ホーチミン在住歴6年の、オルグローラボのあらいです。
今回は弊社オフィスのあるベトナムのホーチミン市について説明したいと思います。
まずはベトナムについてざっくりと見てみます。
ベトナムは国土が32万9,241平方kmあり、日本の国土(約37万8000平方km)の87%くらいです。
また、人口は9817万 (2021年時点)で、近く1億人に到達すると言われています。
日本の人口が1億2570万人 (2021年)なので、いずれ日本と肩を並べそうですね。
日本との時差はー2時間です。
ベトナムの陸地はS字型になっており、3,260 kmの海岸線で海に面しています。
陸側は、中国、ラオス、カンボジアと国境を接しています。
国土が意外に大きい、と思った方は多いのではないでしょうか。
ベトナムは南北方向に長く伸びているため、南と北で気候が違います。
ハノイのある北部地方は四季があり、冬は寒く、夏は暑いです。
ホーチミンのある南部地方は1年を通して温暖で、雨季と乾季に分けられます。
ベトナムには58の省があります。省は日本の都道府県にあたります。
ただし、ハノイやホーチミンなどの大都市は、省と同格の”中央直轄市”として政府の直接管轄下にあります。
ホーチミン市はベトナム最大の都市です。
ベトナムの首都はハノイですが、人口はホーチミン市の方が多いです。(ハノイ825万人、ホーチミン市900万人)
中国の北京=ハノイ、上海=ホーチミンと考えると分かりやすいかと思います。(北京2188万人、上海2600万人)
ホーチミン市の旧名は”サイゴン”で、今もホーチミン市中心部をサイゴンと呼ぶ人は多いようです。
ご存知の方も多いと思いますが、ホーチミン市と呼ぶようになったのはベトナム戦争後からで、ベトナム共産党政府が指導者の名前であるホー・チ・ミン氏にちなんで改名しました。
ホーチミン市は、19の区(Quận)と5つの県(Huyên)に区分されています。
都市機能が集中しているのは1区で、市中心部にあたります。
一番賑やかなエリアで、ホーチミン観光のメインスポットになります。
弊社オフィスがあるのは3区で、1区のすぐ隣にあたります。
余談ですが、2区、9区、トゥードゥック区は、現在トゥードゥック市として統合され、どんどん都市開発が進められています。
将来的には新都市として、主要な経済特区として発展していくと予想されます。
次回はオルグローラボのオフィスについて詳しくご紹介させていただきます。