こんにちは、APVインターンの三上です。APVで働くスタッフの方々を紹介するこの企画。
第15回はゲーム制作への情熱に溢れるエンジニア、Dungさんにお話を伺いました!
━ズンさんはとにかくゲームを作るのが好きと伺いました
そうなんです、プログラミングを勉強するようになったのもゲームがきっかけです。もともとゲームをすることにハマりにハマっていて、ゲームをする人向けのツールやサービスを作りたいと思い学習をはじめました。ただ勉強しているうちに、ツールではなくゲームそのものを作る方がエキサイティングだと感じたんです。これまで、社会人になってからだけではなく学生時代にもたくさんのゲームを作ってきました。
━これまで作ったゲームで一番面白かったプロジェクトはなんですか?
オルトプラスの最初のゲームだった「ダービーロード」のアプリ版を作った時です。
ダービーロードは競馬のゲームなのですが、そもそもゲームとしても面白いし、3Dと2Dの両方を開発できたので技術的な意味でも非常にやりがいのあるプロジェクトでした。
━ゲームのプログラミングは難しい印象があります。プログラミングを学ぶ中で大変だったことはありませんでしたか?
勉強を始めた本当に初期の頃、プログラミング言語の種類がたくさんあることに驚きました。これらを全て勉強しないといけないのかと思い、始める前から挫折しそうだったのを覚えています。ただ、コツコツを学んでいく中でそれらは少しずつ似ているところがあることと、全てをやる必要はないことを知りました。それに、やはり自分が苦労して作ったものが実際に動くという体験は何にも言い難いくらい気持ちが良いです。その快感を知ってからは、どんどん前のめりに学べるようになりました。
━今後作ってみたいゲームはありますか?
今はオフショアで他社さんのゲームの開発をやっています。それももちろん私としてはやりたいことですが、またダービーロードの時のように自社でゲームのサービスを作りたいです。特にAR(拡張現実)やVR(仮装現実)を使ってロールプレイングゲームを作りたいです。私はRPGが好きですので(笑)。
━どんなRPGが好きですか?
三国志や陰陽師系のゲームには、すごく心惹かれる何かがあります。はじめてパソコンを触った中学生の頃から、遊ぶゲームはほとんど三国志や陰陽師をテーマにしたものです。
━ゲームを作るのに一番難しいことはなんですか?
ゲームのデザインとその開発は非常に独特で、キャラクターとアニメーションと付与する効果を組み合わせて自然に仕上げることがとても難しいです。そもそものモデルを生み出すデザイナーさんも大変だとは思いますが、その開発と実装もなかなか大変なのです。
━ゲームを作る人として、大切にしていることはありますか?
まずはゲームの内容がおもしろくなければなりません。例えどんなにすごい技術を使って開発していても、そのコンテンツが魅力的でないと遊んでもらえませんから。そして、継続してユーザーに楽しんでもらうため、ゲームの中でのイベントや新機能の追加、そしてその計画的なPRが重要です。面白いコンテンツを作り続けることと、それを適切に届けることがゲーム開発者として重要なことだと思います。
インタビュイー:Nguyen Viet Dung (ALTPLUS VIETNAM Co.,Ltd DEV)
インタビュアー:三上蒼太