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難しいことを考えず、楽にセキュリティ対策ができる世の中にしたい【社員インタビュー#01 執行役員 関根鉄平】

各領域のプロフェッショナルが集まったエーアイセキュリティラボ。それぞれのメンバーの想い、事業や社会への向き合い方、エーアイセキュリティラボだからできることについて語ってもらう連載企画。

第1回は、カスタマーサクセス担当の執行役員関根さんにインタビューしました。セミナーに登壇すれば数日で600名の申し込みを集め、顧客からの信頼も厚い関根さんに、仕事のやりがい、入社動機、会社の雰囲気などを教えてもらいます!

入社のきっかけは「チャレンジできる環境と人の魅力」

ーー関根さんはエーアイセキュリティラボに入社以前はどのような仕事をされていたのでしょうか?

新卒で金融系のSIerの開発会社に入社し、セキュリティの脆弱性診断などの業務を担当していました。
その後、セキュリティベンダー2社を渡り歩き、主に脆弱性診断、脆弱性診断ツールの製品開発や開発サポートなどを経験しました。前職では最終的に製品開発の部長として20名規模のチームを任されていた状況でした。

ーー前職の安定していたポジションから、敢えてスタートアップにチャレンジしたきっかけはなんだったのでしょうか?

前職ではオンプレ製品のプリセールス、サポート、プロダクトマネージャーを担当していましたが、これからはSaaSが主力になりそうだなと思い、そちらの領域もやってみたいと感じていました。
また、そろそろ40歳を迎える頃で、将来を見据え新しいことにもチャレンジしたいとも思っていました。
そんな時に、エーアイセキュリティラボという会社で、セキュリティ分野で活躍していたメンバーたちが集結したと聞き、そこで刺激を与え合いながら仕事ができたら楽しそう!と思ったのがきっかけです。

弊社のメンバーは、技術力がすごい、というレベルではなく「ずば抜けている」人たちばかりで、一緒に働けたらエンジニアとして最高の環境だなと思いました。

SaaS型Webアプリ脆弱性診断ツールの魅力

ーーエーアイセキュリティラボのプロダクトであるAeyeScanの特徴を教えてください。

AeyeScanは、WebアプリケーションやWebサイトに対して脆弱性診断を行うSaaSプロダクトです。
これまでの脆弱性診断ツールは、診断のプロや開発・セキュリティの知識がある人が使うものがほとんどでした。弊社のAeyeScanは、診断に必要な作業をAIとRPAで自動化することで、Webセキュリティの知識やWebアプリの開発経験がなくても利用できるようにしました。
診断が容易になることで内製化のハードルが下がり、これまでは年に1回外部のセキュリティ専門家に依頼して脆弱性診断を行っていたものが、開発サイクルに合わせて毎週診断するということも可能になります。SaaSのセキュリティツールやサービスはあまり多くないので、そこも特徴の一つですね。

ーーなぜAeyeScanが顧客から求められていると思いますか?

DXの影響などで、多くの企業がWebサイトへの投資を増やしていることが背景にあると感じます。たとえばある美容関連の企業様で、これまで店舗で美容部員が化粧品をお客様に提案していたのを、コロナをきっかけにオンラインでも行っていると伺いました。
ビジネスがオンライン化してWebサイトやECサイトが続々とリリースされていくと、サイバー攻撃から個人情報やクレジット情報を守らなければならないという、セキュリティ課題に直面します。
弊社のAeyeScanは自動でサイト巡回して脆弱性診断できることから、ビジネスのスピードを止めずに、かつ人手をかけることなく対策可能という点で、お客様のニーズにマッチしたと思います。

カスタマーサクセスの仕事の醍醐味

ーー関根さんの現在の担当業務を教えてください。

AeyeScanの購入検討をするお客様への提案やトライアルのフォロー、導入後はオンボーディングでのカスタマーサポートなど、カスタマーサクセス全般が私の主な業務です。セミナーでDevSecOpsについて講演するといった対外広報活動もしているので、お客様との接点が多いです。

ーー仕事のやりがいや面白さは何ですか?

裁量が大きく、新しい取り組み・サービスの開発・内部で使う新しいツールの採用など自分たちで仕事のやり方を決められるところですね。カスタマーサクセスではありつつも、セキュリティ技術、Web技術をはじめ様々な技術力を活かせるところも大きいと思います。プロダクト力が非常に高いだけでなく、チームの技術力も高いので、一緒にやっていて学びも多く、楽しいです。
また、我々がお客様にどんな機能が必要かヒアリングし、利用しやすいプロダクトを開発していくので、一緒に作り上げる喜びがあります。お客様がうまくいかないことを解決できたり、ユーザー向けのサポートのコンテンツが見やすいという声をいただいたりするのも嬉しいですね。

ーーやりがいを感じたことの具体的なエピソードがあれば教えてください。

2021年12月末にLog4jの脆弱性が発見され、お客様から自社の何百とあるサイトすべてを早急にチェックしたいとのご要望がありました。脆弱性診断での項目は数百と非常に多いのですが、その1個だけをチェックできる機能がほしいとのことでした。

カスタマーサクセスチームでは、脆弱性の最新情報やお客様のご利用状況を常にウォッチしていたので、そういったご要望があがることは既に予想できていました。そのため、ご要望内容をすぐさま開発チームに連携して、わずか1週間ほどで機能実装することができました。
何百もあるサイトの脆弱性診断は、通常だと何ヶ月もかかる場合がほとんどですが、新たに実装した機能により1週間でチェックを終えることができ、お客様からも非常に感謝されました。

オンプレミスの脆弱性診断だと、お客様の要望を叶えるまで何ヶ月もかかりますが、我々だとその要望を開発チームにダイレクトに伝えて、早ければその週に実現されるので、やっていて楽しいです。

入社前後のギャップ

ーー40代でスタートアップへの転職ということで、入社前に不安はありませんでしたか?

若いメンバーも増えてきていますが、私の入社前には創業メンバーしかおらず、年齢も40歳前後の管理職クラスしかいなかったことですかね(笑)ただ、入社してみて良い意味でギャップがありました。思っていた以上に意思決定のスピードが早く、メンバーの開発技術力も高い。自分たちで新たなビジネスを生み出そう、という勢いがあります。

こんな人と一緒に働きたい

ーーエーアイセキュリティラボはずばりどんな人に向いていますか?

エンジニアリングに興味関心がある人や探究心がある人が向いていると思います。脆弱性診断の知識やSaaS系企業でのカスタマーサクセスの経験を活かして、他のことにも挑戦してみたい人も歓迎します。
一緒に働きたい人は、自走出来る人や、いい意味で空気を読まない人。
作業の指示待ちタイプや、マニュアルがないと動けないタイプの方は難しいかもしれません。

ーーワークライフバランスはいかがでしょうか?

まだ小規模なスタートアップなので忙しいですが、リモート・フレックスで時間の融通が利くので、ワークライフバランスを保ちやすいですね。システムにバグがあって早急に対応しなければいけない時はみんなで助けてくれますし、業務以外でも子どもの面倒を見ないといけないときにフォローし合うなど、お互いにサポートしあっています。

今後の目標

ーー関根さんの今後の目標や夢があれば教えてください。

お客様が難しいことを考えず、楽にセキュリティ対策ができるようになる世の中にするのが目標です。日本から情報漏洩を1件でも多く減らしたい。
AeyeScanのプロダクトが本当に良いので、大げさではなく国内のシェア1位は取れると確信しています。その次に海外向けのチャレンジをやりたいですね。

自分の子どもをエーアイセキュリティラボに入れたいと思えるぐらい、良い会社にするのが夢です。

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