アイムファクトリーの最年長メンバーとして、セールスの最前線に立ち続けている曽根さん。朝6時から小学生の長男と公園で遊び、8時から候補者のカウンセリングをしているという“超朝型生活”を送っていらっしゃいます。以前は夜型だったらしいのですが、ライフスタイルの変化によって、父親としてもセールスとしてもより充実度が高まっているそう。「仕事と家庭のバランスが完全に取れている」と語る曽根さんの生活に迫ってみました。
■朝一番で体を動かすと、頭も切れる
──:ここ最近、曽根さんのインスタをチェックすることが朝の日課になりました。お子さんとの仲の良さが伝わってきてほっこりすると同時に、パワフルだなぁと毎朝驚かされてもいます。何時ごろに起きてるんですか?
大体5時台ですね。6時ごろに長男と二人で公園に行って、7時くらいに帰るのがルーティンになっています。
──:最近はサッカーの練習をしているストーリーをよくアップされていますね。
そうですね。子どもがより上達できるように、YouTubeで動画を漁ってトレーニング方法を勉強しています。
──:願わくはプロになってほしいという思いがあるんですか?
そういうわけではなくて、本人が楽しく取り組めるなら何でもいいんです。子どもの関心に合わせて付き合うというスタンスですね。1年前は縄跳びにハマっていました。
──:何をするかではなく、一緒に時間を過ごすことが重要なのですね。
次男が生まれてから尚更そう思うようになりました。普通に生活していると、長男と二人きりになれる時間は多くないので。遊びやスポーツをきっかけにしてコミュニケーションが深まればいいなと。そこから会話が発展することもありますから。
──:お子さんにとっても貴重な時間になってそうですね。家に帰った後はどのように過ごされていますか?
シャワーを浴びた後、コーヒーを飲むことが多いですね。今はリモートワークがメインなので、8時には働き始めています。
──:私、まだ寝てますね…。眠くないですか?
朝一番で体を動かすと、頭も切れるんですよ。1日の中で、8時から9時までが一番パフォーマンスがいいですね。難しいタスクはその1時間に当てています。
■勤務時間の変更によって、営業成績が上がった
──:曽根さんはもともと朝型だったんですか?
いや、以前は違いましたね。むしろ、家事や育児は妻に任せることが多かったです。セールスはバリバリ働くのが当たり前だと思っていて、何の疑問もなく全力で仕事に打ち込んでいました。通勤に時間が掛かることもあって、家に帰ると子どもは寝てましたね。
──:何か転機があったのでしょうか?
今はセールスがメインですが、サブでマーケティングも担当していた時期がありました。5年くらい前ですね。マーケティングをして分かったのが、午前中の方が効果的に集客できるということです。というのも、転職サイトって夜に登録する方たちが多いんですよ。
──:言われてみると私もそうだったかもしれません。仕事が終わり、家に帰って一段落してから登録していたような。
朝一にデータベースをチェックすると、夜中に登録されたばかりのキラキラの情報に触れることができるんです。どのエージェントもまだ触っていないので、スカウトメールの返信率も高い。この傾向を踏まえ、勤務時間帯を早めたいという希望を出しました。
──:どれくらい早まったんですか?
10時〜19時から8時~17時に変えてもらいました。
──:アイムファクトリーはその辺が柔軟ですよね。効率が上がるなら働き方を変えても構わないっていう。
社長に直談判したところ、「その方がいいよね」って即答でした。以降は朝集客して、夕方カウンセリングをするというスケジュールで働いていました。
──:5年前だと、リモートワークはまだ導入されていないですよね?
その頃から在宅勤務制度はあったんですけど、みんなどう使えばいいか分からず、形骸化していました。今のようなスタイルになったのは、やはりコロナがきっかけですね。
──:朝型になったことでパフォーマンスが上がったという話がありましたが、セールスを進める上で変化はありましたか?
候補者の方たちと8時台にカウンセリングをするようになりました。カウンセリングって仕事の途中か、もしくは仕事を終えた後にすることが多いじゃないですか。でも、オンラインツールが浸透したことで、出社前にカウンセリングを希望される方たちが一定数いることが分かりました。私としても朝の方がフレッシュなので、喜んで対応しますよっていう。
──:出社前の1~2時間を有効活用したい方には打ってつけかもしれません。
今は分かりませんが、当時はどのエージェントもやっていなかったんじゃないかな。朝一だとスケジュールもすぐに組めるんです。しかも、朝型の候補者の方たちって優秀なケースが多くて。
──:経営者の方も朝型が多いと聞いたことがあります。
年収が高い方たちと出会える機会が増え、営業成績も上がりました。
■自分がやるべきことに全力集中できている
──:この数年でライフスタイルがガラリと変わったのですね。会社としてはどうでしょう? 曽根さんから見て何か変化を感じますか?
セールス視点で言うと、打電なしでも案件を開拓できるようになったのは大きな変化ですね。認知度が上がり、自社サービスも増えたことで、インバウンドで案件を創出できるようになりました。
──:問い合わせは日々寄せられていますね。ブランドが浸透し始めている証なのかなと。
10年前に入社したんですけど、会社の軸は当時から変わってないですね。エンジニア専門のエージェントと言えばアイムファクトリーと想起されるくらいのブランドを作りたい。そう思いながらみんなで駆け抜けてきましたから。
──:そこに魅力を感じて入社を決めたわけですね。
大手からも内定をもらっていましたが、最終的には人で決めました。当時は社員数が10名くらいで、オフィスも小さなフロアだったんですけど、新しいステージに向かって全員で突き進むのって面白そうだなと思ったんです。まだまだ道半ばですけど、過程を楽しめていますよ。アイムファクトリーに入社したからこそ出会えた人たちはたくさんいるし、その縁が糧になっていると思っています。
──:曽根さんが現役のプレイヤーで居続けているパッションの源が理解できた気がしました。
新卒もたくさん入ってますけど、セールスとしてTOPであり続けたいですね。それと同時に、まわりに影響を与える役割も担わなければなと思っています。近々だと、今はあまり転職を支援できていない職種をアイムファクトリーの得意領域にしたい。例えば、データ分析とかね。専門性を誰よりも高めて、他のセールスに伝授していきたいなと。
──:家族との時間も仕事の活力になっていますか?
間違いないですね。仕事と家庭のバランスが完全に取れているからこそ、やるべきことに全力集中できています。