ミッション・ビジョン・バリューが新しくなりました!|株式会社ACROVE
この度 創業5年目を迎え、ACROVEとして大切にしていく核となるミッション・ビジョン・バリューを見直し、刷新しました! ...
https://note.com/acrovehr/n/n90eba1ca3dff
ACROVEの公式noteをご覧いただき、誠にありがとうございます!
採用広報の藤角です。
弊社では、23年4月にACROVEとして大切にしていくミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)を見直し、刷新しました!
▼MVVリニューアル記事に関連する記事はこちら
今回は、MVVを改修した背景やMVVに込められた想いなどをご紹介していきます。
はじめに、ACROVEの沿革から簡単にご紹介します。
CEOの荒井は、2018年、学生時代にACROVEの前身である、ピープロテインブランドの株式会社アノマを創業し、プロテインEC販売事業をスタートし、約1年で年間売上1億円弱のブランドに成長しました。
その後、コロナ禍によりお世話になったジムやカフェが次々倒産するのを目の当たりにした荒井は、『自分だけが小さく儲かっていても仕方ない。一生をかけて、本当の意味で社会的価値の大きな事業をやり、100年以上遺る企業を創る。』と決意し、2020年に、果樹を事業と見立て社会に連続的に事業を生み出し社会的な果樹園となるような会社をつくろうという理念から、商号をACROVEに変更しました。
そして、商号を変えてから最初に立ち上げたECサービス事業は、コロナ禍によるEC市場の急成長もふまえ、プロテイン販売で蓄積したEC販売ノウハウをメーカー様向けに提供する事業で、現在120社以上のお客さまをご支援させていただいています。
さらに、2022年にはECブランドのM&Aを通じてメーカー・ブランドの価値の最大化を目指すECロールアップ事業*へ拡大し、これまでに、 6つのブランドをM&Aしてきました。
*【ECロールアップとは】
ECブランドのM&Aを通じてブランドの価値の最大化を目指します。 ECサービス事業を通じて培ってきた知見を生かし、人的リソース不足、資金不足、マーケティングノウハウ不足、 もしくは事業承継等で悩まれているブランドのM&Aを通して、譲り受けたブランドのバリューアップを実現、 より多くの消費者様に商品を届けていく事業です。 海外ではECアグリゲーターとも呼ばれ、Thrasio(セラシオ)等多くのユニコーン企業が誕生しています。
リニューアルに至った主な背景は、事業拡大と社員数増加の2つです。
前述の通り、ACROVEは、2022年にECロールアップ事業を展開し始めました。今後もEC事業者の課題を解決して、良いモノを、それを欲している人々に届けていくべく、EC領域で拡大し、アジアナンバーワンを目指しています。MVV、特にビジョンについては、ECサービス事業、ECロールアップ事業を包括するECを軸としたワーディングにするべきだと考えました。
ACROVEへと商号が変わった2020年12月の社員数は、たったの4名でしたが、約2年余りで約20倍の80名以上になりました。様々なバックグラウンドを持った人が集まるACROVEにおいて、”ACROVEらしさ”を再定義する必要がありました。
MVVリニューアルプロジェクトが始動したのは22年10月。リリースまでの約半年の取り組みを振り返ります。
(リニューアルに際し株主である博報堂DYベンチャーズ様、並びに博報堂様に多大なるご協力をいただきました。誠にありがとうございました。)
まず、ACROVEの組織に宿る価値観・想いの集約をするため、全マネージャーを対象にインタビューとワークショップを開催しました。
【インタビューの内容(抜粋)】
・ACROVEへの入社理由や動機について教えて下さい
・普段、お仕事されていて、楽しい瞬間は、どんな時ですか 。
・ACROVEの価値や強みはどのようなものですか。
・ACROVEっぽい仕事や社員ときいて、どのような仕事/社員が思い浮かびますか?
・事業が変化しても変えたくないところはありますか?
・メンバーのどのような仕事や行動を評価(称賛)しますか?
インタビューの回答をもとに、MVVに対する認識を整理
【ワークショップの内容】
以下の内容をチームに分かれブレストしまとめ、発表しました。
・未来のACROVE像
・我々が事業を通じて向き合う相手
・解決した先にめざす世界
ワークショップの様子
次に、CEO荒井さんへのインタビューや、社内で良く使われる言葉の抽出なども行い、内容を詰めていきました。
そして、新MVVの大枠となる制定方針を固めました。
アウトプットから4つに分けて整理し、MVVのどこに当てはめるかを決定しました。
ACROVEっぽい、わかりやすい表現を追求しました。
ビジョンに関して、いくつか候補が出たので一部をご紹介します。
以上のステップを経て、新しくMVVを策定してきました。
MVVとは?
想いをお話する前に、まずACROVEが定義したMVVとは何か?についてふれておきたいと思います。
その上で、ACROVEの新しいMVVと込められた想いは次の通りです!
創造しよう。お客様への圧倒的な貢献を。創造しよう。社会に新たな利益と雇用を。創造しよう。世界に羽ばたくリーダーを。ACROVEが目指しているのは、社員一人ひとりの長所を活かすことで、お客様、社会、社員の3者が笑顔の世界です。私たちはその環境を「社会の果樹園」と呼びます。どれか1つでも欠けたらそれは、ACROVEじゃない。テクノロジーの進化によって、消費者の行動や、ビジネスモデルが変わろうとも、私たちは変わらず「社会の果樹園を創造する」というミッションを、実現して参ります
ミッションに込めた想い:
この世界には、価値があるのにまだ世に届いていないものが、数多く存在している。だからわたしたちは、ECのチカラで、1人でも多くの人に届けていく。成し遂げたいのは、お客様にとっての経済価値と世の中にとっての社会価値を同時に創出すること。そんな、みんなにとって、良いCommerceを、わたしたちは届けていきます。
ビジョンに込めた想い:
1,感謝・誠実・思いやりの心を持とう。
ACROVEの社会的使命の一つは、果樹園戦略を実現するための「次世代のリーダー」を生み出すことです。次世代のリーダーにふさわしい人間性とは全てのモノ、コト、ヒトに感謝し、全ての人に誠実に分け隔てなく裏表なく接し、思いやり(利他の心)を持ちます。
2、お客様から「ありがとう」と言われるのが仕事。
ACROVEの商売は、顧客起点で考え、お客様の成功と感動を実現します。それによってお客様から「ありがとう」を言われることが、ACROVEのみんなの仕事です。
3、「チームACROVE」主義。
ACROVEのミッションとビジョンの実現のためには、個人最適化に走らず、チームであることが大切です。そのために全員で採用することや、全員が当事者であることが重要です。
4. ゼロベースで考える。
ビジネスをとりまく環境は刻一刻と変化します。今までの「常識」から物事を考えず、ゼロベースで考えることを大切にします。
5. シンプル!スピード!逆算コミットメント!
ビジネスの目標達成のためには、シンプルな報告やシンプルなアウトプット、そしてとにかく早く実行すること、目標から逆算して最後までやり抜くGRIT(コミットメント)が必要です。管理や報告、アウトプットは複雑にせずシンプルに、そしてとにかく早く、早く、目標から期日を逆算して最後までやりぬこう。
6. オープンマインドでいこう。
オープンマインドとは、表面的な”気を遣った”コミュニケーションではなく、本音で語り、是々非々で聞くことです。自分をよく見せたいと言うプライドを捨てたり、「分からない/無能である」ということを恐れないだけでなく、そのような空気を創り出して本音のコミュニケーションを促進します。そのために聴く側も「誰が言ったか」より「何を言ったか」を大切にします。
バリューに込めた想い:
前述の通り、当社では「社会の果樹園を創造する。」ミッションを実現するための価値創造サイクルを定めています。
顧客貢献とは、最も基本的な商売の目的です。モノやサービスを単に売るのではなく、お客さまのためになるサービスを提案することで、顧客の幸せや成功に貢献します。顧客貢献こそ、私たちの商売の目的の一つと考えています。
経営や商売を通じて人材を育成することも、経営の目的だと考えています。経営や商売には、人生や人間の生き方そのものに通ずるたくさんの学びがあります。例えば営業・マーケティング・組織マネジメントに共通するのは「人の感情を動かす・出会った人に気持ちよくなって帰ってもらう」ということ。人の感情を動かすスキルは家族生活や一般社会においても大切なことですから、まさに商売でのスキルが一般生活でも役に立つ典型的な例だといえます。そのほかにも、素直な心、感謝の気持ち、シンプルに考える、問題解決など、商売の”道”は、人生を生き抜くためのことを教えてくれます。高い志と経営に対する深い知識を持った人々をたくさん育成し、日本や世界を支える人材をどんどん輩出する。これこそ「リーダー人間育成」であり、私たちが経営をする目的です。
ACROVEは ”株式会社” を社会の公器であると考えています。私たちが作った利益を、国に税金として納めることで、それが次の社会インフラやサービスとなり、循環する社会において意味のある会社になります。また、事業を拡大することで雇用を創出することができます。ACROVEは、社会循環への協力をすることも経営する目的であると考えています。
このように約半年の新MVV改修プロジェクトを経て、リニューアルいたしました。再定義して終わりではなく、これから、このミッション・ビジョンを実現するために、一人一人が理解し、一丸となる必要があります。そして日々、全員がバリューを実践することで、ミッション実現を促進すると考えています。
まだまだ新MVVプロジェクトは終わりません。
ここから全社で話し合い、各部署ごとのMVVを策定しました。この内容については、次回記載します。
お楽しみに!
話だけでも聞いてみたいという方はカジュアル面談でお会いしましょう!