バンクシーや奈良美智、アンディ・ウォーホルなど現代アートの巨匠たちの作品が揃う、日本初、アートの共同保有プラットフォーム「ANDART」は、現在1万2000人を超える会員を有し、さらなる事業拡大を目指しています。
世界中のアート市場は更なる拡大を続けていますが、一般的にはどうしても敷居が高く感じられてしまうイメージがあるのがアートです。そんなアートをもっと身近に、そしてアート市場をもっと活性化するために、ANDARTは様々なバッググラウンドや視野を持ったメンバーでチームを構成し、日々業務に取り組んでいます。
ANDARTのマーケティングを支えてくれている清水花織さんは、2020年に業務委託としてANDARTにジョイン。ユーザー獲得や認知拡大、メンバーのマネジメントなど幅広い業務に取り組んでいます。そんな清水さんに、ANDARTに入るまでとこれから、ANDARTで働く魅力や面白さなどについてお話し頂きました。
ビジョンの合致がジョインの決め手
――まずは、清水さんのANDARTでの役割や仕事の内容を教えて下さい。
マーケティングチームで販売と集客、CS、メンバーのマネジメントを担当しています。それとは別にメディアチームのマネジメントもしていて、そこではアートに関連するニュースや記事を出しています。
――清水さんはANDARTにジョインするまで、どんな仕事をされていましたか?
元々アートが凄く好きだったので、大学では美術史コースを専攻して、主に19世紀のヨーロッパの芸術について学んでいました。でも、新卒のタイミングではアート業界では働くというよりは、インターネットという第一線の成長産業でビジネス感覚を身につけたいと考えていたので、動画配信サービスを運営している会社に入社しました。そこでコンテンツマーケティングやto B向けの営業をメインで担当して、コミュニケーションアプリの会社に転職し、しばらくして営業職からto B向けのマーケティングにキャリアチェンジしました。
――それからどのようにANDARTに出会い、ジョインに至ったのでしょうか。
長く仕事をしていく中で「私のコアってやっぱりアートだな」と思い始めて、業界を変えようかと色々と探していた時に「アート×テック」を掲げているANDARTを見つけました。私のアートが好きという気持ちと、デジタルとビジネスの観点でアートを盛り上げていきたいという気持ちに凄く合致しているなと思い連絡しましたが、その時は募集している職種はないとのことだったので、ANDARTのことは半年くらい頭の片隅にはありつつ、特にアクションは起こさない日々が続きました。
そんな中、ANDARTが若手アーティストの展示を企画していたのを見て「オンラインだけじゃなくオフラインで触れるリアルなアートも大切にしているんだ。やっぱりこの会社いいな」と思い、改めて「何かしらお手伝いしたいです」とメッセージを送ってジョインしました。
――ジョインの決意をさらに後押しした決め手は何かありましたか?
アートはなんだか難しいと思って一歩踏み出せないような人達の敷居が下がって、アートを好きになってくれる人が増えたらいいなということを個人的に昔から思っていたので、代表取締役CEOの松園さんが初めて面談した時におっしゃっていた「アートの敷居を下げたい」というビジョンに強く共感したことが大きな決め手となりました。
正解は自分たちで創り出す、エネルギッシュなマーケティングチーム
――清水さんがマネジメントするチームはどんなミッションを持って動いていますか?
メディアチームも含めると主にふたつあって、ANDARTのサービスをユーザーさんに広く知って頂くことと、私達が扱っているオーナー権の売りをしっかり立てていくことが大きなミッションです。ユーザーさんの目線を大切にして様々な集客手段を考えて、時にはメディアチームと連携して記事を配信し、販売を促進させていくための施策を打ち出しています。
――マーケティングチームはどんな人が働いていて、どんな雰囲気のチームですか?
現在のメンバー構成は7人で、「ANDARTのサービスが好き」「アートを広めていきたい」という情熱を持っているエネルギッシュな雰囲気のチームです。
――清水さんはANDARTでどんな働き方をされていますか?
業務委託なので、本業の合間の朝と夜や土日に時間を見つけて作業しています。私はアートが好きな気持ちがANDARTで働く原動力になっているので、そういった隙間時間にあれこれ考えて楽しみながら日々働いています。
――ANDARTのマーケティングチームで働いていて感じる仕事の面白さは何でしょうか?
アートの共同保有という領域は、新しいビジネスモデルで集客も販促もまだ明確な答えがないところが凄く面白いなと思っています。もちろんその分考えないといけないことはたくさんあって難しさもありますが、固定概念を取り払い、仮説を立ててチャレンジする度に良い点や悪い点がどんどん見えてくる楽しさがあります。
ーーこれまでにチームでしてきたチャレンジで発見できた良い点や実際にユーザーから挙がったポジティブな声はありますか?
オーナー権を保有する会員様限定で3月に開催したピカソとバンクシーの展示イベントでは、「オーナーだからこそのリアルな鑑賞体験はユーザーさんにとって貴重なものになるのでは」という仮説を立てて企画を行いました。結果、ユーザーさんから「そういった特別感や優越感をくすぐるようなイベントがあるのは嬉しい」というお声を頂き、キャンペー全体として売り上げも好調で終わることができました。
デジタルでアートを共同保有するサービスなので、完全にデジタルに振るのが良いのか、オンラインとオフラインを融合させるのが良いのか。まさに正解がないところでしたが、仮説が当たってユーザーさんに喜んで頂けましたし、効果も出るということが検証出来て凄く面白さを感じることができた経験でした。
人との繋がりを大切にするアートテックカンパニーの内側
――清水さんがこれまでに所属したチームや会社とANDARTを比べて、何か違う点があれば教えて下さい。
「情熱の総量」が違うと思います。今まで大きめの会社で働いていたので、周りも自分の仕事にプライドや愛着を持っている方は沢山いましたが、そもそも自分がサービスを動かしている実感がそこまで強くないせいか、サービスとの距離が遠いというか。反対に、ANDARTは「アートが好き」「アートを変えていきたい」という情熱を、ANDARTというサービスに投影して入ってこられる方が凄く多いので、自発的に意見を出してくれたり、部署をまたいでの意見交換にも抵抗がなかったり、そういう意味で熱量が高いチーム・会社だなと常々感じています。
――ANDARTで実際に働いてみて、入社前とのギャップを感じたことはあるのでしょうか?
私が思っていたよりも「人との繋がり」を凄く大切にしているなと感じました。ANDARTはまだ新しい会社な上に、アート業界に共同保有などの新しい概念を持ち込んでいるので、これまでアート業界を支えてきた既存のプレーヤーの方々と信頼関係をしっかりと築く必要があります。そのために丁寧に相手の立場になって、どんな言動・行動を取るべきか、CEO松園さんをはじめとするメンバーの皆さんが、細かい一つひとつのコミュニケーションを考え抜いているなと思うことが多くありました。
入る前は「テック」を押し出しているスタートアップというだけあって、あまりヒューマンタッチな部分は多くないのかなというイメージがあったのですが、入ってみるとANDART内だけでなく、アート業界の人達との繋がりやコミュニケーションをとても大切にしていたので、そこは良い意味でギャップがありました。
個性を受け入れ合うのがANDART
――清水さんから見た、代表取締役CEO松園さんはどんな方ですか?
沢山の人を惹きつける不思議な魅力がある方だなと思います。「人との繋がり」を大切にするANDARTのサービスの中心にいつもいるのが松園さんですし、松園さんのビジョンの実現に向けて、自分の時間や熱意を投じたいと思わせてくれるような方です。
――ANDARTで一緒に働くメンバーの魅力は何でしょう?
皆さん良い意味で、何かしらどこかがすごく尖っている印象があります。ANDARTを良くしたいとか、新しい領域を開拓したいという情熱的な部分を持っている共通点はありつつも、皆さんそれぞれが違う個性を持っていて、「どうしてここまで違う個性の人同士が集まって成り立っているんだろう?」と不思議になるくらい多様性のあるチームだと思います。あとは妥協する人が少ない印象で、なぜそれをANDARTがやるのか、を常に突き詰めて議論することを大切にしている人が多いと感じています。
――どんな人がANDARTで働くことに向いていそうだと思いますか?また、清水さんはどんな人と働きたいですか?
まずは圧倒的に多様な個性を抵抗なく受け入れられること、そして相手の個性を受け入れた上で、自分の考えを妥協せずに外に出していける方が向いているのかなと思います。あとは、このサービスを大きくしたいという熱量が高いチームなので、そこに引けをとらないくらい熱い思いを持っている方や、個人的には正解のない領域で一緒に正解を探していくために、日々活発にディスカッションが出来る方と一緒にお仕事ができたらいいなと思います。
ーー最後に、清水さんが今後ANDARTで実現したいことを教えて下さい。
私は、何となくアートに壁を感じてるけど「ANDARTだったらやってみてもいいかも」と思ってもらえるような、ユーザーさんがまず最初に手を出しやすいサービスにしていきたいという思いがあります。そのためにユーザーさんのお声を一つずつ丁寧に拾い上げながら、このサービスがユーザーさんも熱量を持って楽しめるものになるように、引き続き尽力し続けたいと思います。
アートは「潤沢な資金がある人のもの」というイメージを持っている人に対して、アート保有の概念を覆す日本初のアートの共同保有プラットフォーム「ANDART」。その新しいサービスは徐々に認知され、利用者数もぐんぐんと伸びています。ANDARTは更なる飛躍を目指し、個性豊かなチームにジョインして働いてくれる人材を探しています。アートが好きな方はもちろん、まだ世の中に広まっていないユニークなサービスを広めていきたい、ANDARTで一緒に日本のアート市場を拡大させたいという方は、ぜひ応募をご検討下さい。