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【株式会社アカツキ】コーポレートメンバーへのインタビュー 経理チーム Emiさん

株式会社アカツキのコーポレート部門は各事業会社を支援するため、アカツキグループの屋台骨的な役割を担っています。

具体的な仕事内容や各チームの雰囲気をお伝えするためにコーポレート部門で働いているメンバーのインタビューをご紹介します。

今回は、経理チームのEmiさんです。

ご入社時期と現在所属しているチームの具体的な業務内容を教えてください。

2020年9月に経理チームへ中途入社し、3年目です。(2023年4月現在)

経理の業務は1ヶ月サイクルです。

まず月次の決算作業。取引先様からの請求書の処理、従業員の皆さんの給料や社会保険料の計上、それから全社にかかっているオフィステナントビルの水道光熱費や消耗品費などをプロジェクトごとに配分するための計算をする、といった作業です。

月次決算が終わったら、次は個人の立替経費精算をしています。
通勤交通費をはじめ、アカツキグループは福利厚生制度が充実しているので、書籍代、チームランチ・チームディナー等の福利厚生の請求など、ものすごい量を一件一件チェックしています。そうなんです、大変なんです(笑)。

次は支払いのチェックです。特に私は海外への支払いを担当しています。

ここまで終わったら一段落するので、来月の準備や日々の業務改善に取り組みます。その他にも事業部側から相談をいただいた不便な点を改善したり、業務において曖昧になっていた点を税理士に確認したりといった内容です。

それから四半期末は監査の対応が必要なので、監査法人から依頼された資料を集めたり、各所からの雑務や頼まれごとに対応しています。

繰り返しの業務が多いですが、アカツキグループでは新しいビジネスや事業アイデアがどんどんできてくるので毎月変化があり、あっという間に1か月が過ぎ去ります。

チームの雰囲気を教えてください。

経理チームは十数名在籍しており、雰囲気はとても和気あいあいとしています。

私たちのチームは、月初めに出社すると決めていて、それ以外の日は個人の裁量で出社かリモートワークかを選択して働いています。

経理チームの中でも「支払チーム」と「経費精算チーム」の2つに分かれていて、それぞれ雰囲気が少し違います。私は2つのチームを両方見る立場です。

支払いチームはプロフェッショナル感があります。
アカツキグループではさまざまな雇用形態があり、また外部の方とのやりとりも頻繁です。「◯◯プロジェクトは先月と比べて件数が少ない気がするので、本当に合っているか確認しましょう」というように肌感覚で察知できる、職人気質な強みを持ち合わせているメンバーが多く、とても頼もしいです。

経費精算チームは、毎月何か新しい対象の経費申請内容が上がってくるので、このケースはどう処理したか?という事例をチーム内で共有しながら解決していくことを大切にするメンバーが多く、連帯感が強いと感じます。

また、どちらのチームにも共通しているのが、
自分の”推し”をもっている人が多いということ。出社日は”推し”を語る雑談に花が咲きます。チケットが当たったとか、新しくこんなグッズが出たから課金したとか(笑)。特定の推しがないメンバーにとっても熱量の大きな話を聞くのが面白いようで、なんだかんだみんなでワイワイしています。

どんなところが日々のモチベーションにつながりますか?

私はキャラクターものやエンタメ系がとても好きなので、自分の好きな分野でライセンス料のお支払い対応をすると、業界の裏側が少し見えて面白いと感じることがあります。

また自分自身のエンタメ感度が上がっていると感じます。福利厚生のエンタメ補助※で購入されているゲームや漫画など経費精算の申請もたくさん上がってくるので、今どんなタイトルが人気なのかを知ることができる点もとても面白いです。

また、計算後に金額がぴったり合った時はとても気持ち良いです。経理ならではの達成感かもしれないですね。

そのほかにも事業部から「新しくこういうことがしたい」と相談をいただき、問題が解決し、結果としてきちんと事業が軌道に乗って行くのを見ていると嬉しいですね。

最近あった事例を1つ紹介させてください。
上限額が小さく、かつプロジェクトごとに利用できるクレジットカードを新しく導入したことで、現場側のイベント事の精算がとてもラクになったと感謝のことばをいただきました。より事業に集中できるよう、事業部メンバーの事務的な負担を今後もできるだけ減らしていきたいと思います。

※アカツキゲームスでは、エンタメに情熱を持ち続け、世の中の多くのエンタメに触れてさらに作り手として世の中に還元していくという、循環を起こす一つの取り組みとして、エンタメコンテンツの利用に補助を設ける福利厚生制度があります。


アカツキに入社してから大変だったことはありましたか?

大変だったのは2022年にグループベンチャー化した際の分社化対応です。 予想できた課題は事前に対応できたのですが、実際に運用していく中で、後から後から想定外のことが出てくる大変さがありました。

分社化前は1つの会社だったので、異動や兼務の調整について臨機応変に対応できていましたが、分社化後は会社間で請求書を発行して精算するというフローが発生したり、どの会社のどの部署に何の工数/コストを計上するのかなど、経理チームだけでは解決できず、人事・労務との連携が必要となることが増え、大変だと感じます。今でも改善対応中です。

これからも継続したいこと、また今後チャレンジしてみたいことはありますか?

チームワークの良さ、和気あいあいとした雰囲気は保ちたいですね。

チーム内でなんとなく話しづらいような雰囲気があると、最低限のタスクを終わらせたらそれだけになってしまいますが、仲が良いからこそ「来月はもっとこうしよう」「これは現場側にこういうお願いをした方がいい」といった、先月とは違うことにも目を向けられるようになります。そういうことを自然とできる環境・関係の構築を今後も続けたいです。

社内ラウンジでランチを開催している日に合わせて出社し、チームランチを行うなど、私たちも福利厚生をしっかり活用させていただいています。

新しくチャレンジしたいこともたくさんあります。
まずは、紙やメールで続けてしまっている業務がまだ一部残っているので、なるべく早く電子化やシステム化をしていきたいです。
もう1つは新規取引先のチェックが現状とても非効率なので、法務部やシステムとの連携を進めていきたいと考えています。

今後どんな方がアカツキに来てくれたら嬉しいですか?

変化が大きい環境である点を前提に、心の広い人がいいかな(笑)。

時には経理チーム以外で発生したトラブルに対応することもあるのですが、それに対して「うちの部署は関係ありません」というのではなく「仕方ないね、こういうミスは起きるよね」と優しく受け止めるところからスタートできるといいですね。そして同じミスが起きないように仕組みを変えよう、もっとわかりやすい社内マニュアルに書き換えようなど、間違った申請ができないようにシステムの改善を試みる、そういうポジティブな発想に変えていける人が良いかなと思います。

私たちとしては事業部のメンバーからの要望に、できる限りチャレンジできるよう整えたい気持ちが強いです。ただ、ここはリスクがあるから注意が必要ですよということは事前に伝えるようにしています。アカツキグループメンバーの、面倒見のいいお父さんお母さんになれるような方は向いていると思います。

またエンタメ分野に関して興味がある人が良いかな。純粋にモチベーションにつながります。アカツキはエンタメ全般に関連する企業なので、例えばテレビで「最近は漫画アプリで漫画を読む人が増えている」という報道が出てくると「そうそう、そうだよね」と自分もエンタメ界隈の一員であると感じます。

私は漫画を作る人でもゲームを作る人でもないけれど、エンタメ界隈の一員であるという誇りをもっていて、その誇りがモチベーションへつながっているので、コーポレート部門で、その醍醐味を一緒に感じられる人がいいかなって思います。

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