<PROFILE>
2010年東京工業大学機械宇宙学科を卒業し、2012年東京工業大学大学院人間環境システム専攻を卒業。
新卒でアクロクエストテクノロジーに入社し、QAやDevOpsの経験を積み、「日経ソフトウェア」や「さくらのナレッジ」にて記事を執筆(人気記事ランキング1位)。現在8年目でDevOpsエンジニアとして複数プロジェクトを横断的に支える横山さんに、これまでの経緯について話してもらいました。
- まず、就活の時はどう動いていたんですか?
最初からソフトウェア系の会社ばかり見てましたね。
もともとは機械系でしたが、人工知能の授業とか研究でプログラミングに触れていたこともあり、
ソフトウェアに興味がありました。
なので自然と機械系のメーカーではなく、ソフトウェア系の会社ばかり見ていました。
- その中でなぜ、アクロクエストを選んだんですか?
大きく分けて2つですかね。
1つは、一緒に働きたいと思ったからです。
選考の中で相手のことを考えて話してくれている印象を受けたのと、
いきいき働いている雰囲気を感じられました。
アクロクエストには合同説明会で出会ったんですが、
当時マネージャーの岡田さんが楽しそうに説明していたのは、印象に残っています。
2つ目は、会社の技術力が高く、自分もそのような力をつけたいと思ったからですね。
当時は、「Javaのトラブルシューティングで解決できなかった問題が1つもない」などの実績や、
各分野で尖ってるエンジニアが横断的に協力してチームワークを生かしていく「組織技術力」など、
レベルの高い技術力、環境があることが印象に残ってます。
自分も高い技術力を付けて、貢献していきたいと思いましたね。
まあ少しあいまいな表現ですが、何となく社員の雰囲気とかが
自分と合うと感じるところがあったというのもありますね。
最後は直感で決めました。笑
(誕生日の花一輪 - 花一輪について→詳しくはこちらの記事内))
- これまでにしてきた仕事について教えてください。
DevOpsの促進として、開発者と運用者の垣根をなくしたりなど、
「開発者がものづくりに集中してより良いものを作れるような環境づくり」をメインに行ってきました。
2,3年目の頃は、オンプレでの案件が多かったのですが、最近では、AWSやAzureといったクラウド環境でのシステム構築も増え、さらに機械学習関係のシステムにおけるデプロイ効率化などにも関わることが出てきました。
関わる範囲が広がり、勉強しないといけないことも増えてきていますが、
その分できることも増えてきて面白いですね。
また、その中でも特にDockerというツールは、メジャーバージョンリリースする前から数年使ってきました。
そんな時に、日経ソフトウェアでのDocker記事の依頼がアクロクエストに来て、
プロジェクトでも良く使っていた私に「書いてみないか?」という話が回ってきました。
初めて記事を書いたので苦労した部分もありますが、
長年使ってきたDockerというのもあり、楽しみながらできました。
また、それを書いたことがきっかけで、「さくらのナレッジ」でのDocker記事の話がきて、
6回分連載で執筆することにもなりました。
そしてなんと嬉しいことに、その記事が2019年に人気記事ランキングで1位に入りました!
多くの人に読んでもらえた、役に立てたという達成感がありましたね。
まさか自分が本の執筆をする日が来るとは、入社当時には思っていませんでしたが、
そういうことにチャレンジさせてもらえる環境があるのも、アクロの良さだと思います。
(左:横山さんが執筆した巻の日経ソフトウェア 右:さくらのナレッジ「Docker入門」、人気記事ランキングで1位)
- 仕事以外の日はどう過ごしているんですか?
同僚とハイキングに行ったり、長期休みの時は離島に行ったりしてます。
(リフレッシュ休暇 (9日間連続で休日を確保できる制度) 時には様々な場所を旅行)
大学時代にワンダーフォーゲル部で、登山や旅行が趣味なんですよ。
数年前には会社でアウトドア同好会が発足し、
夏休みには社員と一緒に富士山も登るようになって、どんどん面白くなってきました。笑
(会社の有志メンバーで富士登山に行った時の写真)
また、仕事の話にはなっちゃうんですが、「富士山チャレンジ」という案件があり、
画面や機能を一緒に検討したり、DevOps的な面でも関わり、
実際に富士山まで機材の設置にも行かせてもらいました。(大学時代登山部だったこともあり)
(※)富士山チャレンジ・・・ビーコンという位置特定技術を利用したデバイスにより、登山者がどこにいるのか、どういうルートで登ったのかなど登山状況を全て記録。遭難しても場所をすぐ特定できるなど安全に登山するためのプロジェクト。
大学の部活でやっていたことが、仕事の中で関係してくるとは思ってなかったです。
自分がやっていたことが、どこでどう繋がってくるかわからないので、
何事も一生懸命やっておくことが重要だと感じましたね。
- 仕事で大切にしていることはありますか?
自分が何をすれば、最も会社に貢献できるか、というところは考えるようにしています。
アクロには、特性領域主義といって「人それぞれで得意/不得意な分野は違う、苦手な部分ではなく、それぞれの特性を生かしてみんながイキイキ活躍しながら組織を大きくしていく」という考え方があります。
私は、端的にいうと、サポートタイプ。アイディアを出したり、喋りがうまい方ではないですが、その分、MA(全社員会議)で決まったことは必ず守る。そして会社全体としても決まったことが実行されるように動いたり、社内で困っていることを効率的にできるようにサポートしたりと、自分のやり方、特性領域で貢献できるようにしています。
だからこそ、会社の一部を担っている実感を持て、楽しくやりがいを持って働けるのだと思います。
このような考えで動けるのも、コメント会で、
そのような自分の特性を見て周りが評価をしてくれるから、というのも大きいかもしれません。
※ コメント会・・・社員がお互いの「見習う点」「改善したほうがいいと思う点」について書き、その人の次の成長に向けて話し合う会
- 最後に何かメッセージはありますか?
やっぱり仕事においては、自分の強み、特性領域で貢献するのが一番だと思います。
もし自分がイキイキできていないという実感がある場合は、自分の特性領域をもう一度考えてみて、
それを活かせる環境に飛び込んでみるのもアリじゃないですかね。
■ アクロクエスト社員の働き方がわかるインタビュー記事
<ベテラン社員>
・なぜマネージャーではなく、機械学習スペシャリストという道を選んだのか?
・【支社長インタビュー】大阪支社立ち上げへの道のりとこれから
<中堅社員>
・【中途入社】自分の成長に焦りと不安を感じたエンジニアの決断 ~より良い仕事をするために~
・エンジニアから営業へキャリアチェンジ!~自分と向き合い天職を見つける~
・29歳でミャンマー支社長になったリケジョが得たもの。
・【世界規模の機械学習コンペで上位0.1%】法学部出身KaggleMasterの軌跡
<若手社員>
・最先端を追求した若手エースが海外で機械学習セミナーを実施するまでの道のり
・最強の検索エンジンこそが、未来を切り拓く鍵 ~3年目・若きデータサイエンティストの挑戦~
・ブラジル出身の若手エンジニアが、日本のITベンチャーに見出したやりがいとは
・大手SIerを新卒1年で飛びだして得られた、やりたいことへ向かって挑戦できる環境
・文系学部卒から、理系9割の会社に入った新人エンジニアのリアル~アクロクエストを選んだ背景とこれから~
・【新人】なぜアクロクエストを選んだのか? 〜自分たちの手で一流企業を創り上げていく〜
・【新人】なぜ東工大生命からIT企業に入社したのか?〜ビジネス × 先端技術を橋渡しするコンサルタントへ〜
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