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【23内定者紹介Vol.3】周りに流されていた私が、憧れを仕事にする決断ができた訳。


■プロフィール
吉田葵衣(Aoi Yoshida)
大阪大学人間科学部卒業。
大阪府出身。中学でソフトボール部、高校は茶道部、
大学は合唱サークルに熱中するという、好奇心旺盛で、興味を持ったことはとことん追求するタイプ。

大学時代は合唱サークルにて、運営委員会マネージャーを務める。
合唱にもハマり少しでも時間があいくと部室に行き、夜10時まで歌うことも。
コロナ期間には、新たにインターネット上でのお芝居にハマり、今も週3ペースで音声劇をしている。
マイブームは韓国語を勉強すること。

Capter.1  周りに流されていた私

ータイトルに「周りに流されていた」とあるけど、サークルで運営をまとめていた吉田さんが「周りに流される」のはなんだか意外な気がするね…!

確かに、運営のマネージャーと周りに流されるって相反する要素みたいな気がしますね(笑)

私は、部活や習い事などの人生に何度も機会のある選択は、自分で決断できるんですけど…
人生に関わるような大きな決断になると、つい周りに流されてしまうんです。高校進学や大学進学のような、今いる場所の期限が終わって、次の居場所を決めなければならないとき、というか。

私はこれを「こうあるべき病」と呼んでいるんですけど(笑)
何か大きな決断をするとき、必ず先に「○○するべきだ」がくるんです。
例えば大学進学も、「みんな行くし、大学には行くべきだな」から始まって、「じゃあどこの大学に行くのがいいんだろう?どこに行きたいんだろう?」って考える、みたいな。

だから自覚として、大学に行くことは周りに流されていて、その先の大学と学部を決めるときはちゃんと自分で決断できたな!というような感覚があります。

周りを見て、周りと同じように決断しなきゃと思ってしまうというか。

ー吉田さんが周りと同じようにしないと、と思い始めたきっかけはあるの?

小学校受験の時の経験です。
冬に本番の模擬試験を受けたんですけど、そのなかのひとつに工作課題があったんです。
そこで、私が良いと思って進めたことが、結果のフィードバックで良くない箇所として指摘されてしまって。

今思えば、何かの説明を聞き逃していたのかもしれないんですけど、その時の私にとっては「自分が良いと思ったものよりも他者が決めた価値観のほうが正しいんだ」と強く思うような出来事でした。

このときから、周りが何を思っているかとか、何を選べば周りと同じ正解でいられるかをすごく気にするようになりましたね。

ーとても真面目で素直だから、正解を求めるが故に、周りも気になるようになっていったんだね!



Capter.2 自分の好きを知る

ー就職活動も「人生に関わるような大きな決断」に見えるけど…

そうなんです。就職活動も大きな決断だったので、初めのうちは「こうあるべき病」に支配されていました(笑)

周りが就活を始めるから私も、と、とりあえず自分が名前を知っている企業のインターンや説明会に応募してみて、という感じでなんとなくスタートしました。

就職活動を進めていく中で、世の中にはいろいろな企業や仕事があることを知って、でもその中で、自分がやりたいと思えることはずっとわからないままでした。

そんな時に、大学の先輩に紹介してもらって、とある人材会社のインターンシップに参加したんです。
そこで受けた業務体験型のインターンシップが本当に面白くて、これだ!と思いました。
そこから人材業界というものに興味を持って、いろいろ調べるようになりました。

ー先輩からの紹介でようやく好きだと思えるものに出会えたんだね!
具体的に人材業界のどんなところに興味を持ったの?

正解のない答えに向き合って、考えながら本質を探っていくところです。
そのインターンシップは、企業が抱えている課題と、数人の求職者のデータから、推薦する人ひとりをグループで考えるようなものだったんです。
最終的に、その企業が思っていた課題とは違うところに本質的な課題があって、それに沿った求職者の紹介をする、というのがワークの大筋でした。
この、第三者だからこそわかるような、その企業の本質的な課題を考えるところが私にとってすごく面白かったんです。

昔から、ものごとを考えることが好きな性格なので、自分に合っているかもしれないとも思いました。

そして、そこから「無形商材」にたどり着いて、人材業界だけではなく広告業界も見てみようかなと思って、広告業界で絞って調べた企業のインターンシップや説明会に申し込んでいきました。

その中に揚羽のインターンシップがありました。

揚羽のインターンシップは、考えることがたくさんあってそれもすごく面白かったし、何より、これまで何もないところから生まれていると思っていた広告などのクリエイティブなものがすごく考えて作られていることに触れられたのが良かったです。
採用のキャッチコピーをつくるという課題で、全体の時間の8割ほどが与件整理やターゲットについての深掘りに充てられて、じっさいにコピーを考える時間のほうが少なかったことは驚きでした。

正直クリエイティブってすごい発想ができるひとがするものだ、みたいな偏見が自分の中にあったんですけど、インターンシップを通して、私の「考えること」が活かせる領域なのかもしれないなと思えました。

─なるほど。それで揚羽を良いと思ってくれたんだね。
ちなみにその時の吉田さんの就職活動の軸はどのようなものだったの?

少し多いんですけど、大事にしてたのは以下の5つです。

①顧客の持っている潜在的な課題を解決したい
さっきも話した通り、私はもともと何かを考えることが好きなので、それを活かして働きたかったんです。その中でも、相手に寄り添って、外から見るからこそわかる課題をともに考えて解決できるような提案がしたい!と思っていました。

②心を動かして誰かの行動を変えられること
ただ単に論理的に考えてそれを商品にするのではなくて、ちゃんと相手に寄り添っていたいなという気持ちがありました。あと、私は本や映画や絵、お芝居など心を動かされるものをたくさん好きになってきたので、もし自分も誰かの心を動かせたら素敵だなというのも理由のひとつでした。

③チームで成し遂げる仕事であること
人生をふりかえったときに、例えば高校の文化祭だったり、今の合唱サークルだったり、「誰かとひとつのものを作り上げること」を楽しいと感じてきたからです。
自分にない視点や力を合わせて、自分一人だけでは作れないものに手が届く感覚が好きなんです。

④初めから終わりまで携われること
例えば広告の会社を見たときに、企画と制作で役割が別れているようなところよりは、ひとつの会社が全て携わっているもののほうがよかったです。欲を言えば、私自身が初めから終わりまで関わっていたいですね。自分が今何をしているのか、これが一体何のためなのかがより身近にある方がモチベーション高く働ける気がしていました。

⑤自分の仕事について話すときに笑顔になれること
この軸は、就活初期の頃は「社員の人がいきいきと働いている」だったんです。
しかし、就職活動を進める中で、「いきいきと」にも種類があるんだな、ということに気が付いて。
自分がどんなふうに生き生きと働いていたいのか?と考えたときに、将来自分の仕事を笑顔で話せる人でありたいなと思いました。

ー揚羽が、吉田さんの就活の軸にぴったり当てはまっていたんだね。



Capter.3 脱・流される私

ー他に迷っていたところはあるの?

当時もう一社、人材の会社を受けていたんです。
揚羽よりも少し大きい会社で、採用領域における影響力や、いろいろな会社の人事の方と二人三脚で最後まで携われるところに魅力を感じていました。

実はここで「こうあるべき」病が再発していて、
もっと大きい会社にはいる方がいいんじゃないかと思ったんです。
母が大きい企業に勤めていたり、先輩が大手企業にたくさん就職していたこともあって、もう少し就活をがんばって、大手企業を受けてみるべきなんじゃないか…?と。

ー人生に一度きりしかない新卒での就職活動だもんね…!

そうなんです。
でも結局、内定をいただいて、すぐ揚羽に行くことを決めました(笑)

選考を通して出会った社員の方みなさんに対して、「こういう人と一緒に働きたいな」と思ったこともありましたし、いちばんは、揚羽の事業内容を深く知る中で、私が幼少期からイラストや音楽、お芝居などのクリエイティブなものが好きだったことを思い出したんです。

さっき揚羽のインターンシップの話の時にも出たんですけど、
私にとってクリエイティブっていうのは、発想力や独創性のある人が関わっている分野というイメージでした。なので、憧れや好きという気持ちはずっとあったんですけど、自分が目指す場所ではないと勝手に思って、就活の中で、クリエイティブに関われるかどうかなんて考えたこともなかったんです。

でも、インターンシップを通して、揚羽のクリエイティブって、すごく考えられて作られていることを知って、私の考えることが好きな性格がもしかしたら揚羽では役に立つのかもしれないと思いました。
私でもクリエイティブに関わって生きていけるのかもしれないと思うとわくわくが抑えきれませんでした。

昔の憧れが背中を押してくれて、流される私を卒業できたのかなと思います。

ー憧れを思い出せたことが、前に進むきっかけになったんだね!



Capter.4 憧れを仕事に

ー最後に、そんな「流される私」を卒業した吉田さんは、これから揚羽でどんなふうに過ごしていきたい?

まずは社会人一年目として、吸収できることは全部吸収して自分の物にしていくぞ!というつもりで臨みたいです。
ただ、私は楽しくなってしまうとスケジュールを詰め込みすぎて、あとでしんどくなってしまうという悪い癖もあるので、初めの一年で自分のペースを見つけることも目標にしたいですね。

それと、やっぱりクリエイティブに携われることがすごくうれしいので、いつかは制作に携わってみたいと思っているのですが、揚羽での営業が面白そうだなという気持ちも強いです。
ちょっと欲張りかもしれませんが(笑)

将来的に営業も制作も、なんでもできるオールラウンダーになれるように、周りに流されることなく、自分の気持ちに正直に、いろいろなことにチャレンジしていきたいなと思っています。

ー将来、なんでもできるようになった吉田さんがどんなクリエイティブを生み出すのか、今から楽しみだね!ありがとうございました!

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