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こんにちは!ACROVE採用担当の改田(@kaiden_acrove)です😊
今回は活躍しているマネジメントレイヤーの社員をクローズアップする「MANAGEMENT INTERVIEW」をお届けします。
今回は、グループ会社のローネジャパン代表取締役に就任した、輪湖 春香さんにインタビューをしました!
ぜひ最後までご覧ください✨
過去のインタビューはこちら
目次
ACROVEに入社するまでのキャリア
現在のポジションとお仕事内容を教えてください。
ACROVEグループ初の女性代表取締役就任について、お気持ちを教えてください。
仕事をする上で意識をしていること
これからの目標
あとがき
ACROVEに入社するまでのキャリア
大学の1年生から3年生の年末まではアイスホッケー部のマネージャーをしていました。
夏でも冬でもマイナス10度の極寒の中、深夜1時から3時まで練習、4時までミーティング、その後ラーメンを食べて帰るような、部活動フルコミットの生活をしていました。
アイスホッケー部時代のお写真をいただきました!
就職活動の時期をきっかけに、部活だけやっていていいのだろうか?と思い始め、ビジネスのことを知った上で社会人になりたいと考えたので、1年間大学を休学することにしました。
休学中には、大きく2つのことに取り組みました。
ひとつは、シンガポールへの留学です。
広い世界を見てみたいという漠然とした思いで飛び込みました。この頃から日本だけに閉じず広く世界で仕事をしたい、英語を使いたいという想いを持っていました。
もうひとつは、母が経営しているアパレルの会社の広報やYouTubeの立ち上げです。
今では登録者12万人を達成したYouTubeですが、自身で企画から撮影、編集まで担当しました。どのような話し方をすれば魅力が伝わりそうか、より多くの人を幸せにできそうかを考えて実行し、数字で結果が反映されるのが面白かったです。
私の父も母も会社を経営しており、家系的にも自身で何かの事業をしている人がほとんどだっため、当時はサラリーマンとして40年勤める自信がありませんでした。
そこで、就職するとしても、
自分自身にしっかりスキルをつけてどこでも食べていける人になりたい、若いうちから裁量権をもって事業や数字を任せてもらえるようになりたいと思い、
1社目は馴染みのあるアパレル領域で、裁量権を持てるファーストリテイリングに入社しました。
そこでの仕事内容には興味もありましたし、続けたいと思っていました。
しかし、休学時ので動画マーケティングの経験からマーケティングへの興味が薄れることがなく、1年ほどでPR代理店に転職をしました。
agetuyaブランドの商品とともにインタビューに答えていただきました❤
PR代理店では、色々な仕事を経験しました。
例えば、企業のSNSアカウントを動かしたり、芸能人をお呼びした新商品ローンチのイベントを企画したり、といった業務に従事していました。
ここでは、対法人のプレゼンテーションスキルや資料作成のスキル、独学だった数値分析のスキル、やりきる力を身に着けることができました。
ただし、代理店のため、業務範囲が提案のみにとどまることも多く、
またPRという特性上、貢献度が数値として計測しにくい点に、やや引っ掛かりを覚えていました。
そのタイミングで、
当時ACROVEにつとめていた知り合いから「副業でもいいからマーケ・SNSがわかる人がほしい」と声を声をかけていただき、軽いノリで業務委託としてACROVEで働き始めました。
決め手は2つあります。
まず、業務委託の際に声をかけていただいた吉田さんの存在です。
私の出身大学である慶應義塾大学ではスタートアップに飛び込む人が多くなく、やや不安がありましたが、吉田さんは地に足ついた真面目なお人柄で、「この人が働いている会社なら大丈夫だろう」と思えました。
2つ目の決め手は、代表の荒井さんです。 「社会の果樹園を創造する」というミッションに大変共感しました。 ※ACROVE創業時から変わらないミッションについて、代表 荒井の想いが詰まったnoteを是非ご覧ください。
上記の決め手に加えて、 事業をまわす経験ができる点、2社目で懸念を持っていた結果が数値でFBされる点に魅力を感じ、ACROVEで正社員になりました。
輪湖さん入社式の様子✨
現在のポジションとお仕事内容を教えてください。
ACROVEグループ会社の株式会社ローネジャパンのagetuya事業にて、ヘアケア商品を販売しています。9月より代表取締役に就任しました。
主な業務内容は、数値の管理や新商品企画です。
PL・BSを見て売上目標を立てて予算を組む数値管理の業務ですが、
細かく商品ごとに過去実績をしっかり見たり、Amazonや楽天といったECモールのセール状況や月の季節性を鑑みて月ごとに売上予測したりして、
モールの広告予算、インフルエンサーPRの予算など、細かく計画を立てています。
また、既存の商品の販促と並行して新商品の企画も進めています。
今年7月から販売開始する新商品のコードレスブラシアイロンプラスは
昨年9月からプロジェクトを立ち上げ、ゼロから作り上げた商品です。
商品企画の業務を一部ご紹介します。
- リサーチ
- EC上で、どのような商品が売れる傾向にあるのか、他社商品や市場の大きさ等を徹底的にリサーチ
- デザイン、機能などスペックの企画・決定
- 新しい商品だからこそ、既存のロイヤルカスタマーの信頼をそこなわないような新商品のデザイン・企画をする
- 中国のOEM先とやりとりを通じて決定、実際に中国の生産ラインへ見学へ赴き、価格交渉を行う
- 商品販促のための準備
- 撮影のディレクション、SNSの素材の用意
- プレスリリースの執筆
- Amazon・楽天での商品の登録をして、販売できる状態にする
特に、スペックの決定のためには半年以上の期間を要し、納得のいくまで中国のOEM先とやり取りをしました。
中国でのお打合せの様子です
本来であれば、中国語の通訳さんを雇わなければなりませんでしたが、中国語を話せるACROVEメンバーの同行のおかげで、交渉も驚くほどスムーズに進みました。
ただ、海外とのやり取りの中で予期せぬトラブルは必ず起こるので、余裕を持ったプロジェクトマネジメントを心がけていました。
また7/29 に、ACROVE初の取り組みとして、
テレビショッピングのチャンネルQVCにてagetuya商品を紹介いただきました。
QVCの方も驚くほどの売れ行きで、開始18分でsold outとなるほどでした🔥
使い方をレクチャーしていただきました✨
ACROVEグループ初の女性代表取締役就任について、お気持ちを教えてください。
最初話を聞いた時は正直驚きましたし、不安もありました。
でも、20代のうちにできるだけ会社経営に近い経験をしたいと思っていたので、代表という責任のあるポジションを任せていただく機会をもらえて、期待に応えなければというプレッシャーを感じつつも、新たな挑戦にワクワクしています。
過去ブランドが築き上げた変わらぬ品質と信頼をお客様にしっかりとお届けできるよう、また、お取引先様を始めローネに関わっていただいている全ての皆様と共に更なる発展を遂げられるよう、メンバー一丸となって励んでいきたいと考えています。
親や家族が代々会社を経営しているというのもあり、最終的には独立して会社をやりたいと思っていました。
ただ最近は、組織で働く面白さやチームで働くことの意義を感じて独立欲が薄くなってきています。
ひとりではケイパビリティに限界があります。しかし、今一緒に働いている岡村さん(@nnnacrove)をはじめとした大変優秀なスペシャリストがチームにいることで、アイデアをブラッシュアップして実行するというサイクルをスピード感を持って、取り組むことが出来ています。この実行力が事業の数字へのインパクトを大きく左右します。独立して1人で事業を抱えるより、最初から全速力で一緒に走っていくことができるチームメンバーが多くいることは、組織で働く大きなメリットです。
独立といった形で1人で事業を抱えるよりも、
ACROVEで蓄積されているECの知見や、優秀な人材といった貴重なリソースを活用できるからこそ、受け継いだagetuyaというブランドを更に成長させるために挑戦し続けることができます。
仕事をする上で意識をしていること
年始に以下の目標を立てました。
・be positive
・be clear
・be essential
・be grit
be positive
そのままの意味ですが、まずは「ポジティブでいること」です。
胃がキリキリする思いは抱えつつも、これだけやったから大丈夫!と気持ちに余裕を持っていたいですし、ポジティブであることで一緒に仕事をしてくれる人が増えていくかもしれません。
be clear
2つ目は、「クリアにすること」です。
ACROVEの文化である経営チェックのように、
今何をすべきなのかを明確にしていくことを意識しています。
悩んでいる状態というのは、
代替案がない状態、もしくは何から手を付けていいかわからない状態なので、そのような状態に陥らないように紙に書いて整理して、常に「クリア」な状態を目指しています。
be essential
3つ目は、「絞り込むこと」です。
実は、すべてに手を付けたい性分の私が苦手とする分野なのですが、
「be clear」に通じて、何が本当に大事なのかを絞り込むことを意識しています。
be grit
最後に、「やり抜くこと」です。
「GRIT」という本も多く出版されていますが、
私が普段よく見ているTEDの動画で出会い、腑に落ちた考え方です。
動画を要約すると、「将来活躍する人は、IQの高さは関係なく、やり抜く力が高い」という内容です。
この考え方を踏まえて、
任されたことをやりきる、目標としている数字に届かなそうな時も、できることを探して、責任をもって行動しきることを意識しています。
これからの目標
長期的には、社会の役に立ちたいという想いがあります。
キャリアが多種多様な高校時代の友人とよくご飯に行くのですが、
彼女たちが「こうすれば、社会はよくなるのではないか」ととてもキラキラした目で語っているのを目にして、その影響を受けたのもあります。
実際に「儲けられる商材を作ればよい」という会社もあると思います。
稼げるかもしれませんが、本当にその商品がいいのか?人々の生活に貢献できているのか?を考えると、ただ儲ける仕事は好きではありません。
母も「お金をいただくというのは、人に喜んでもらうということだよ」と普段からよく言っていました。
現状、agetuyaというヘアケアブランドが、人々の生活に貢献できているか?と問われると、「人々のオシャレ」という生活の一部にしか貢献できていないと感じています。
ゆくゆくは、形にはこだわらずに
自身の行動が雇用を創出する、新たな産業を生みだす、など
日本の経済力を高めることに繋がればいいな、と思っています。
あとがき
輪湖さんのキャリアのスタートから現在に至るまで、どのように自己成長を遂げ、挑戦を続けてきたかを伺うことができました🎤
9月からグループ会社の代表に就任してバリキャリな姿がかっこいいです🔥
agetuyaというヘアケアブランドがもっと世に広まってほしい!という熱い思いが常にあり、どんどん行動していく輪湖さん。今後のさらなる飛躍が楽しみで、目が離せません👀✨