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業務以外でも話しやすい関係性!トレンド・プロのメンター制度

今回インタビューするのは、トレンド・プロのクリエイティブ・リーダーの河村さんと、プロデュース部の山崎さんです。

現在、クリエイティブの要として活躍されるおふたりですが、山崎さんが入社した当時はメンター、メンティーという関係でもありました。

そこで、トレンド・プロのメンター制度とはどういったものなのか、この制度が社員の関係性にどのような効果をもたらすのかについて、おふたりの経験談を伺ってみました。

▼河村さん


▼山崎さん




―トレンド・プロのメンター制度はどのようなものでしょうか?

河村さん:新卒社員一人につき、先輩社員一人がメンターとして配属されます。業務はもちろん私生活のことまで、トータルのアドバイスをするような感じですね。トレンド・プロでは、10年以上前(2009年)からメンター制度が導入されています。

―この制度は、入社後いつからスタートするのでしょうか?

河村さん:入社前から担当者を決めておいて、入社直後からスタートします。メンター、メンティー同士が隣席に座る形でサポートをしていきます。期間は明確には決められていませんが、約1年ほどです。

―メンター、メンティーだった時、具体的にどんなことをしていましたか?

河村さん:月に数回1on1ミーティングを実施していました。堅苦しい話し合いというよりは、「最近どう?」という近況報告に近い形ですね。そして、困りごとや悩みがあればアドバイスをしたり。実務的なところでは、案件に一緒に取り組み、編集業務をイチから教えていきます。

山崎さん:業務に関しては、実際にやってみないと疑問点もわからないですよね。隣に座っているので逐その都度問することができますし、仕事以外のちょっとしたことも聞きやすかったです。

―河村さんがメンターをするうえで、気を付けていたことは何ですか?

河村さん:1年目は慣れないことが多く不安な時期だと思うので、業務以外でも話しやすい雰囲気づくりを心掛けていました。会社から補助金も出ていたので(!)、二人で飲みに行ったりもしていましたね。当時はテレワークではなかったこともあり、山崎さんの状況をよく見ることができました。

また、メンター同士でのミーティングも実施していました。「山崎さんは同期の子とどんなことを話しているのかな」「こんな不安が出てきそうだよ」「この子はこれが得意だよ」といった情報交換をしたり、メンターとしてのアドバイスをお互いにしたり。あとは、メンティーの性格から考えて、それぞれに合わせた指導の形をとるようにしていました。

―メンティーの山崎さんは、この制度のどんなところが良いと思いますか?

山崎さん:新卒で入社して右も左もわからない状態のときに、なんでもすぐに聞けて、いろいろと相談できる存在がいるのはありがたかったですね。入社して2〜3ヵ月の頃、同期と比べてしまって自分に自信がなかったんです。特に原稿への赤入れが苦手で、「この仕事向いてないんじゃないか」と…。

でも、河村さんと飲みにいった時にその悩みを打ち明けたところ、河村さんにも同じような経験があったと話してくれたんです。「今は仕事が早い河村さんでも、そういう時期があったんだ!」と知って希望になったし、真剣に話を聞いてくれたこの人のために頑張ろう!と思えるようになりました。そのような関係性を経て、今では誕生日プレゼントを交換する仲です。

河村さん:山崎さんが最初に誕生日プレゼントをくれたんですよ。

山崎さん:そしたら、私の誕生日に、好きなキャラクターのイラストをくださったんです。メンター、メンティーのミーティングの中で、好きなマンガの話などもしていたので…。

さらに、普段あまり関わらない社員ともコミュニケーションを取れるようにと、ランチに誘ってくれたこともあります。それまで接点のなかった社員と話すきっかけを作ってくださったんです。

河村さん:新卒社員の同期4人、そのメンター4人で食事会にも行きました。そこで、メンターについていない山崎さん世代の社員とも交流を深められましたね。

―山崎さんが河村さんと接する中で、心に残っていることはなんですか?

山崎さん:打ち合わせに同行して、河村さんがその場でネームをきるのを間近で見て「この人スゴイ!」となりましたね。

また、河村さんには怒られたことはなく、いつも褒めてもらえました。河村さんと話すといつもハッピーになれたんです。1年目だと、ミスをしてしまった時に「重大なミスなのではないか?」と必要以上に心配してしまいますよね。そんな時も「大丈夫だよ!」と言ってくれて安心しました。

河村さん:山崎さんに対しては、怒るよりもそういう接し方をしていましたね。人によっては愛をこめたスパルタタイプもいますよ。(笑)もちろん怒りをぶつけたりすることはないですが。

―河村さん自身がメンティーだった頃の経験を経て、自分がメンターになった時に気を付けよう、活かそうと思ったことはありますか?

河村さん:業務に関してはすべて聞けたので不満はありませんでしたが、ランチに行ったときでもほぼ業務の話だったんです。業務を教えるのは、案件を共にする他の先輩でもできること。それ以外の部分をサポートできるのがメンター制度の強みだと思っているので、業務以外のコミュニケーションも大切にしています。

いかがでしたでしょうか?入社したての重要な時期だからこそ、業務面だけではなく心理的なサポート体制があるのは心強いですよね。私(インタビュイー)自身も、メンター制度のおかげで、「仕事との向き合い方」から「業務のちょっとしたコツ」まで、様々なことを学ぶことができました。トレンド・プロでは、テレワークを導入した現在も、メンター制度を続けています!今後も、社員全員が気持ちよく働ける環境作りに取り組んでまいります。

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