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【健康経営レポ】エーテンラボCEO長坂さんに健康経営に対する思いをインタビューしてみた!


こんにちは。エーテンラボ株式会社でバックオフィスを担当している飯嶌桃子です。

今回は、エーテンラボにおける健康経営の取り組みについてお伝えします。

健康経営とは、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること(経済産業省HPより)」です。経済産業省は、健康経営に取り組む法人を見える化し表彰する制度として、平成26年度から「健康経営銘柄」の選定を行っており、平成28年度には「健康経営優良法人認定制度」を創設しました。

エーテンラボは、企業理念「Credo(クレド)」の第一項目に「健康をセルフコントロールする」と掲げている通り、健康経営に力を入れていて、2019年・2020年に健康経営優良企業の認定を取得しています。(2021年は申請中!)

更に独自の社内制度として、従業員が毎日実践する習慣「Habit(ハビット)」を定めています。

この度、2022年からの健康経営をより充実させていくために、「健康経営WG(ワーキンググループ)」を発足しました!

社内でも特に健康に対して熱い思いを持っているメンバー2名が有志で集まりました!


健康経営WGのメンバー♬

飯嶌 桃子(バックオフィス)
趣味:音楽鑑賞(最近は主にKPOP)とお菓子作り。
健康のために取り組んでいる習慣:早寝早起き。だんだん寒くなってきたので、朝起きられなくなってきたのが悩み。

渋谷 恵(事業開発)
趣味:割とガチな登山、音楽鑑賞(洋楽中心、最近はBTSとBE: FIRSTにハマってます)
健康のために取り組んでいる習慣:筋トレ、甘いものを控える、禁酒、歯の定期検診・フロス
渋谷さんのインタビュー記事はこちら(https://www.wantedly.com/companies/a10lab/post_articles/341353

健康経営WGをスタートするにあたり、エーテンラボの健康経営の原点を知るため、みんチャレの生みの親でエーテンラボ代表取締役CEOである長坂さんに健康経営に対する熱い思いを聞いてみました。

※写真撮影時のみマスクを外しています。

「みんチャレ」で人を幸せにするためには、自分が幸せでないといけない

(渋谷)エーテンラボの健康経営の代表的な取り組みとして、「3時の体操」「5時の筋トレ」がありますが、これらはいつから始めたのですか?

(長坂)ソニーの新規事業育成プログラムとして「みんチャレ」を開発し始めた最初のワーキングアグリーメント(チーム全員の合意のもと決めたルールやビジョンのこと。)で定めました。

私たちは「みんチャレ」を通して、人を幸せにしたいと思っています。人を幸せにするためには、自分たちがまず幸せであることが大切ですよね。そして幸せのベースにあるのは心身の健康だと思っているので、健康を維持するための取り組みをワーキングアグリーメントで決めました。

また、スタートアップとして事業に全力で取り組み、従業員がパフォーマンスを最大限発揮するためにも、健康であることが重要だと考えています。健康経営を会社として取り組む理由はここが前提としてあります。

みんチャレの開発当初は、メンバーが自分以外全員エンジニアでした。気がついたら、1日中デスクから動かないことも。そのため、1日1回体操と筋トレを全員でやろうと決めました。


会社の「HABIT」を定め、チームの健康と心理的安全性を後押しする

(渋谷)最初はワーキングアグリーメントで決めた取り組みだったんですね。現在、それらはエーテンラボのHABIT(ハビット)として定められていますが、HABITを定めた経緯を教えてください。


(長坂)エーテンラボの「MISSION・VISION・VALUE」を整理したときに、会社としての「HABIT」を決めました。「MISSION・VISION・VALUE」やCredoを定めている会社は他にもあるけれど、全社員が行うべき習慣を定めている会社は他にはありませんでした。

私たちは習慣化アプリを開発している会社なので、会社としての従業員が取り組む習慣を決めようと思い、「HABIT」を定めて対外的にも発信しています。エーテンラボが、会社としてHABITを定めた第一号の会社といえると思います!

(渋谷)HABITの「出社時したらハイタッチ」はどういう意図があるのですか?

※現在は、感染症対策のため、エアハイタッチ(ハイタッチのふり)を行っています。

(長坂)ハイタッチは、健康というよりも気持ちを明るくし、心理的安全性を保つための取り組みです。

従業員同士ハイタッチのような軽い身体的接触があると、心理的安全性が増すといわれています。ハイタッチしようとすると、目線が上向きになって口角が上がります。

身体的動作から幸せを感じるHABITを、出社して朝一番に行うことで、心理的安全性を高めて、幸福度も上げようというのが、ハイタッチを導入した目的です。

(ハイタッチをすることで、自然と口角が上がる様子)

(渋谷)心理的安全性でいうと、「1日1ストローク(他の人の存在を認めるための行動や働きかけ)」もHABITとして決めていますよね。

(長坂)これも一番最初のワーキングアグリーメントで定めました。

エーテンラボの顧問でもある原田隆史先生の考えから影響を受けています。ストロークとは具体的には、「〇〇さん髪切って素敵ですね!」「△△さん昨日のあれ、ありがとうございます!」など他の人に関心を示し、前向きなコミュニケーションを行うことです。

みんチャレのコンセプト自体も、ストロークを意識しているので、自分たちも日頃から行うことを習慣にしようと最初から決めていました。

(飯嶌)長坂さんは折々で心理的安全性を大切にされていると、一緒に仕事をする中でよく感じます。心理的安全性を重要視するきっかけなどあったのですか?

(長坂)自分が元々働いていたソニーは、心理的安全性が高い組織でした。働いている人同士にリスペクトがあって、チャレンジを後押ししてくれる文化があったように思います。結果はどうであれ、チャレンジしよう!となるためには、お互いの信頼関係が必要だと思います。私もソニーではたくさんのチャレンジをさせていただき、成長できたと感謝しています。そのため、自分が組織を作る側になった時、みんながチャレンジできる場所であることを大切にしたくて、チャレンジして失敗したら怒られる組織にはしたくないと思っていました。そういったことから、心理的安全性を保てる組織づくりを心がけています。

(飯嶌)そういう経緯があったのですね。エーテンラボに入社してから、チャレンジすると、みんなが「エンカレだね!(チャレンジした姿に励まされる!エンカレ(Encourageの略)はエーテンラボのValueの一つ)」と言ってくれるので、励みになることがよくあります。

今後のエーテンラボの健康経営、目指すはHABITの伝道師

(渋谷)この先健康経営でやっていきたいことや、今後の展望を聞かせてください。

(長坂)エーテンラボのCredoの一番最初の項目は、「健康をセルフコントロールする」と定めていますが、自分も含めて完璧にはできていないと思っています。

誰しも体調を崩してしまうときはありますが、それはやはりどこかで無茶をしていたり、自分の体力を過信してオーバーワークしていることが主な原因だと思います。

プロフェッショナルとして健康をセルフコントロールする意識は、会社全体としてこれからも強く持っていたいと思います。

(渋谷)長期視点では何かありますか?

(長坂)エーテンラボの社員一人一人には、HABITの伝道師になって欲しいです。健康経営は、成果を出し続けられるチームであり続けるためにあると思っていて、その健康のためには習慣(HABIT)がとても重要だと思っています。

HABITを定めるとこんなに良いものだ!ということが世の中に広がっていき、他の会社も「MISSION・VISION・VALUE・HABIT」を決めるのが当たり前になるという未来を作っていきたいです。



CEO長坂さんの健康経営に対する思いを聞き、より一層社員全員が健康でパフォーマンスを発揮するために、より良い健康経営に取り組んでいこうと気持ちが引き締まりました。

今後もこのWantedlyの記事を通して、健康経営WGの取り組みについて発信していきます。お楽しみに!

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