じています。
今回のこども食堂は、そのような家庭のこどもたちがボーダレスに繋がることで、国と国、街と個人が融和していく機会の創出を目指しています。何より、折角日本に来ている外国籍のこどもたちに言語や出自に関わらず、居場所と感じられるThird Spaceを創っていきたいと考えています。そのような考えに共感するパートナーや個人と共に、外国人向けこども食堂のプロジェクトがスタートしました。グローバルというテーマ性から "トビタテ!留学JAPAN" メンバー、そして貧困家庭支援の側面から "認定NPO法人キッズドア" の企画・運営協力を得つつ、新大久保フードラボのネットワークを駆使した食材協賛により、本企画が実現しました。また新大久保の本拠地を置き、個人向けの海外送金支援で日本中の外国人の方々を支えている "KYODAI Remittance(株式会社ウニードス)" のバック・アップも受けて、街に根ざした活動にもつなげていこうとしています。
10月と12月の2日間の開催で約80名が参加し、うち外国人の方が30名程度参加されました。街の巻き込みや外国人のこどもたちの参加については課題も残りますが、回を重ねるごとに改善を繰り返し、今後も「街角にある世界への扉」をコンセプトに多様な人と人がつながり、一歩踏み出すきっかけとなるような共育・共創・共生のコミュニティ創りを加速していきます。
*外国人中心としていますが、日本人の方もお受け入れしています。
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▼主催:K,D,C,,,(株式会社CO&CO)
▼協力:トビタテ留学!JAPAN、認定NPO法人キッズドア、KYODAI Remittance(株式会社ウニードス)
▼協賛:
・薄井青果株式会社:野菜各種
・株式会社つじ農園:お米
・エスビー食品株式会社:カレー、スパイスなど
・株式会社おとうふ工房いしかわ:お豆腐関連
・有限会社明成(姫こっこ倶楽部):天草大王(地鶏)
・Asakara:ヘンプパウダー
・株式会社WORLD FESTIVAL:世界の食の映像
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