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「もっと勉強しておけばよかった」は成長のチャンス。社会人が学ぶべき基礎はコレ。

アクセスいただきありがとうございます!

営業部の部田(とりた)です。

9月に掲載させていただきました、『Actbizの教育プログラムのコアを知る』の続編として、当社で実施している教育のメソッドについて、今回もご紹介させていただきたいと思います。

そもそも、教育自体を全く行わない企業は存在しないと思いますが、当社で提供しているActbizは対象が、非大卒、フリーターなどで、キャリア形成が困難な状況にある方が中心なので、従業員の教育とは異なり、そういった方に向けて体系化したキャリア形成のための教育を行なっています。

今回紹介するのは、年間48コマの年間を通して受講いただくカリキュラムについてです。


そもそも社会人に必要な基礎力って

-ビジネスマナー、PCスキルのみが基本ではない

経済産業省が公示している『新・社会人基礎力』をご存じでしょうか?

元は2006年に社会人基礎力として、個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力を「人生100年時代の社会人基礎力」と新たに定義された、キャリアプランニングや思考力などからなる総合的な「生きる力」についての内容になっています。

私たちもActbizの教育において重視しているのが「生きる力」、それを私たちは具体化したものとして、「自律自走」が出来るようになる事です。

その為、営業で売れるためのトーク力や、エンジニアがコーディングを実施するためのプログラミング技能などを身に着けさせるのではなく、そのベースとなる人間の基礎力を育成しています。

しばしば社会人として基本と言われる、ビジネスマナーや、PCスキルも基礎力としては必要でしょう。ただし、それだけではないという考えに至ったわけです。


-自分で考え、行動する事を能力として身に着ける

先ほども記述しましたが、当社の教育のテーマは「自律自走」です。これはすなわち、【自分で考え、自分で行動する】ことです。

何を当たり前なことを!

と思われるかもしれませんが、これがなかなか実行できないものです。

例えば、

① おなかが減った

② おにぎりを食べようと思った

③ おにぎりを買いに行った

④ おにぎりを食べて①の課題解決が達成された

という、状態発生から解決までの一連のアクションですが、おそらくほとんどの方は問題なく実施できるでしょう。

続いて例えば、

① お金に困らず生活したい

という状態発生があった時に、これをどうやって解決まで実践するのか。

選択肢は無限大な上に、その選択肢もできる事や出来ない事、やりたい事ややりたくない事などがあります。

また、【いつまでに】という期間という概念も登場してきます。

そう、おなかが減った状態を解消するのとはテーマのレベルが違いすぎます。

でもそういったレベルの事こそ、生きる上でぶち当たったり、悩んだり、うまくいかなかったりしてこなしていかなくてはならない事だったりするわけです。


-キャリア形成に最も必要なスキルは思考力

小難しい事を書きましたが、要はPCのタイピングやエクセルの関数が出来ても、全ては解決しない。ごくごく一部の課題解決にしかならないという事です。

逆に言うと、基本的なPCスキルが必要な求人には、その技能を身に着ければ、応募できない状態から応募できる状態になるという、解決は図れます。

そうやって、自らの達成したい大目標を細目化し、一つずつ解決していく事で、大目標を達成させることができる人物になってほしいのです。

それを自ら考え、すべき行動をする。これが出来れば社会で生きる者として、多くの事が実現できるようになりますね。

長くなりました、そんなわけで私たちが社会人の基礎として身に着けてほしいのは、まずは自ら考えられる思考力なのです。


年間48回のカリキュラムを通して習慣化を狙う

-意識し続け、実行し続ける

まず最初にカリキュラムとして実施していることは、自己分析、他己分析、メタ認知などによる、自身の状態やビジョンを明確化するところから始まります。

これも、考え方をレクチャーしながら、自ら実施したり、同期メンバーとアウトプットし合う事で、しっかりと具体化していきます。

そして次に、必要なスキルの明確化と習得までの習慣化です。

具体的な技能としてのスキルや、実績、考えを実行するスキルなど多岐に渡りますが、これは考え方を理解しながら、実際に仕事をしつつメンターと二人三脚で確認をしていき、習慣化していきます。

これらの取り組みだけで、半年~10か月程度をかけて行なっていきます。

そうして、身に着けたスキルの抜け漏れを追加していく事で48週間、約一年間のカリキュラムとして納める設計になっています。

基本的なことでも、実施し続ける事がいかに難しいかは言うまでもありませんので、それを具体的に実施するための48週間かけてのプログラムになっているわけです。

あくまで、テーマは「自律自走」。

自らでキャリア形成の先にある、人生の充実を得てもらうために、私たちは日夜サポートを行なっていきます!

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