2022年、アミタは事業ビジョン である「エコシステム社会構想2030」を発表し、全ステークホルダーとともに、発展すればするほど自然と人間関係 の豊かさが増幅する、持続可能な社会の構築に挑戦しています。
※紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=UppbLLXn-20
今までの社会は、「安定していること=安心できること」だと考えられてきました。
しかし、パンデミックや災害、戦争が起こるたび、私たちは当たり前だと思っていた社会の在り方が、「意外と弱くてすぐ崩れてしまう」ということを痛感してきました。こうした先の見えない不安定な時代に、アミタがヒントを得たのは「自然の生態系(エコシステム)」です。
自然の世界では、状況がどんどん変わっていっても、生き物たちはお互いに影響しあいながら、そして、自分たちも変わり続けていきます。そうすることで、全体として、安定的でバランスの取れた状態を保っているのです。
アミタは、そんな自然の仕組みのように、人や自然、モノ、情報、そして人の気持ちまで、何一つ無駄にしない「循環」と「関係性」という価値を、ビジネスを通じて生み出します。
その価値は、産業や私たちの暮らしにも還元されていくことで、社会全体がより豊かになっていきます。それはまるで、すべてがつながり、めぐっている自然の生態系に似た関係性のネットワーク。アミタが目指すのは、そんな持続可能な「エコシステム社会」です。
では、「エコシステム社会」をつくるために、アミタでは具体的にどんな事業を行っているのか。その一部を、ご紹介します。
①サステナブル経営移行支援(Cyano Project シアノプロジェクト)
企業の経営をサステナブルな形に変えていくため、戦略を立てるところから、実際に行動するまで全部まとめてサポートするのがアミタの「Cyano Project」です。
企業が変わることで、そのまわりの産業も変わり、やがて社会全体が変わっていく。
つまり、持続可能な社会をつくるためには、会社の経営のあり方を変革していくことがとても大切なのです。
https://recruiting.amita-hd.co.jp/works/business/
②産業廃棄物の100%再資源化
いまだに多くの企業が地下資源(天然資源)の大量消費に依存しています。しかし、近い将来、多くの資源がとれなくなり、安定的に使うことが難しくなると言われています。
限られた資源をめぐって行われる紛争や、資源の採掘による自然破壊が深刻になっているなか、先進国では、資源を使って作られたものが大量に廃棄されています。こんな社会は持続可能とは言えません。
アミタでは、「この世に無駄なものはない」という信念のもと、廃棄物を原料に、地下資源に代わる良質な「サーキュラーマテリアル(地上資源)」を製造しています。
https://recruiting.amita-hd.co.jp/works/zero-emission/
③持続可能なまちづくり
現在、地域では、人口の減少や少子高齢化、雇用の縮小、社会保障費の増大といった
課題が深刻化しています。アミタでは、こうした課題に対して解決できるような改革を目指して、持続可能なまちづくりが実現できるようなインフラ「MEGURU STYLE」を開発しています。
「MEGURU STYLE」は、人と人がお互いに助け合い、資源も無駄なく使えるような生活スタイルをつくるためのサービスです。
地域住民、企業、自治体と一緒に協力し、資源を無駄なく循環させ、住民同士の関係性が深まるような、そんなコミュニティづくりを行います。
https://recruiting.amita-hd.co.jp/works/region/
④環境認証審査サービス
地球のすべての生き物は、豊かな森林と広大な海によって支えられています。
しかし今、急速な人口増加や、行き過ぎた工業化の影響で、森林や海にある貴重な資源が危機的な状況にあります。アミタでは、環境に配慮した商品につけられる、環境エコラベルの認証審査サービスを行うことで、自然環境を守り、資源豊かな社会づくりに貢献しています。
https://recruiting.amita-hd.co.jp/works/certification/
⑤ 海外事業
気候変動や資源の枯渇、自然環境の保全や、生物の多様性の劣化などは、今や世界共通の課題です。
アミタは、長年日本で培ってきた資源循環に関する知識や経験、ネットワークを活かして、各国の政府や大手企業と手を組んで、資源や関係性が循環する事業を展開しています。
https://recruiting.amita-hd.co.jp/works/overseas/