~アカツキにはどんな人がいるんだろう?社員インタビューvol.3~
アカツキの職場の雰囲気をお伝えするために、定期的にアカツキで働くメンバーのインタビューを投稿していきます。
第三弾となる今回は、アカツキのライブエクスペリエンス事業部「体験プロデュースチーム」の小野田加奈子(以下小野田)さんにインタビューをしてきました!アカツキとの出会いや子供の頃から思い描いていた夢を実現するために、これからチャレンジしたいことなど、たっぷりと語っていただきました。
実現したい未来はずっと見えていた
ーアカツキと出会う前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
小野田:私はアカツキと出会う以前、2つの企業で働いていました。
1社目は新卒としてDeNAに入社し、2年ほどの間ファッションサイトのマーケティングや広報企画などを担当していました。
私は、幼い頃からダンスや音楽などの華やかなショービジネスの世界に憧れを持っていました。非日常空間が生み出す圧倒的な感動を味わうことがとても好きで、いつか自分もこんな世界で働きたいと夢見ていました。
その影響もあり、学生の頃は「感動」を社会に提供できる人間に成長できる場所を求めて就職活動をしていました。 初めは、映画産業や劇団、テーマパークなど既存のエンタメ業界への就職を考えていたのですが、就職活動を進めるうちに馴染みあるエンターテイメントは、既に産業として成り立ってしまっていることに気がつきます。
「これまでにない新しい感動を生み出し、社会に提供したい。その感動を多くの人に届ける仕組みをつくっていきたい」
自分のやりたいことが明確になると、産業として比較的新しくて、エネルギッシュな人たちが集まるIT業界を中心に就職先を探すようになりました。
そんな中、私はDeNAと出会います。
当時のDeNAは「エンターテイメント性の高いモバイル事業を展開していたこと」「新しいサービスを次々と生み出していたこと」「社長・役員を始め働いている人たちがとてもエネルギッシュだったこと」の3つの観点から私にとって魅力的な会社でした。
「この会社は面白い。ここから社会へ大きなインパクトを与えることができるかもしれない」という直感を信じ、DeNAへの入社を決めました。DeNAには、やはり勢いある方が大勢いらっしゃいました。一度ここでしっかり修行を積もうと思い、約2年の間がむしゃらに働きました。
DeNAでの刺激的な毎日を送る中で、自分のが本当にやりたいことはなんだったのか、ふと立ち止まって考える機会がありました。自分はそもそもモバイルの中だけでなく「リアルの世界を舞台に、圧倒されるような感動や人生が変わるような体験を創り出したかったのではないのか」と自問を繰り返しました。
そこからは、「リアルビジネスの領域で、市場的に影響力の大きな会社に行きたい」という気持ちに従い、2社目のリクルートへ転職をしました。
(毎年、職場メンバーたちと旅行や遊びに出かけていました)
リクルートに入社してから「リクナビ」のプランナーとして新卒事業のプロモーション・ブランディングに携わり、新卒向けのキャリアイベント(合同説明会)の企画、Web番組の制作などを行っていました。
当時、リクルートは就職ビジネスのリーディングカンパニーであったこともあり、「自分のつくったもので、たくさんの人を動かす」経験ができ、やりがいを感じながら働いていました。また、DeNAでは味わうことのできなかった「就職活動」というリアルな社会イベントに関わることができたことは、自分にとって大きな財産になったと思っています。
5年ほど勤めた頃に、「これまでビジネススキルを磨き、がむしゃらに会社のために働いてきた。今の会社は好きだけれど、『私』が本当にやりたいことはなんだろう?」と再び考えるようになります。
「体験を通じて人の心を豊かにする」
私が追い続けたビジョンを実現するために、新たなステージを探すことを決めました。
ビジネスの右も左もわからなかった私を、ゼロから根気強く育て上げ、私の新たな挑戦を応援してくださったDeNA、リクルートには今でも大変感謝をしています。
リアルな世界に感動を生み出せるものを仕事にしたい
「リアル」と「感動」の2つのキーワードから何ができるかを考えた時に、幼い子供時代の原体験に着目しました。
大人よりも子供の方が新しい世界との出逢いに純粋に感動できることや、その時のインパクトが色濃く記憶に残ることから、『幼いこども×感性の領域』で何かチャレンジしたいと思うようになります。
そんなときに、DeNA時代の1つ上の先輩だった塩田(現アカツキ代表)と横井(現アカツキ執行役員)との縁が再び巡ってきます。
二人の先輩と数年ぶりに会話をして、私たちはすぐに意気投合しました。
私は、アカツキのビジョンにあるように「感情」の力で社会を幸せにする姿勢に強く共感していましたし、ちょうどアカツキは新規事業に着手するタイミングでした。
私が本気でやりたいことにチャレンジするステージとして「こんなにぴったりな環境はない!やっと出会えた!」と、とても嬉しく感じていたのを覚えています。
その後すぐに、私は新規事業の立ち上げに携わる形でアカツキにジョインしました。
(現在のアカツキの新しいオフィスにて。リラックスしながら新企画のブレスト)
ー小野田さんにとってアカツキの魅力とは何でしょうか?
小野田:「バランスの良さ」ではないかと思います。
アカツキでは、一人ひとりが「感性」を大切にした仕事をしつつも、決して理想やロマンだけを追っているわけではありません。売上や利益もしっかりとついてきている会社です。
「ワクワク」「愛」といった言葉も、普段から当たり前に使われていますしね。
二律背反に見える視点もバランスよく両立させ「社会課題をエンタメで解決する」ことを本気で考えている会社です。
人に対する思いやりに溢れ、チームで取り組む姿勢や相手を褒める文化を大切にする心優しい人たちが集まる会社が、これだけの業績を上げているなんて「すごく不思議な会社」だと思います(笑)
それからアカツキに来て気づいたことは、「人材の多彩(カラフル)さ」です。経歴も職種も違って、雰囲気や性格もバラバラ(笑)
前職は「なんとなく似ているタイプの人たち」が集まっていた会社に勤めていたので、違った分野に精通したプロフェッショナルたちが、同じビジョンを描いて仕事をしていることはとても新鮮で刺激的です。
(ミュージカルサークルの部長をしています。メンバーと歌ったり踊ったりしている時が一番幸せです(笑))
ーアカツキで働いてみて得られた気づきなどはありますでしょうか?
小野田:仕事や人、そして自分との向き合い方が変わったことでしょうか。
アカツキにジョインしてすぐ、現在のLX事業部の前身である「新規事業部」で働いていました。入社してしばらくは、様々な事業の立ち上げのアイディアを出しては頓挫するなど、社内で何度も検討を繰り返す毎日でした。その当時の私はというと、早く新しい事業を立ち上げて成果を出さねばと焦りを感じていましたね。
ある時、塩田との面談で「もっとオープンに自分をさらけ出していいのに」と声をかけられたことがあります。「弱いところも含めて、出していいんだよ。それも含めてみんなで受け止め合うのがアカツキだよ」と。
とても衝撃的でした。
当時は、「失敗したくない」とか「仕事中は自分の弱い部分を人には見せず、みんなの前ではちゃんとしていなくちゃ」という気持ちがありましたから、こんな家族のようにお互いを受け入れあうメンバーの温かさに驚きました。
新規事業の立ち上げは簡単なことではありません。様々な壁にぶつかりたくさんの問題に向き合いながら、チーム全員で前に進んでいかなければいけません。だからこそ、アカツキではどんなに大変な時でも「一緒にチームで解決する」ことを大切にしています。そのためには、普段からメンバー同士が自然体で向きあっていることがとても大切なのです。
新規事業の立ち上げという大きな挑戦を前にして肩に力が入っていた私も、今では自分の弱みや困っていること、納得のいかないことを素直に相談することが、結果として会社に価値を与えるということに実感を得ています。
何よりも、自分を飾らずオープンにメンバーと接することができるので、リラックスしてお仕事に向き合えています。
(社内のメンバーとボルダリングにも挑戦!)
ーアカツキでは現在どのようなお仕事をされていますか?
小野田:今はライブエクスペリエンス事業部(LX事業部)で「さまざまな体験ができるプラットフォーム」づくりを担当しています。
具体的には「新しいジャンルの体験を創る」仕事をしています。「新しいジャンルの体験を創る」とは、今までにない新しい方法で人を楽しませる体験をプロデュースし、世界に広めていくことです。
この仕事は決して一人では成し遂げられません。様々な分野の第一線でご活躍されている方々を訪ねて、「一緒に今までにない新しい体験を世界に向けて発信しましょう!」と提案させていただき、企画から実行まで彼らに伴走して実現につなげていく仕事です。
才能ある方々と出会い、新しい価値を生み出す今の仕事は「非常に」楽しいです!
前職が企画職であったこともあり、今のポジションは自分にマッチしている実感もあります。
ーこの「体験プロデュースチーム」での企画の仕事と、前職での企画の仕事とで明らかに違う点などありますでしょうか?
小野田:特に違いを感じているとすれば、それは「楽しさ」「ワクワク感」を100%追求して企画づくりができているところです。
以前の職場では、一つのイベントを開催するにも多くのステークホルダーとのバランス関係を意識しながら企画をする必要がありました。今は、自分の全エネルギーを「この体験をする人にどれだけ楽しんで、感動してもらえるか」に注ぐことができています。
人が楽しむ姿を想像し、自分でもそのワクワク感を体感しながら企画するお仕事なので、私自身とても楽しい気持ちで働くことができています。
(前職から仲良しの先輩とともに新企画ブレスト中)
もう一つ、組織としてメンバーの挑戦を歓迎する文化がある点が、他の企業に比べて珍しいアカツキの魅力だと思います。
企画提案したいと思った時、声に出せば周りから「いいじゃん!まずはトライしてみようよ!」と背中を押してもらえます。変なしがらみもなくお互いの「やってみたい」というチャレンジ精神を尊重している組織だと日々感じています。
どんな状況でも心をオープンにして一瞬一瞬を楽しみたい
ー小野田さんが、今後お仕事を通じて挑戦したいことなどあれば教えてください。
小野田:まさに、今アカツキで取り組んでいることは、幼い頃からの夢を実現させるための第一歩だと思っています。
私の人生で成し遂げたい夢は「音楽やアートなど芸術分野において演者と観客、その双方にとっての『感動体験』をつくること」です。
子供の頃からショービジネスやエンターテイメントの世界が大好きだったからこそ、アーティストやパフォーマーとして活躍する方たちが、もっと輝く舞台をたくさん作りたいなと思い続けています。
そして子供たちには、「新しい夢を描くきっかけ」を届けたいと思っています。小さい頃から感性を刺激する様々な体験に触れることで、人生の選択肢に「こういう道もあるんだ」と感じてもらえれば嬉しいです。
遊びから遠のいてしまった大人たちにも、「日常に彩りをもたらす体験」を届けることで「今日も頑張ろう」と思ってもらえるような仕事がしたいですね。
ですので、アカツキでの「体験プロデュースチーム」のお仕事は、まさに私の夢を実現するためのスタートラインだと思っています。才能ある人々の活躍の場を創造し、芸術やエンタメを活用したリアルの市場を育て、それがきちんとビジネスとして回っていくようにしたいのです。そのためにできることを、今はどんどんプロデュースしています。
感動体験やエンターテイメントの力で、もっともっと日本を元気にしたい。「生きていて良かったな」と思う瞬間を創造したい。そんな想いで、毎日ドキドキしています!
自分のキャリアを考える上で、将来のことを考えることはもちろん大切だと思います。
しかし「将来のためにどの会社に入るか」ではなく、「今ここで、どんな人に出会いどんな経験ができるのか」という視点で、変化を楽しめるといいのではないかなと思っています。
私自身、この先自分の未来がどうなるかはわかりません。それでも、せっかくならどんな状況でも一瞬一瞬を楽しんで、全力で生きてみたいと思っています。
歳を重ねるごとに心豊かになる人生を歩んでいきたいですし、自分が元気でいることで、一緒に働くメンバーやサービスを利用する人たちも明るい気持ちになる、そんな存在でありたいと思っています。
===========================================
アカツキでは、ライブエクスペリエンス事業部で共に働く仲間を大募集しております!!
皆さんも私たちと一緒に世界にワクワク感動する体験を提供してみませんか?
株式会社アカツキでは一緒に働く仲間を募集しています