AMDlab Inc.
https://amd-lab.com/
こんにちは!株式会社AMDlab採用担当の加賀美早希です。今日は弊社CEO藤井さんへのインタビューです!藤井さんは、神戸大学大学院を卒業後、松田平田設計で建築設計者として勤務。2019年1月に大学の同級生だった松原さん(現CTO)と共にAMDlabを設立されました。
普段知ることのできない藤井さんのお気持ちをじっくり聞いていこうと思いますので、是非ご一読ください!
建築が好きで、新卒では設計事務所に就職し、構造設計者として働いていました。プログラミングを知ったのは、学部時代にアルバイトをしていた構造設計事務所で、VBの勉強を勧められたのがきっかけでした。その後は勉強がてらそれでゲームを作ったりしていました。当時はそのスキルをあまり活かせていませんでした。使い所がわかっていませんでした。学部の研究で実大木造建築の振動実験を行い、大量の計測データに溺れ、到底人の手だけでは処理しきれず、プログラムを書いて初めてITの力を実感しました。また、留学したワシントン大学ではデジタルデザインに触れ、初めてITが設計の中で活かされる感覚が養われたと思います。大学院では解析系の研究をしていて、毎日プログラムを書いては数値を睨んで分析する日々を過ごしました。就職後も設計の傍ら便利ツールを多数自作していました。会社を立ち上げた時は、大きな不安は無く、むしろ今やらないと後悔するし、失敗するなら今のうちと思ってました。経営するという感覚が今よりもなかったですね。プログラムを書いて社会に貢献できるワクワクの方が大きかったですね。
うまくいったと思うことは、良いお客様や良いメンバーが集まったこと。人に恵まれていると思います。失敗だったと思うことは、時間の使い方。会社設立後は分からないことばかりで、今思うと悩むより先に専門家に任せるべきことは多かったなと。もっと効率的に時間を使えたなと思います。あと小さな失敗はしょっちゅうします。笑 あの時こう伝えればよかったとか、こういう方針にすればもっと工数を削減できたとか。けどすぐに反省して糧にするようにしています。
設計者の力になりたいとか、もっと効率の良いプロセスを生み出したいといった根本にある思いは全く変わっていないです。ただ個人も会社も成長するにつれて、気持ちの変化は常にあります。最初松原と2名でやっていた時はバリバリのプレイヤーでしたが、今は総勢40名くらいになって私の役割も変わってきています。個人ではできないことをチームで成し遂げたいと強く思うようになりました。
設計の楽しさや苦労を、実務を通して経験したからこそ、もっと良い設計体験を追求したいという好奇心が大きいのかもしれないです。もちろんそれで良い建築ができることが喜びにも繋がっています。ITの進化速度は凄まじいですが、新しい技術を知るたびに、これをどう建築に使えるだろうかと想像してしまいます。ついワクワクして動いてしまうのです。
チームで動くために会社に必要な仕組みやルールの構築にプロジェクトの稼働以外で社員自ら人工を割いて貢献してくれることです。会社のバリューにも「勠力協心」を掲げているのですが、誰もやらないことをチームのことを考えて動ける姿勢は非常に高く評価しています。
私は今年の年初に目標を掲げたのですが、その一つがチームとしてより一体感を持って動ける土壌の構築や文化の醸成でした。人事評価制度の構築や社内ドキュメントの整理、より働きやすい環境の実現など社員一丸となって試行錯誤しながら取り組んでいます。またもちろん売上目標も立てており、目標達成に向けて有効な施策を随時考え、実践しています。
お忙しい中丁寧にご回答いただき有難うございました!今回は藤井さんの過去、そして現在にフォーカスした質問でした。次回は藤井さんが考える会社の未来像を深堀していこうと思います。お楽しみに...!
AMDlabでは日々建築DX推進のために開発を続けております。インタビュー記事を読んで少しでも弊社の取り組みにご興味をお持ちいただけましたら、下記HPにて詳細をご確認ください!
【会社HP】