本日のブログでは、先日開催した「AbemaTV Career Talk for Server Side #1」の当日の様子をお伝えいたします。
「AbemaTV Career Talk」は、「AbemaTV」で働くことに興味を持ってくださっている方々向けの新たなイベントとして2018年1月よりスタート。第1回となる今回は、プロダクト開発と広告開発に携わるサーバーサイドエンジニア向けに開催しました。
当イベントの趣旨上参加をご希望された方々にはフォーム を記載いただき、抽選に通過された方にのみ当日お越しいただきました。
なお、2月20日(火) にはフロントエンド向け「AbemaTV Career Talk for Frontend#1」、3月にはデータ基盤エンジニア / 機械学習エンジニア向けの開催を予定しておりますので、ご興味お持ちの方はぜひAbemaTV Connpassページ、もしくはTwitterアカウントをチェックいただけますと幸いです。
(1)会社概要やAbemaTVで実現できるキャリアについて
まずはじめに、開発本部 副本部長 矢内よりAbemaTVのサービス紹介や事業説明を行いました。
「AbemaTV」の開発体制や開発する上で大切にしている考えについてもお話いたしました。
「AbemaTV」では現場エンジニア / デザイナーと代表 藤田で週に1度開発ミーティングを実施。ミーティングでは全体の開発優先度のすりあわせや主要機能の確認、デザイン・モックのチェックを主に行っています。デザインやモックなどのアウトプットをもとに、実現したいユーザー体験から細かなラベリング、インタラクションに及ぶまで藤田と現場の技術者たちが共に考えるのが特徴です。
また、「AbemaTV」では職種を横断した機能ごとのプロジェクトをQ単位で組成し、開発を行っています。当日は「Abemaビデオ」を例に開発の進め方をご紹介しました。
あわせて当日参加してくださった方々向けに、「AbemaTV」の技術評価フレームや報酬制度、より良い開発環境を創出するための様々な取り組みについても詳しくご説明しました。
(2)プロダクト開発における全体のシステム構成や開発環境について
続いて、新機能のためのAPI開発やコンテンツ配信、基盤アーキテクチャの設計・構築などプロダクト開発を担当するサーバーサイドエンジニア 永岡より、「AbemaTV」におけるアーキテクチャ概要や開発環境についてお話しました。
まずは「AbemaTV」サーバーサイドにまつわる技術キーワードを紹介したあと、インフラの構成について説明いたしました。
その他にも「AbemaTV」が利用するGoogle Kubernetes Engineやマイクロサービスの構成、映像納品時と生放送時におけるデータ変換とストレージに格納するまでのフローの違い、ストリーミングリクエストやAPIリクエストのフロー、導入しているモニタリングシステムについて詳しくお話しました。
最後にサーバーサイドを支える開発環境について、「AbemaTV」における各サービスの役割をご紹介しました。
(3)広告開発における全体のシステム構成や活躍できるエンジニア像について
「AbemaTV」のサーバーサイドエンジニアの開発環境は、さきほどご紹介したプロダクト開発の他にもう一つあります。独自のCM配信の仕組みやフォーマット、配信ツールなどを自社内で開発する広告開発です。
続いて広告開発を担当するサーバーサイドエンジニア 末松より、まずはPlannning Toolや入稿支援ツール、広告配信システム、広告 / 番宣最適化ツールなどの各システムのアーキテクチャ紹介を行いました。
あわせて、プロダクト開発と広告開発における開発環境の違いについても説明いたしました。プロダクト開発ではGCPとGoを用いていますが、広告本部ではAWSを利用しGoの他にはScalaも使用しています。
そのほか広告開発で活躍できるエンジニア像についてもお話しました。「AbemaTV」の収益を担うチームのためビジネス志向があってマネタイズや事業の創出に興味がある方、新たな技術やフレームワークの採用に躊躇がない方などが例として挙げられました。
(4)さいごに
現場エンジニアによる登壇終了後に質疑応答の時間を設けたところ、アーキテクチャ概要の詳細などについて参加者の皆様から多数質問をいただき、現場エンジニアと活発な議論が繰り広げられました。その後、ご希望される方には個別にカジュアル面談を実施し、「AbemaTV Career Talk for Server Side #1」は幕を閉じました。
「AbemaTV」開発本部では開局3年目を迎える2018年も、「インターネット発のマスメディアを創る」というミッションを共に実現してくれる仲間を積極的に募集しています。
開発本部の行動指針に賛同いただける方にぜひご応募いただければ嬉しいです。
(参考:「開局2年目を迎え、 AbemaTV開発チームの行動指針を決めました」)
なお、2月20日(火) にはフロントエンド向け「AbemaTV Career Talk for Frontend#1」、3月にはデータ基盤エンジニア / 機械学習エンジニア向けの開催を予定しておりますので、ご興味お持ちの方はぜひAbemaTV Connpassページをチェックしてみてください。