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【新年の抱負】AbemaTV 開発局 長瀬です

AbemaTV 開発局 局長の長瀬です。

新年最初の投稿では、AbemaTV開発チームの昨年の振り返りと新年の抱負をお伝えしたいと思います。


昨年のトピックス

2016年4月に本開局したインターネットテレビ局「AbemaTV」開局7か月弱となる2016年11月2日(水)時点で1,000万ダウンロードを突破するなど、多くのユーザーにご利用いただいております。

大変ありがたいことにプロダクトへの嬉しい評価もいただいており、2016年9月のグッドデザインアワードにてグッドデザイン賞を受賞、2016年12月には、Google Play発表の「Best of 2016」日本版にて「2016年 ベストアプリ」を受賞いたしました。

また、年末年始のWAUが514万人、総視聴数が2.4億超を突破し、たくさんの皆様にAbemaTVを楽しんでいただけたことをとても嬉しく思っています。

開発チームとしても、開局から半年となる2016年10月に、AbemaTV初の技術者向けイベント「AbemaTV Developer Conference2016」を開催しました。AbemaTVが取り組んでいる技術的なチャレンジについて、広く皆様に知っていただけたのではないでしょうか。またAbemaTVの技術者と参加者の方々との交流を通し、AbemaTVとしてより一層積極的な技術発信の場をつくっていければと感じました。


2016年の振り返り

「AbemaTV」の開発が本格的にスタートしたのは、一年前の2015年10月。

【開発記録】開局から3ヶ月、私が「チーム」と共に取り組んだこと
https://www.wantedly.com/companies/abema/post_articles/31374


”インターネットテレビ局” というこれまでにない新たなサービスを、実質4か月で開発しリリースしました。その後、デバイス対応や新機能の追加や改善を日々続けてきましたが、 私たちが実現したいユーザー体験はまだまだ実現できていません。

開発の進め方も「ダカイゼン(打開と改善)」を繰り返しながら、日々最適な取り組みを模索していますが、「私たちはまだまだ進化の途中段階にあるのだ」ということを常々チームメンバーには伝えるようにしています。

また、AbemaTVでは「サービスの成長のためにはエンジニアの成長が不可欠」と考えているため、成長し続けるチームとはどうあるべきか?という点を私自身考え続けた一年でした。それと同時に、組織が大きくなる中で(職種や役割に関係なく)みんなが強い責任感と行動力をもって日々の開発に取り組んでもらうためにどうしたら良いのか?については今後も向き合っていく必要があるテーマだと感じています。


一人ひとりが「主役」となるチーム

チームをマネジメントしていると、日々様々な組織課題があがってきます。ただ、それ自体はとても健全なことだと考えています。定期的に実施するKPT、定期面談、懇親会を通して、メンバーが日々感じている課題や意見には、サービスやチームが成長するためのたくさんヒントが含まれています。

組織のコンディションは山の天気のように変わりやすいものです。事業や開発の状況、一人ひとりのコンディションなど様々な状況に影響を受けるものです。

AbemaTVの開発チームは、開局時の25名から40名を超えるまでに拡大しました。どれだけチームが大きくなっても、一人ひとりの技術者が主役となるようなチーム運営を心がけていきたいと考えています。


開発チームとして大事にしたいこと

繰り返しになりますが、私たちがAbemaTVで実現したいユーザー体験はまだまだ道半ばです。 “インターネット発のマスメディア” に むけて、より多くのユーザーに利用していただくために、今年もより一層プロダクトを進化させていく必要があります。

そのために開発チームとして大事にしたいことが2つあります。


技術者がクリエイティビティを発揮できるチーム

プロダクトの進化を加速させるためには、今以上に開発力の強化が必要になります。そのためには、個人の成長とチーム力の強化と共に、「優秀な技術者の採用」を継続的に実施していく必要があると考えています。

それと同時に、どれだけ開発体制が大きくなっても、技術者がクリエイティビティを最大限発揮できるチーム作りを心がけたいと考えています。例えば、サービスアイデア、サービス品質、技術選定、開発プロセスなど、様々な領域で技術者のクリエイティビティが発揮されるチーム作りに引き続き取り組んでいきたいと思います。


働きやすい環境ではなく、成果が出せる環境をつくる

技術者の組織において「自由と責任はセット」ということを大事にしてきました。

AbemaTVではリモート開発を積極的に導入しています。これは、技術者からの提案がきっかけて実施することにしました。それ以外にも、技術者向けの集中ルーム「精神とテクの部屋」、リポジトリのスター数に応じてインセンティブが得られる「GitHubスターインセンティブ制度」、海外カンファレンスに参加できる制度など、技術者からの提案による様々な制度が運営されています。

これら技術者の提案を制度として実施するか?の判断基準は、「それで技術者がさらに成果を出せるか?」になります。

優秀な技術者の待遇を良くすることもそうですが、トップクラスの技術者が成長実感を感じ、高いパフォーマンスを発揮し成果につなげる、そんなサイクルを後押しする環境をしっかりと整えていきたいと考えています。


さいごに

AbemaTVの総合プロデューサーも務める藤田社長の今年のトップメッセージより
https://www.cyberagent.co.jp/corporate/ceo/

クリエイティブで勝負するということを掲げ開発した「AbemaTV」は世界でも類を見ないサービスであると自負しています。
1000万ダウンロードを超えた今は、まだ挑戦権を得た状態。

インターネット上に新たなマスメディアをつくることをめざし、粘り強くチャレンジしてまいります。


2017年は世の中の注目や期待はさらに高まってくると思いますし、メディアの規模もさらに高いところを目指していきます。そんな状況を開発チームみんなで楽しみながら、まわりの期待を大きく上回るサービスを提供できるようチーム一丸となって頑張りたいと思っています!

今年もAbemaTVでは、技術者の生の声や技術的な取り組みなどをWantedlyで積極的に発信してまいります。

今年も「AbemaTV」をどうぞよろしくお願いいたします。

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