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揚羽のデザイナーはデザイナー以上の存在感がある! デザイナー師弟座談会

クライアントへの直営業スタイルで、企画の上流から請け負う揚羽では、デザイナーも企画会議やプレゼンで、大きな存在感を発揮しています。

今回は、デザイナーチームのリーダー村上さんと若手デザイナー大沼さん、新卒入社1年目の篠原さんの3人で揚羽デザイナーのリアルを語ってもらいました。


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―3人はなぜ揚羽を選んだんですか?

大沼:俺デザイン向いてないと思ってたんだよね。

篠原:唐突・・・!

大沼:いや正確には、揚羽の前にデザイン事務所2つ経験してるんだけど、資料探しとか、裁ち落とし(※)と合成の記憶しかない。(※実際の仕上がりサイズに仕上げる断裁作業のこと)


                                           大沼さん

村上:じゃあデザイン経験で言うとほぼ新卒みたいなもんってこと?

大沼:そうですそうです。で、美大卒業してからデザインの仕事はせずに、向いてないなって思ってしまってたんですよ。だから、入社するときは正直不安しかなかったです。

村上:まぁデザイン事務所もいろいろあるよね。俺が前にいた事務所では、入社初日から三日間徹夜して家に帰れなくて。当時彼女だった今の奥さんが、殺されたんじゃないかって心配して鬼のように電話してきた。

篠原:うわぁー・・・

村上:そのあと一回フリーランスになったんだけど、やっぱり自分で営業しないとなかなか仕事ってなくて。結婚もしたし、もっとデザインを極めたいな、クライアントと近い距離で仕事したいな、と。それに、そろそろ定収入とワークライフバランス取りながら働きたいなって思って揚羽にした。

大沼:絶対定時で帰りますもんね(揚羽の定時は19時)

村上:うん、絶対定時で帰るね。基本、残業しないスタンス。

大沼:篠原は新卒でいろんな会社受けたんじゃないの?

篠原:そうですね、わりと大手の代理店とかも受けて、内定ももらってました。で、すっごい悩んで・・・揚羽にしました。

                                           篠原さん

村上:なんで?

篠原:私、企画からやりたかったんですよね!美大のときから、デザインだけじゃなくてその裏のストーリーを作りたいなって思ってて。

村上:じゃあアウトプットがグラフィックデザインじゃなくてもいいってことだ。

篠原:そうです。卒業制作もはんてん作りました(笑)実際、揚羽ってクライアントに直営業してるから、デザイナーが企画から案件に入る機会も多いし、自分次第でいろんな提案ができそうだなと思って。


―企画の上流から携われるのが、揚羽のいいところ?

村上:うん、それはそう思う。指示通りのデザインつくるだけじゃつまんないからさ。

大沼:村上さん、プロデューサーのアイデアすぐひっくり返しますもんね(笑)

村上:それが上流から入れる所の利点だし、いいものできると思うんだよね。コンセプトどうする?ってところから一緒に話せると、デザインも膨らみやすいし。


                                      大沼さん&村上さん

篠原:クライアントから直接意見を聞けるのもいいですよね。

村上:その方が閃きも生まれやすいよね。下請けみたいな働き方をする会社だと、人を介してフィードバックを受けるじゃん。意図が正しく伝わらないときもあるし。

篠原:新卒は、入社後、デザイナーでも営業研修に参加して、クライアントへの営業から提案まで経験するんですよ。学生時代は自分がやりたいことを企画にしてたけど、「どうやったらこの人の想いを形にできるんだろう」って、クライアント目線を意識できるようになりました。

大沼:揚羽って、研修すごいやるよね。

篠原:そうですね、それはめっちゃ助かってます。

大沼:俺、こんなに人が多い会社って初めてだったんだけど、営業とか、ディレクターとか、もちろんクライアントとか、いろんな人と話ができるじゃないですか。篠原の話と同じで、自分のデザインを見てあの人だったらどう思うかなってすごい意識するようになりましたよね。独りよがりなデザインにならないようにしようって。

村上:それでも俺は大沼にボコボコに言うけどね。

大沼:まぁそれも含めて、ありがたいっていうか(笑)


―では、そんな育成体制について教えてください。

篠原:今はこの3人と、若手のデザイナーがもう2人の合計5人で村上チーム。チームリーダーが全員のデザインをチェックして、フィードバックをしてくれます。

大沼:でもそのシステムは、俺と村上さんから始まったんだよ。

篠原:え、そうだったんですか!

村上:そう、大沼がデザイン見てくださいっていきなり。で、俺が「全然ダメだよ」みたいなこと言ったんだよね。そしたら何度も見せてくるようになって。それを見た制作部長が、「チーム制にする?」って。

篠原:そうだったんだー!でも本当そうなってよかったです。新人のデザインをベテランがちゃんと時間取って見てくれるってめちゃくちゃありがたい。しかもちゃんと私の意図も聞いてくれるんですよ。そのうえで「ダサいね」とか言われるんだけど(笑)。でもアドバイス通りに直していくといつの間にかダサくなくなってるんですよね。

村上:だってダサいのクライアントに出せないじゃん(笑)

大沼:面倒くさくならないですか?

村上:いや、面倒ではない。人の作品を見ないと、視野も狭くなるし。もっと言うなら俺は張り合う人がほしいから、もっとみんなにはグイグイ育ってほしい。

―若手も多いから、楽しみですね。最後に、揚羽でどんな成長ができそうですか?

篠原:将来的にはクリエイティブディレクターを目指してます!まずはデザイナーとしての幅を広げたいので、グラフィック、Web、映像、イベント・・・って何でもできる今の環境で経験を積めたらなって思ってます。

大沼:いろんな経験を持った人がいるから、吸収できることも多いよね。

村上:俺は、新卒や若手の子たちがデザインをもっと好きになってくれるように育てたいかな。

篠原:あったかい・・・。

大沼:育ててほしいです。と同時に自立もしたい。今は村上さんのアドバイスを頼りにしているので、できるだけ早く自分だけでデザインを完結できるように。企画から「俺が作った!」って胸張って言えるやつ。

村上:うん、俺も早く巣立ってほしい(笑)で、クライアントの課題が解決できて、ユーザーに刺さる、おもしろい仕事を沢山していきたいね。

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