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シリーズ)エンジニア・社会人として成長するために2

株式会社アイシス 代表取締役の政平です。

シリーズ)エンジニア・社会人として成長するために1の 続きです。


本日は、「プロジェクトは深さ、資格は広さ」をテーマにお話しします。


私の会社アイシスの新人研修にて、私は毎度この話をする。
(育成に力を入れている弊社では代表である私も、三時限ほど新入社員向け研修を担当している)

プロジェクトに配属されると、プロジェクト内で使用される技術を深く、
より深く追求し、プログラミングや設計をする必要がある。
1つのプロジェクトで使用される技術は、市場全体から見ると当然に限定されるので、狭く深く技術を突き詰める必要がある。

それに対して、情報処理試験には浅いが広い知識が必要となる。

どちらが必要か?

どちらも技術者としては必要」それが私の答えだ。

プロジェクト内で活躍し中心人物になるには、
そのプロジェクトで使用する技術に精通する必要がある。
もしかするとそのプロジェクト特有の技術ということもあるかもしれない。
それでも、そこの技術に精通すれば、そのプロジェクトでは活躍できる。

しかし、プロジェクトの異動があったら異動先で同じ活躍ができるだろうか?

同じような技術を使っていたり、応用がきかせられるベテランになれば活躍できるだろう。
しかし、経験の少ない20代のうちはそうはいかない。
ではどうすればよいか?

情報処理試験などで、この業界の知識を広く、浅くても広く身につけるのだ。

他のプロジェクトにチャレンジした時に経験の少ない技術者が困るのは、
それがITの一般用語なのか、そのプロジェクト特有の用語なのか、
それが分からない。分からないとおいそれと周りに聞けない。
後で用語を調べるはめになる。その分、出遅れる。

また、ネットワークやアプリ開発手法などの知識は、どこかのプロジェクトで必ず必要になる。
必要になった時に、基礎から勉強するのと、既に情報処理試験などで習得しているのとでは、スタートダッシュが格段に違う

アイシスは、T字型の学習を若手エンジニアに推奨している。
Tの字の「縦の線」はプロジェクトの深さを追求し、
Tの字の「横の線」は情報処理試験などIT基礎知識を広めることを示す。
Tの字の横も縦も伸ばさなければ、一流のエンジニアにはなれない。



(「エンジニア・社会人として成長するために3」に続く)


ここでも語っていきますが
noteでIT業界やエンジニア、社会人として成長するための記事を連載しています。
もしご興味ある方は、以下からお願いします。
note 政平秀樹
https://note.com/masa_hide
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