1
/
5

【CEOブログ】大阪で設立したアクトビがこのタイミングで東京に "TOKYO Office" を立ち上げた理由

事業の成長スピードとマーケットから見えた大阪だけでの拡大の壁

アクトビは2018年に大阪堀江にて創業し、現在7年目を迎えております。
もともと、私がこのIT業界に飛び込んだのは、2013年に東京で転職してからでした。その後、地元大阪に戻り、これまで東京で感じていた業界に対しての課題に取り組みたくアクトビという会社を大阪で創業しました。


大阪で起業した背景

背景としては、単純でした。
大阪でフリーランスとして活動していた中で、CTOの石村 (当時はお互いにフリーランスエンジニア) を筆頭に、一緒にビジネスを構築していきたいと思えたフリーランスエンジニアの方とたくさん出会えたことが大きかったです。正直創業時からマーケットは世界を見ていましたので、大阪だろうが東京だろうが関係ないと思っていましたし、当時はリモートワークベースでも回るものだと思っていたので、場所は関係なく世界中のメンバーとしごとができると安直に考えていました。

スタッフインタビュー 石村真一|株式会社アクトビ|RECRUITING SITE.
さまざまな経験や知識を持った経験者やフリーランス経験者が多いという特長をもつACTBE Inc.。なぜ、どうしてACTBE Inc.だったのか?きっかけはなんだったのか。それぞれの想いに突撃しました。
https://recruit.actbe.co.jp/interview01/


組織成長においての拠点の扱い

創業して2年がたったころに、コロナショックがあり、我々としても大きな事業の方向転換を行いました。
明確に創業時に掲げていた、エンジニア・デザイナーの価値をあげるための本質に思いっきり舵を切り、下請けの案件の多くをお断りし、商流をプライムだけにすることで、よりコンサルティングや課題の本質に届く体制で価値創造と課題解決を行う組織をつくっていくと決めました。
創業時の計画より1年早い意思決定です。
そういった組織戦略、組織体制を作っていく中でやはりコアとなるのは、在籍する "個人" の意識や、視座、総じて個人の "成長" にコミットする必要が最重要事項となります。
前提としてアクトビは技術力、デザイン力が高い会社です。ただ、この技術力、デザイン力が高いという指標を価値にするためには、組織の明確な価値の基準の設定と、個人のソフトスキルの成長がかかせません。
このソフトスキルの成長というのが、仕組み化されたときに、はじめてアクトビという企業の本当の強さが表面化すると思っていて、そこに今取り組んでいます。
そしてそれは、大阪の本社内で実行されています。


出社制へのこだわり

個人のソフトスキルの成長の仕組みと向き合った際に、これをフルリモート体制で実行していくのは我々にとってはとても難しいと感じました。
アクトビは、入社したメンバーはしごとを通して圧倒的に成長をします。
これはなぜなのか。
本気で向き合った結果、フルリモートで組織拡大していくのはやめようとなりました。
もちろんフルリモートで社員の成長を実行している企業はたくさんありますので、あくまでも我々の価値基準の中においての話です。
詳細は下記に記載しています。

アクトビはなぜフルリモート禁止で出社体制なのか|RYOSUKE FUJIHARA | ACTBE Inc. CEO
そろそろ書かないとな・・・と思っていた矢先に広報からの依頼が Slack ということで、アクトビはなぜフルリモート禁止で出社体制なのかというテ ーマです。 前提 こちら、最初に整理しておくと "アクトビはリモート禁止では全く無いです!" 私も今日は途中から在宅に切り替えました! Slack ただし、原則フルリモートでの勤務は禁止していますし、面接の際にもフルリモートの方はお断りしています。 リモート勤務に付随して、勤務形態も役職によって変えておりまして。 Juniorレンジ    :フレックス制 Seni
https://note.com/actbeinc_ceo/n/n4d14fcda1927


大阪で事業展開、事業拡大をしていくということの難しさ

アクトビでは、ありがたいことにここ数年間、積極的な営業活動はせずとも受けきれない量の案件相談をいただいている状態が続いていました。
もちろん、組織成長の観点からも採用にはかなりのリソースを割いていました。それでもなかなか拡大スピードが上がらない。
東京でエンジニアとして働いていた経験からエンジニア・デザイナーの人材は東京と大阪で10倍ほどちがうことはわかっていました。
それでも、ここまで苦労するのかというくらい苦労しました。


多拠点化による、拠点間でのプロジェクト進行に向き合う決意

こうして、組織成長に本気で向き合い2年ほど試行錯誤していく中で、"エリア" に向き合わざるを得ないと本気で考え始めました。
このまま小規模な組織として高いクオリティを維持しつつ、大阪だけでゆっくりと成長していくという選択肢もある中で、我々が取り組むべきテーマを考えた際に、社会価値に取り組むには、うかうかしてられない。エリアの問題は挑戦して試行錯誤して乗り越えるしかないと石村と決めました。



マレーシア法人との共同プロジェクト、SHIKOKU Officeでの取り組みから、大阪をハブに、スピリッツを移植していく手段の検討に移り、東京拠点進出を考え始めました。



クライアントからのニーズと、東京メンバーの参画

かねてから、既存のお客様より、東京にもきてほしいというニーズはいただいていました。
我々のしごとは、クライアントの経営課題をデジタルを用いて解決すること。であり、プロジェクト設計フェーズで業務フローのキャッチアップなどで、1日中クライアント先に張り付くこともあります。
Salesforceにおいては、定着化のために、週に半日はクライアント先で作業することもあります。
課題の解決のために、最適解は何なのかを徹底的に考え実行する泥臭い組織なんです。
だからこそ、クライアントに信頼され、プロとしての価値提供ができていると感じています。
DX投資のマーケットからみても、アクトビという会社の売上比率からみても、大阪と東京ではやはり東京のプロジェクトが多かったこともあり、クライアントから東京にきてほしいというニーズを明確にいただいていたこと。
かつ、ご縁もあって東京在住のメンバーも参画が決まったこともあって、思い切って東京だすか!!となった次第です。



これからのTOKYO Office のポジショニング

2024年11月から開始するTOKYO Officeですが、採用活動の再現性が作れるまでは、シェアオフィスからはじめることにしました。

■新オフィス概要
拠点名:株式会社アクトビ 東京オフィス(ACTBE Inc. TOKYO Office)
所在地:東京都港区南青山3丁目3番3号 リビエラ南青山ビルA 216号室
業務開始日:2024年11月1日(金)



大阪と同じくチームを作っていきます

単純に東京に拠点を出す際に、採用や営業目的です。というケースはよく聞きます。アクトビにおいてもこの観点は持ちつつも、意気込みとしては東京で大阪と同じくチームを作っていく観点でおります。
私も月の半分を東京で過ごしますし、現地に取締役も1名います。
CTOやManagerメンバーも入れ替わりで東京で生活します。
マレーシア、四国と拠点を開設してきて思ったのは、現地にコアメンバーがいるのといないのでは、立ち上がりのスピードが圧倒的に変わるということです。
決してマーケットの大きいエリアに変わったから、オーガニックで成長していくなんて考えていません。
僕達が東京で行うのは、大阪本社でこれまで培ってきた組織スピリッツの移植です。


ひとを育てる会社としての成長

提供している価値に確信があり、社会価値も生み出すことができると本気で思っているからこそ、アクトビは成長を加速させます。
社内で新たにパーパスの設計もはじめました。
デジタルの専門家であるというのは、今のアクトビの明確な価値だと思います。ただ、アクトビが見ているのはもっと先です。
30年、50年、100年先も成長を継続している組織であるかどうか。
ビジネスの中心にいるのはひとです。
事業内容、ビジネスモデルは時代によって変化していくでしょう。
ただ、組織が成長を継続し、在籍するひとも成長を続ける組織をつくることが、アクトビの目指す組織像です。


さらなる組織拡大に向けて

ここまでやるか!というほどに、東京拠点にリソースを割きます!!
ぜひ、エンジニア・デザイナーの価値をあげたい!アクトビと関わってみたい!という方はご連絡いただけると嬉しいです🤗


頑張る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

株式会社アクトビ|RECRUITING SITE.
ACTBE Inc.では、ハードルに挑み続けられる人。本気になれる人。そんな熱い想いを持った人と共に成長をし続けていきたいと思っています。
https://recruit.actbe.co.jp/

Facebook:https://www.facebook.com/ryosuke.fujihara
X(Twitter):https://twitter.com/fujihararyosuke
note:https://note.com/actbeinc_ceo
ラジオ:https://stand.fm/channels/659e5d2b67b0dad5c588c948



株式会社アクトビでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング