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SOS (そう思ったらそう)

今日から令和頑年ですね。令和になっても引き続きエージェントゲートをよろしくお願いいたします。さて、タイトルのSOSとは遭難時に発信する緊急の信号のことではなく・・・「S(そう)O(おもったら)S(そう)」の略です。以前の記事にも「事実は一つ、受け止め方は無限大」と書かせていただきましたが、事実を本人がどう受け止めるかで、中身は変わります。そうおもったらそうなるんです。

乙武洋匡さんは手足が生まれつきない先天性四肢切断という障害があります。しかし、執筆をしスポーツライターをし教員をしていろいろなことに挑戦をします。あのバイタリティには本当に感服します。勢いあまって問題もありましたけど。乙武さんが産まれたときのエピソードを聞いたことがあります。お母さんが出産を終え、ドクターは赤ちゃん(乙武さん)を見せるのをしばらく伸ばします。ホルモンのバランスも崩れ、出産したばかりの母体にあまりにも大きなショックを与えてしまうと大事があるのではないかと。なんだかんだと理由を付けて一週間ほどお母さんには赤ちゃんは見せずにいましたが、さすがにいつまでも見せないわけにはいかないということで、倒れてもいいようにベッドなどを用意して赤ちゃんを見せます。

お母さんは手も足もない赤ちゃんを見て第一声「なんてかわいい赤ちゃんなんでしょう」と心からいったそうです。母親ってすごいなって思います。なんでこの子だけこんな風に生まれてきたの?なんてかわいそうな子なの?と思うことだってあるでしょう。でも、まさに「そうおもったらそう」なんです。結果的にお母さんのその愛情や考え方が、今の乙武さんの生き方を作ったのでしょう。

人生の選択は全て自分次第。「そうおもったらそう」だと肝に銘じて生きていきたいと思います。

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