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“子どものいい体験を増やしたい”という軸でサービスを開発する私たちが求めるディレクターとは?<制作マネージャー インタビュー>

子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」を中心としたサービス開発を行う制作チームのマネージャーを務める吉川さんにWEBディレクターにとって大事なことや未来図についてインタビューしました。

<吉川さんへの前回インタビューはこちら「ファンレターが届く開発チームになる<制作マネージャー インタビュー」

ーー吉川さんが考える「ディレクターにとって大事なこと」とは何ですか?

どの職種にも共通して言えますが、「本質的には自ら学ぶこと」です。


ーー「いこーよ」を一緒に開発するディレクターに求めることは何でしょうか?

1つ目は、子どもに良い体験を増やしたいと思っている、ユーザーに共感できる人ですね。そういうユーザーがどういったことを気にするのか。どういった情報があると嬉しいのか。どんなタイミングでいこーよを見るのか。共働きで仕事にも疲れたパパママがどういった気持ちでいこーよを見に来るのか。そういった背景まで想像力を働かせられる人です。

一方で、あるユーザーに共感するだけでなく、「客観性」を失わないことも大事だと思っています。共感だけだと自分ファーストになることも多いので。

2つ目は、新しいサービスやトピックに関心が高くて、実際に自分で試してみる人です。 アプリ、WEBサービス、事業ドメインが違った、国内外問わないあらゆるものを試してみることが大事だと思います。英語圏のサービスもぜひ触れてほしいですね。

ーーー自ら学ぶ方法というのは、セミナーやワークショップなどもあるのでしょうか?

セミナーも重要ですが、セミナーや教科書になっているものはその分コモディティ化しているはずなので、ディレクターやエンジニアの場合は、新しい事例を作る側でもあるので、新しい表現や技術を見つけたら、自分が先行事例を作るような気持ちで、「自分で試す」ということが大事だと思います。

3つ目は、統計が分かる人です。または、これから身につけようと強い志を持つ人です。

統計は、「仮説を作れる人」になるために必要です。ディレクターは、ユーザー分析、ABテストを行うので、統計がわからないとなかなか前に進めないところがあります。

最後に、推進力がある人、合意形成をしてがしがし進められる人です。

ディレクターと一口にいっても、さまざまなディレクターが世の中にはいます。

いこーよのディレクターは、仮説を作ったあとにエンジニアやデザイナー、場合によっては品質管理や営業の意見も聞きながら進めていきます。推進力をもって、物事を進められる人、かつステークホルダーとの合意形成をしてがしがし進めることが大事です。


ーーーありがとうございます。いろんな要素があるのですね。すべてを備えているのはなかなかハードルが高いような気もしますが、実際どうなんでしょうか?

そうですね。1つ目、2つ目は最低限必要だと思いますが、3つ目以降は、これから自ら身につける意志があり、「本質的に自ら学ぶ人」であれば大丈夫だと思います。

入社後の「いこーよ」の担当イメージは、

  • いこーよのサブプロダクトなどを一つお任せして、
    「サブプロダクトの◯◯については私にお任せ!」
  • いこーよプレミアムという会員サービスで
    「プレミアムのツールは私が責任もって推進する」
  • 施設ユーザーやイベンター(※)が使用する機能において
    「クライアント管理画面は自分が引っ張ってよりよくします!」

などのパターンがあります。上記はあくまで例ですが、このようにそれぞれの特徴を生かしたミッションを担っていただき、活躍を期待しています。

おまけでいうと、マネジメントや組織論の勉強をしていることもディレクターとして仕事をする上で必要な知識だと思っています。


ーーー人を動かす仕事でもありますからね。自学することはもちろん、入社後に吉川さんと一緒にお仕事する中で、習得できるマネジメント要素も大きいでしょうね!

ちなみに、ディレクターについて、近い将来をどのように描いていますか?

現在地点でいうと、ABテストをしっかりやっているチームなので、将来地点は分析を絡めた開発をしていきたいと思っています。


ーーー分析をすることでよりよいサービス創りに繋がりますもんね!子どものいい体験を増やすためにも制作だけでなく全社一丸となって、いこーよの未来を創っていきましょう。インタビューありがとうございました。

【お話しを伺った人】

アクトインディ株式会社取締役 制作チームマネージャー
吉川 崇倫

2008年株式会社サイバーエージェント入社。Amebaのシステム開発に携わる。その後2012年にクックパッド株式会社に入社し、決済や開発基盤の開発に従事。2017年株式会社オウチーノ執行役員CTOに就任。2018年同社取締役就任(現任)、株式会社くふうカンパニー取締役就任(現任)。同年11月に株式会社Da Vinci Studioを設立し、代表取締役に就任。くふうグループのサービス開発支援、新規事業の創出、R&Dなどを行う。現在は株式会社エニマリ取締役、株式会社Zaim執行役員も兼任し、くふうカンパニーグループ全体の技術分野を統括。

2022年3月アクトインディ株式会社 取締役に就任。


子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」 https://iko-yo.net/

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