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アクティブユーザーの拡大がミッション、「AbemaTV」の Webプロデュースチームとは?

先日、『「AbemaTVの起点が自分たち」と語る、インターネットテレビ局 “編成” の仕事って?』と題して公開した記事で、「AbemaTV」 編成戦略室を紹介いたしました。

今回ご紹介するのは、編成戦略室内のWebプロデュースチーム。「AbemaTV」のプロダクト、コンテンツ全てを活用して、ユーザーの皆さんに毎日使っていただきたいと思えるような快適なユーザー体験を生み出し続けることが同チームのミッションです。

世の中に深く浸透したサービスとして “インターネット発のマスメディア” を目指す「AbemaTV」では、当面は1,000万WAUを突破することがマスメディアに成長させるための一指標と考えていますが、同チームではこの事業目標の根幹を支えています。ユーザー体験向上のための取り組みやサービスへの思いをマネージャーである塩田と、プランナーの片山、吉澤、坡山に聞きました。


塩田 裕美子(写真 中央右)
編成戦略室 マネージャー。
2008年株式会社サイバーエージェント新卒入社。プロデューサーとして「アメブロ」周辺機能の収益化を担った後、2011年よりスマートフォン向け「Ameba」プラットフォームの立ち上げに参画。2016年8月より株式会社AbemaTVに出向し、現職。


片山 なつみ(写真 中央左)
編成戦略室 プランナー。
2015年株式会社サイバーエージェント新卒入社。スマートフォン向け「Ameba」プラットフォームでソーシャルゲームへのユーザー送客に伴う戦略立案や運用を担当したのち、2017年4月より株式会社AbemaTVに出向し、現職。


吉澤 美玖(写真 左)
編成戦略室 プランナー。
2017年株式会社サイバーエージェント新卒入社。新卒研修を終えた2017年5月より株式会社AbemaTVに出向し、現職。


坡山 里帆(写真 右)
編成戦略室 プランナー。
2017年株式会社サイバーエージェント新卒入社。新卒研修を終えた2017年5月より株式会社AbemaTVに出向し、現職。



より快適なユーザー体験を生み出すために

ーーまず最初に、「AbemaTV」でのみなさんの役割について教えてください

塩田:私たちのミッションは、「AbemaTV」のプロダクト、コンテンツ全てを活用して、ユーザーの皆さんに毎日使っていただきたいと思えるような快適なユーザー体験を創出することです。「AbemaTV」内外のあらゆる手法を用いて日々様々な施策を実行しています。

AbemaTVの組織は、プロダクト開発、番組制作 / 編成、マーケティング、広告と大きく4つのチームに分かれていますが、ミッション達成のために各関係部署と密接にやりとりをしながら業務を進めています。
具体的には、アナリストとの目標設計〜各関係部署との企画立案〜施策実行に伴う開発者へのオリエンテーション〜運用〜リリース後のPDCA管理と実に多岐に渡っており、ユーザー体験向上のための全てのフローの統括を担うチームです。



ーーこれまでみなさんが担当した施策の中で、これはユーザー体験の向上に貢献できた!と思う事例はありますか?

塩田:たとえば当社のメディア事業向け研究開発組織「秋葉原ラボ」チームと連携し、各ユーザーの視聴データに基づいたPUSH通知を配信するシステムを構築しました。その結果、各ユーザーの生活リズムに合ったタイミングで、その人が興味のある番組の通知を送ることが可能になりました。

また、「AbemaTV」の番組表内におすすめコンテンツの表示を促進する回遊枠の開発を行うことで、今後放送される番組をさらに探しやすくなるようにしました。


片山:「Abemaビデオ」には、各番組の面白いシーンを切り出したものなど手軽に見られるコンテンツが数多くあります。それらを各ジャンルごとに分かりやすく掲載して自分の好みに沿ってすぐに見つけられるようにすることで、「Abemaビデオ」機能を知ってもらうとともに新たな「AbemaTV」の楽しみ方を提供できるようになったと考えています。


坡山:入社後配属されてすぐに、新機能の開発とその運用という大きなミッションを任せてもらいました。そのミッションの一つとして、とあるキャンペーン施策を行った際にSNS上でユーザーの皆さんからのご好評の声を目にしたのですが、嬉しくて思わず涙が出てしまいました。というのも初めての大きなミッションながら、各KPIに対する戦略立案から、その機能の仕様策定に伴うUI/UX提案に至るまで開発メンバーと議論しながら進めるなど、私たちチームでは全てのフローを担えるのでその分苦労も大きかったんです。なので、私が担当したことがユーザーにとっても「AbemaTV」にとっても意義のあることだったんだと実感することができました。


吉澤:私は、見逃した番組を好きな時に何度でも楽しめる機能「Abemaビデオ」を担当しているのですが、この機能をより多くの方々に知ってもらうための様々な施策を通して、「AbemaTV」とはまた違った楽しみ方を少しずつ提案できるようになってきていると思っています。

「Abemaビデオ」は2017年4月にリリースされた機能のため、まずはユーザーにこの機能を認知してもらうところからのスタートでした。まだまだ認知しきれてないところがあるものの、話題を集めたオリジナル番組「オオカミくんには騙されない」の見逃し視聴告知をアプリ内外問わず大々的に行ったり、最近では「72時間ホンネテレビ」の見どころをリアルタイムで切り出してタイムラグなく見逃し視聴できるように工夫したことによって、「Abemaビデオ」の知名度も少しずつ上がってきたように思います。その他にも本番放送前の先行動画を「Abemaビデオ」独占で放送したり、番宣を活用するなど日々様々な工夫を行っています。




ユーザーに届ける ”最終工程” を担うチーム

ーー「AbemaTV」ならではのやりがいがあれば教えてください

塩田:やりがいは、やはり多くのユーザーに使われているサービスに携われていることですね。その中でも私たちは、各担当者が一生懸命作り上げたプロダクト、コンテンツという「AbemaTV」の全てを活用して最適な状態でユーザーに届ける、いわば “最終工程” を担っているので、責任も大きいですがその分大きなやりがいを日々感じています。


坡山:新卒ながら ”インターネットテレビ局” という、これまでに前例のないサービスに携われていることは嬉しいです。運用においても誰も経験したことがないので前例がなくて戸惑うこともありますが、その分自分たちでゼロから作っているという気持ちが大きいです。



ーー逆に大変だったり苦労するのはどんな点ですか?

片山:オリジナル番組の制作を担当する各プロデューサーは番組一つ一つに高い熱量と強いこだわりを持っているので、「ぜひこのタイミングでこういう訴求をしてほしい」という依頼をされることも多くあります。でも私たちとしてはサービスの全体像を考えて、時には取捨選択して進めていかなければならないこともあるので、そんな時は皆さんの熱量が分かる分心苦しいですね。


塩田:「AbemaTV」に異動する前は約5年間スマートフォン向け「Ameba」プラットフォームでコミュニティサービスやソーシャルゲームへの送客を担当していたのですが、たとえばこれまでゲームに触れてこなかった女性にはカジュアルゲームが向いているかななど比較的パターンが考えやすかったんです。でも「AbemaTV」の場合は常時約30チャンネルありますし、アニメ好きユーザーといってもアニメの種類も様々。それぞれのユーザーにおすすめしたい番組というのも何通りものパターンがあるので、番組数が膨大な分大変ですね。



ーー新卒入社後、すぐに「AbemaTV」に配属となったことに戸惑いや不安はありましたか?

吉澤:内定者時代に「AbemaTV」宣伝チームでアルバイトをしていたこともあり、サービスについては大枠理解しているつもりではいました。でも入社後に配属されたのは、「Abemaビデオ」という内定者アルバイトのときにはなかった新機能を担当するチーム。何もわからないし、新しい組織なので過去の事例もない中でのスタートだったので、正直最初は少し戸惑いました。

だけど今では、こういった環境だからこそ新卒ながら新しいチャレンジをたくさんさせてもらっていると思いますし、他では経験できないことを日々ものすごいスピード感で経験できて嬉しいです。



結果にとことん執着すること

ーーさいごに、どんな方であれば活躍できそうか教えてください

塩田:どんな小さな仕様や機能でも、自分で企画を立ててユーザーに届けることに喜びや価値を見いだせる方と一緒に働けたら嬉しいです。

また数字や分析が好きで、数字に執着して自ら積極的にPDCAを回せる人がこのチームには多い気がしています。あとは色々な部署との連携が多いので、コミュニケーション能力が高く、どんどん周りを巻き込んで推進していく姿勢を持つことも大切だと思います。


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