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【社長インタビュー】「教育」を通して「HAPPY」を構築したい

今回の社内インタビューは私達トライオンの社長、三木さん!大学卒業後、三菱地所を経てソフトバンクの孫正義社長の秘書として入社。その後同社にて社長室長を務め数々のプロジェクトを成功させている凄腕プロジェクトマネージャー!創業当時の教育にかける思いから、トライオンでのこれからについてお話を伺ってきました!

教育の先にあるゴールは、1人1人の「HAPPY」

◆本来の教育の目的は「数字での構造化」

ー 数々のプロジェクトの成功を収めながら日本のビジネスの最前線を歩んでこられた三木さんですが、日本の「教育」についてどう思っていますか?

僕はいつも孫社長から「多変量解析をしろ!」と言われていたので、常に数字をベースに思考していました。この「多変量解析」って何かっていうと、例えばアイスクリームの売上は気温が〇度上がると〇%上がるといった予想が立てれるということ。

実は私たちは小学校から高校までこのようなケーススタディーを学んできているのに、日本では「大人になってからは算数は使わない」なんて言われて、結局日常ではほとんど活かせない。そして実際に様々な会社を見て強く感じることが、勉強ができる優秀な人材で溢れていながら、1人1人良いアウトプットができていないことが多いということ。本来ならば、どんな事も数字で解決策を探すことができ、また構造化することができるはずなのにトラディッショナルな会社ほど「今まで通りで」の一言で片付けてしまう。

僕の思う教育の目的は、「ある状況に数式を当てはめて解決できるようになること」であり、「社会人に出てからも本当に役に立つチカラを身に付けていくこと」。そして、教育の先にあるゴールは、自分が社会で役に立ったことを通じて『1人1人がHAPPYになること』。そうなれるよう、日本の教育を変えていく必要がある、と思っています。

トライオンの創業当時からの教育にかける思い

◆社会に出てからも役に立つチカラを

ー 教育事業を担うトライオンを創業された時の思いを教えてください!

まず僕は、人が幸せになるのも、会社が成功するにしても、国が発展するのも、概ね「人の良いアウトプット」に依存すると考えています。1人1人の人間が社会に出てからも、能力を発揮できるようにしたい、そしてそれが出来るのは「教育」しかないと思い、トライオンでの教育事業は始まっています。

トライオンの創業当初2006、7年は、ネットカフェ難民が大勢溢れていた時期で、そのネットカフェ難民を救済すべく、ExcelやWordのスキルを身に付けるeラーニング事業を開始。その他にも幼児向けアプリ開発や、ソフトバンクのPepperくんを活用したロボットコミュニケーション事業など、IT教育を主軸にトライしてきました。

そして、今一番力をいれている教育事業はOne Year Englishプログラム「TORAIZ」の英会話教育事業。

トライオンの第二創業期、新しい発見と挑戦

◆TORAIZ事業でイマ 「人 to 人の教育事業」への挑戦

ー IT教育をずっと提供してきた中で、なぜいま人 to 人の教育に挑戦されたのでしょうか?

トライオンでeラーニングを提供してきて分かってきたことが1つあって、人の成長は、その人が勉強する「情熱」がどれくらいあるかに尽きているということ。つまり、人の「やる気」。教育事業とは、教育の教え方を研究するのではなく、何故自分がその学習をしたらいいのか、またモチベーションをどう維持するとか、そういう事の方が大切だということに気づきました。

今から20年近く前。僕が孫社長の秘書になって英語が急に必要になってしまった時と比べると、今はインターネットのおかげで英語に触れる機会(映画・ラジオ・音楽・スカイプ)や、教材が何でも揃っています。しかし何でもある環境の割には、英語が話せる人の人数感に大差がないんですよね。

そこで、1人1人に合った教材をピックアップしながら、「やる気」を湧き立たせる英会話スクールとして2015年6月に「TORAIZ」をスタート。TORAIZでは、1年後の英語力でのゴールを明確化し逆算して学習計画を立てたり、専属のコンサルタントを受講生1人1人につけてサポートしたり、成長を数字で把握したり等、学習のサポートそういった意味では今までとは違った方法で、教育事業を進めています。

超現場主義!日々情報をキャッチし成長し続けたい

◆「知恵と知識を共有」を目指して

ー トライオンで事業展開している中で、大事だと思っていることは何かありますか?

まず、大切にしているトライオンの企業理念は「知恵と知識を共有」。これはソフトバンクから引き継いでいるんです。実は僕はソフトバンク時代から、前線である現場の知恵や知識を共有すれば、社長が何か指示を出さなくても自然と答えが出てくると思っています。

そこで大事にしていることが、常に現状を数値で把握し共有しながら、現場の意見を聞くということ。

というのも、今の現状が正解だとは全く思っていません。今を100点満点で評価するなら10点とか、20点とか。つまり「成長過程でしかない」ということです。アイディアがあれば、どんどんやってもらいたい。常にそう思っています。その一環として、僕と社員のみなさんとマンツーマンでランチ(社内では「三木さんランチ」として浸透)に行ったりしています。これは社員が何人になっても続けようと思っています。日程調整よろしく(笑)

TORAIZ事業で向かう先は…!?

◆受講生と社内の「HAPPY」を追求しながら日々成長していきたい

ー 最後に、 TORAIZ で描いている三木さんの夢(目標)を教えてください!

まず言えることは、長年日本では英語習得は難しいと頭を悩ませてきましたが、TORAIZの方法で近い内に「英語ができないからやりたい事ができない…」なんてことは、社会的に無くしていくことができると思っています。海外経験ゼロでも、仕事が忙しくても、英語はマスターできた!という人の体験談をもっと増えていけば、英語が話せるのが普通になっていけるはずです。日本の英語教育を抜本的に変革していくことがまず一つの目標です。

そして将来的には英語以外の言語の習得、数学塾や資格習得支援など、不変的な理念のもと拡大を目指していきたいですね。そして、社会に対して提供できる価値を上げていけるような教育事業を展開していきたいと思っています

最後に、トライオンのメンバーには受講生の「HAPPY」と、自分たちの「HAPPY」を追求し続けてほしいと思っています。何か悩んだりしたら1人で考えこまず、まず話してほしい。そして1人1人自己実現を積み重ねて、トライオンに関わる全員が「HAPPY」になれる環境にしていけると思っています。

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これからももさらに「HAPPY」を追求しながら成長の1年にしていきたいですね!取材に応えてくれた三木さん、お忙しいところありがとうございました!

◆取材 / 記事編集:沖口 ◆撮影 / 画像編集:武田

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