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ジャンプで担当付きだった僕がトレンド・プロに入社を決めた話②

こんばんは!

トレンド・プロ内定者の川崎です。

今回は前回に引き続き、僕が入社を決めたお話をしますね!

【原点】

『夢を持ってるなんて羨ましい』

僕は何度もそう言われてきました。
僕が漫画家を目指し始めたのは小学生の頃。

最初はアンパンマンを上手く描けた、
ただそれだけでした。
それが小学校に上がり
今まで会ったことのない
めちゃくちゃ絵の上手い同級生2人と出会います。
内1人は東京藝大に進んでいます。


当時、彼らが描き出すドラゴンボールの絵がたまらなくかっこよかった、
だから僕も真似をして必死にノートに落書きをした。


※イメージ

【夢は漫画家へ】

そこから意識は漫画へ。
ストーリーを持った絵のインパクトに衝撃を受けたのです。
当然、それまでも漫画は読んでいましたが
自分の参考にしている絵が本当に動きそうな構図で
どうしてただのインクがこんなにも生きているのか。
そう思うようになりました。

それから10余年
ずっと漫画に魅了されたまま大きくなりました。
僕は中学に上がるタイミングで私立の進学校に行ったので
その2人には会わなくなりましたが
今でも僕の根底はそこなんだと思います。

そんな夢が大学に入ると刃を持つようになります。


【大学】

周りは当然のように大学に通い、単位を取り、遊びも謳歌する
僕も最初はそうでした。
しかし、「そんなことでいいのか」「東京に来てまで周りと一緒で夢は叶うのか」
そんな声が僕に重圧をかけてきます。



そして僕はあまり大学に通わなくなります。
少しでも絵を描いていないと不安になる
そんな日々が始まります。
大学で講義を聞いていても
夢見る将来に向かっている気が全くしないのです。

漫画家になるって具体的になんなんだろう

どうしたら漫画家になれるんだろう

もちろん、漫画を描いて持ち込みをすればなれると思っていました。
以前も書きましたが、僕は大学一年の秋からこれまで3作仕上げて計5回持ち込みに行っています。

確かに担当が付いてくださった時は前進を感じました。

それでも自分の中では答えに近づけていない気がする。
いつまでたっても連載を持てる気がしない。

そう夜な夜な不安になるのです。

実は僕は一度大学を休学しています。
その頃は毎日漫画を描いて夜バイトをして…

怖くなりました。

肩書きを失うと人間はこんなにも弱いのか。
自分が世間から外れてしまった気がする。
元々足並みを揃えるタイプではなかったですが、
それは学生という免罪符があったから。
自分は少し絵が上手いだけ。
特別な才能も何もない。

そう感じながらペンを握る。

そんな日々が続いていたある日、ひょんなことからトレンド・プロの社長とお会いすることになりました。

社長は僕の不安を明言化します。

「漫画家になっても一生食える人はほとんどいない」
「ジャンプで連載を持っていた作家でも次が描けなければほとんど食えていない」

その言葉が僕をすぐに信用させました。

夢を追うって綺麗事。
所詮生きていけなければどうしようもない。

また、僕の場合は家庭環境も少し特殊でした。
親を安心させるのは自分の役目だと
小学生の頃からずっと抱えて生きてきました。

自分の夢は諦めない。
漫画家は今でも僕の夢の終着点。
でも、それだけで食べていく気はさらさらありません。

もっと多くのことを学んで
もっと多くのことを成して
親を安心させて
周りを魅了して
そして死にたい
そう思うのです。

そのために何が必要か。

社長が1つの答えを下さいました。

『もう一度会いたい人間になれ』

人間力は時に大きな力を持ちます。
特別上手くない絵をあげてもいいねを稼ぐ人がいる。
特別上手くない歌でお金を稼ぐ人がいる。
それは彼らの人間力が高いからなのではないのか。
そこにも努力が隠されているのではないのか。
決してたまたま、偶然ではない。

僕はこの社長のもとで自分を磨くことを決意します。

幸運だったのは僕の中にはすでにその片鱗があったこと。
大学に入ってからは特にこの才能が開花していました。

居酒屋に立てば、お客さんが僕を狙って来てくれる。
お酒を飲みに行けば、いつのまにか知り合いが増え、また飲み直している。
全然関係のないサークルの飲み会に「お前がきたら盛り上がるから」と誘われることもありました。
僕はやっと少し絵が上手い以外の才能を見つけ始めるのです。

正直まだまだ至らぬ点ばかりで
会社に迷惑をかけることが多分に予想されます。
それでも
この機会は僕を大きくしてくれる。
今ではハッキリ口にできます。

『この努力は自分の夢に続いている』

ずっとあやふやだった道が曲がりくねっていたり山なりだったりはしますが
一本に続いているような気がしているのです。

そしてもう一つ
僕は自分に最も自信を持っていることがあります。

それは助けを求めること。

「お前にできねェことはおれがやる
おれにできねェことをお前がやれ」

そう『ONE PIECE』のサンジが言いました。

「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある」

そうルフィが言いました。

僕一人ができることなんてたかが知れています。
20そこそこしか生きていないのに全てができる方が気持ち悪いと思っています。
それでも、誰かに助けを求められるならできることはいくらでも増える。

ありがたいことに仲良くなるのは多少得意です。
知り合いが増えれば助けてもらえる母体も増える。
周りが困ったら僕が助けにいける。

(頼り過ぎちゃう面があるのでそこは今後改善すべき点ですが…)

これからもここトレンド・プロで
1人の人間として
1人の男として
学んでいければと思っています。

まだまだ未熟な僕の話をここまで読んでくださって

ありがとうございます。

どうせだったら今後も見に来てください(笑)

次回はついに『僕のプロフィール』です。

それでは、また。

川崎

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