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【ITエンジニア×心理学】ちょっとしたテクニックでチームワークが爆上がり。

こんにちは!株式会社TheNewGate(ニューゲート)人事の髙橋です。

今回は「心理学がどうやら私たちの仕事にも役立つらしい」という話をしようと思います。実はこの業界、技術だけじゃなく「コミュニケーション」や「チームワーク」も大事。

では実際に心理学が業務にどう役立つのか、リアルなエピソードと絡めながらお伝えしていきます!
(私に心理学を教えてくれた方に、この記事が届くことを願っています☺︎)


【目次】
1. ツァイガルニック効果:「途中でやめる」って大事!
2. ポジティブハロー効果:最初の印象が、その後にも
3. 返報性の法則:何かお返しをしないと!
4. ザイオンス効果:顔を見ると親しみやすくなる
5. バンドワゴン効果:流行りに乗る
6. プロスペクト理論:リスクを避ける心理
7. カリギュラ効果:「ダメ」と言われるとやりたくなる
8. ピグマリオン効果:期待が高ければ成果も高い


1. ツァイガルニック効果

途中でタスクを止めると、「なんとかして終わらせたくなる」という心理です。人は未完成なものほど気になってしまうものです。

例えばですが、プロジェクトの大きなタスクを小分けにし、ちょうど良いところで敢えて中断します。すると、不思議と「早くこれを終わらせたい!」という気持ちが湧いてきます・・!

一見、集中力を断っているように思えますが、実はゴールまで導く力に効果があるんです☺️


2. ポジティブハロー効果

 

これが意外と効果的なんです。プレゼンの際、最初に良いニュースや成功した話をすると、聴く側はその後の内容もポジティブに受け取る傾向があります。これを実際にうちのチームでやってみたところ、提案時の上長の反応が全く違いました!始めの数分で相手の思考をつかむ、これが重要です。



3. 返報性の法則

 

みなさん、スーパーで試食をもらったことはありますか?ウインナーや餃子を試食させてもらうと、「試食させてもらったから買っちゃおうかな」と無意識のうちに商品を購入してしまう。これこそ返報性の法則。人は何かをやってもらうと「何かお返しをしなくちゃ」

ということを無意識に考えてしまうのです。特に日本人は、その傾向が強いとのこと。


4. ザイオンス効果

近年、リモートワークが増えてますが、音声のみの参加ではなく、画面ONで顔を見合わせることが大事です。これは、特定の人物や物事に何度も繰り返し接触することで、好感度や評価が高まっていくという心理的傾向があるからです。

「いつものあの顔」を見ることで、チームの結束力が不思議と上がるんです・・。


5. バンドワゴン効果

これは「みんながやってることに自分も乗りたくなる」という心理。みんなが並んでいる行列ほど気になって並んでしまうというものです。商品購入の際も似たようなことが言えます。Amazonで買い物をするときに、レビューが高いものをついつい買ってしまいませんか?この現象もバンドワゴン効果の心理が働いているのです。

新しいアプリやツールが出た時、私たちのチームも「業界では割と使われている」という理由で試してみることがあります。意外といい発見があったりします!!


6. プロスペクト理論

人は失うことを極端に恐れるものです。

突然ですが皆さんに質問です。あなたは得をしたいですか?それとも損をしたくないですか?


実は、人は得することよりも損することの方が心理的なダメージが大きいと言われています。

例えば、「このスキルを習得すると、5万円昇給します」と言われても、特に損をしないので本気で行動する人は少ないですよね。しかし、「このスキルを習得しなければ、5万円分の手当をカットします」と言われたらどうでしょう。

みなさん必死になってスキルを身につけようと思いますよね。

このように人間には「損失回避をしようとする習性」があるので、本気で行動してほしい時はこの効果を利用すると良いかもしれません。

7. カリギュラ効果

 

何かを「やってはいけない」と言われると、逆にやりたくなりませんか?

あえて「これは難易度が高いから、そっとしておいて」と言ってみることで、逆にチャレンジ精神を刺激することがあります。禁止されるとやりたくなる心理・・使ってみてください!

8. ピグマリオン効果

これは、期待されると、その期待に応えようとする心理です。私は、チームメンバーに高い期待を持つことで、ポテンシャルを最大限引き出すよう努めています。そうすることで結果、チームのパフォーマンスが向上するんです。


例えばあなたが何か成果を挙げた時、上司が「あなたの日頃の頑張りのおかげだね」なんて言ってくれたら、さらに頑張ろうという気持ちが芽生えるのではないでしょうか?


特に日頃から積み重ねている部分を褒められたら尚更だと思います。このように「褒めることを意識する」ことで、チームメイトとのコミュニケーションも円滑に進めることができるかもしれません。


ちなみにその反対の「ゴーレム効果」というのもあります。怒られてばかりでは、せっかく努力しようと思っても萎縮してしまい、思うような実力を発揮することが出来なくなってしまいます。

褒めるところはしっかりと褒め、失敗した時は部下を思ってアドバイスできる人材でありたいですね!


まとめ

みなさん、今回お伝えしたこれらの心理学のテクニックについて、どう感じましたか?

私たちが毎日向き合うコードやデータの世界では忘れられがちですが、私たちは人間です。人間らしさ、それは感情や期待、動機付け、コミュニケーションなど、目には見えませんが実は非常に重要な要素を含んでいます。


IT業界で働く私たちにとって、これらの心理学のテクニックは、知識以上のものになり得ます。そして人間らしいコミュニケーションは、仕事の効率を上げるだけでなく、仕事そのものをもっと楽しいものに変えてくれます!


これらの心理学のテクニックは、IT業界で働くすべての人々にとって、知っておくべきだと思い発信にいたりました!技術力を磨くのと同じくらい、これらのテクニックを学び、実践することが、私たちの仕事にとって非常に価値のあることだと思います!


それでは、今回の話がみなさんの仕事に役立つことを願っています!


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