社内ワンチームへ向けての取り組みをご紹介
アクロスペイラで執行役員をしております横山と申します。
2023年1月から縁が合って入社し、各事業部のリレーションを高めていきワンチームへ向けての取り組みをしたり新経営チームとして社内様々なことをしています。
今回初の執筆ですが半ば社内広報としても取り組んだことをご紹介出来ればと思って振り返り含めて記事にしました!
同じような悩みを持つ方のヒントにでもなればいいなと思っています!
横のつながりが薄いという課題感
アクロスペイラには大きく3部門あり各部門のマネージャーが5人いるのですが、今年から組織改編がありマネージャー昇格になったメンバーもいて、喋ったことがないわけでもないのですが縦割り組織感が強くマネージャー同士もパーソナリティを深く知らないような状態でした。
これは恐らくマネージャーと呼ばれるポジションだけでなくセクションのリーダーもそうだったりするんじゃないかと予想しています。
毎週マネージャー+次世代役員で定例MTGを行うようにしだしたのも今年に入ってからで、やはりMTGという短い時間では仕事に関する話しか出来ず「この人はどういう価値観をもってるのか」「この人はどういう性格で何を思ってるのか」ということまでは全くわからず、思ってることはいうメンバーも何となく思ってることはあるけど衝突しないようにするメンバーも様々で、私自身もやりにくさを少なからず感じていたのは正直ありました。。
これが常態化してしまうとそれぞれの思いと現実が乖離してしまい、目的に対しての議論ではなく感情がぶつかってしまいそれに同折り合いをつけるかということに焦点があたってしまいチームとして組織としてのパフォーマンスを発揮しにくくなってしまいます。
また心理的安全性が低くなることで新しいことへの取り組みや創造性が高いことへの挑戦というのの足枷にもなりかねません。
先輩であり師匠がくれたヒント
とはいえ私自身も今年からの入社で、諸先輩方をまだまだ知らないうちに土足で踏み込んでいくという選択はこれまで培ってきたいい部分のカルチャーを壊してしまう可能性もありなかなか悩んでおりました。
そこで私が日頃お世話になっていてすごく尊敬している先輩であり師匠みたいな方に相談してみました。
するとその先輩が、
「研修みたいなワークショップみたいなことをやる土台もないからまずは楽しいことをする。自然とコミュニケーションが生まれるような仕掛けをする、その上で役員側も歩み寄って楽しむ。それでやっとお互いのことが知れる。」
とアドバイスしてくださいました。
詳細は割愛しますが、これがすごくヒントで答えになり、早速発案。
その後役員会で色々アクロスペイラとして会社のルールにハマる形に可変しながらもコアな部分は消して崩さない形で開催に至りました。
泊まらない合宿
マネージャー合宿と言ってるので当然泊まりで温泉地にでも行ったんだろうと思われますが、実は泊りがけではありません。本来であれば温泉地にでもいって、、というのを理想としており、少なくとも泊りがけで関東近郊にいくという計画で場所を調べたりなど色々進めていました。
しかし、
金曜日・土曜日の2日間であり、金曜日も午前は通常業務がありその上での開催となると移動に時間がかかってしまいやりたいことをやる時間がないのではないか?
レンタカーを借りて誰か運転してなど車で移動すると事故があった場合どういう責任になるのか?
などなど様々な壁があり、
1日目:会社近くのパーティースペース(23時前には解散)
2日目:会社の大会議室
にて行うことになりました。
DAY1のレポート
DAY1のテーマとしてはそれぞれのパーソナリティ、価値観を知り合うこと。楽しむこと。無礼講。
ということで自然とコミュニケーションが生まれる手段として居酒屋などの飲み会ではなく、メニューを決めるところから買い出し、調理や片付けを全員で行いました。
買い物は上野のアメ横に全員でいき、フラフラしながらあーだこーだ仕事に関係ないことを喋りながら、最初はぎこちなくても少しずつ距離が縮まっている感じがあり、調理を通してというのはキラーコンテンツですごく色々話が出来た気がします。
またこいういうイベントで調理や買い出しはリーダーシップをとって率先してくれたり、サポートに回ってくれたり、自然と役割分担が出来るのが面白いところでもあります。
キラーコンテンツはたこ焼き
たこ焼き器がパーティールームにあったのでメニューの1つにたこ焼きをいれたのですが、これが大当たり。1人ガチ経験者がいて、すごく美味しいたこ焼きにありつけただけじゃなく、全員教えてもらいながらたこ焼きの焼き方を教わりました。
団らんのゲーム大会
これもパーティールームの良さですがボードゲームなど様々なゲームが置いてあり、酔っぱらいながらもシンプルで楽しめるジェンガは大いに盛り上がりました。この辺から何かを言いやすい雰囲気にはなってたかなと思います。
ジェンガの後に人狼ゲームをやったのですがこれはまあ良くも悪くも失敗。笑
ルールや登場人物を理解するまで時間がかかり、盛り上がりを迎えることなく終了しました。最後までピンとこなかったなぁ。
共有出来た時間の濃度は飲み会の10倍以上
普通の飲み会だとお酒を飲みながら料理を食べる、ということが決まってるので良くも悪くも喋る人のターンと聞く人のターンが別れてしまうことがあるのかなと思います。しかし買い物をする、料理をするなどの共通の目的があることで喋る人が偏らず均等に会話ができ、尚且トラブルも良い思い出になります。
※こういうイベントで何かをやろうとすると絶対何かが足りなかったりします、こぼしたり。そういういいトラブル笑
DAY2のレポート
DAY1とは打って変わって真面目な会です。(私は遅刻ギリギリになりました)
DAY1だけだと何となく楽しかった、距離縮まっただけで終わってしまうのでしっかりDAY2で本来のところを詰めていきます。DAY1の濃密な時間を過ごしたからこそDAY2のコンテンツが落ちやすくなるという狙いでした。
まずはCEOから今期からの体制変更と3ヵ年計画を再度共有。全社会では一方的な説明で終わりましたが、具体的に共有したいところにフォーカスして再度気持ちを一つにしました。
パーソナリティを知る
月並みですが必要なものはアナログで付箋とペンを人数分。
私たちはMVVの中に”うるおい”というキーワードをいれています。
なので今回はそこにフォーカスして"うるおい”の優先順位を高い順にそれぞれ書いて貼りまくる、最後に順番に理由を発表していく、というワークショップをしました。
当たり前だけど自分と人は違う
目的に向かっていても同じ考え方、価値観の人はおらず全員が全員違ったうるおいの優先順位を持っています。そんな当たり前なことを知っていたけど改めて認識して、マネージャーとして人としてどういう考え方を持っているのかというのを時間をかけて認識しました。
時間が足りず・・・
思いの外発表がすごくよいものになりたくさん質問をが出てきて、もう1個発展したテーマがあったのですが今回は時間が足りずに時間がきてしまいました。
しかしそれでもかなりマネージャー同士の距離は近づけることができたので非常に良い機会だったと思いますし、後日フィードバックとしてよかったといってもらえたので継続的に会社のことを話せる場というのを作っていこうと思います。
これを見ている”リーダー”へ
弊社のメンバーが見ていたらぜひ参考にしてもらってチームビルディングの参考にしてもらえたら幸いだと思っています。仕組みや決められた時間の中だけではパーソナリティを理解するのは出来ないですし理解してもらうことも不可能です。
マネージャー陣もこういった取り組みを通して目的目標の認識が統一されていたりします。
ぜひチーム運営に迷ったら参考にしてみてください!