こんにちは!スタイルラボの浅原です。
前回は成長やコミュニケーションを活性化していく手段として、Oneという制度をお伝えしました。
(前回を知らないよーー!という方にOneとは?
【Oneとは・・・
個人のナレッジの共有
●コンセプト それぞれのメンバーでミッションが違っても、我々の想いはひとつ。
●やること ・その月の1番いい仕事を振り返り、会社にレポートしシェア。
●効果、目的
・会社含めた全体への良い仕事のシェア
・各々の業務振り返りの機会
・部署・役職の垣根を越えて、社員同士のSpecial Oneな仕事を知る
・ナレッジの共有と蓄積、汎用性
・もう1段上の賞賛文化を! 自己賞賛(プライド)と周囲賞賛(リスペクト)の交差
・価値観をひとつにする
・新人社員の早期戦力化のツール
今回はPMO兼カスタマ―サクセスとして活躍されている方のOneを紹介します!
2019年に入社、AIサービスプロジェクトを支えているメンバーです!
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今月は、サービス運用の基盤づくり(建付け)を中心に進めました。具体的には以下の内容をまとめました。
受注~構築・導入までのスケジュール策定
各お客様依頼事項の手順書作成
背景と課題
これまでの運用では以下のような問題がありました:
・各案件ごとに個別でスケジュールを設定し、最短日数で対応していた。
・WBS(作業分解構成表)において、開発工数が考慮されていなかった。
・手順書がなかったため、さまざまな人が開発チームに直接確認を依頼し、余計な時間が発生していた。
これらにより、開発スケジュールが限界を超える状況が頻発していました。
★目的と対応内容
こうした課題を解決するため、以下を目的にサービス運用基盤の整備を行いました:
・受注から導入までの標準的な実装期間の目安を設定
・各スケジュールに必要な日数を明確化
・開発チームへのコミュニケーションコストを削減
★具体的には以下を実施しました:
・WBSで必要タスクの洗い出し
・各タスクに必要な日数の算出
・手順書が不足している部分の特定と補完
なお、案件ごとに構築内容が若干異なるため、あくまで「目安」として設定しました。この取り組みにより、緊急タスクの発生を抑え、開発スケジュールを計画的に進められるようにします。また、WBSに必要タスクを組み込むことで、開発工数の確保と手順書によるコミュニケーションコスト削減を目指しました。
★今後の方針
サービス運用はまだ試験段階ですが、この基盤をもとに運用を整備し、案件増加にも対応できるよう改善を進めます。また、来月以降はサービス導入後の問い合わせ方法についても検討を進める予定です。
★その他の取り組み:
スケジュール可視化の対応
WBSでは案件ごとに分割され、全体の負荷が見えにくい課題がありました。そのため、スケジュールの可視化を以下の手順で対応しました:
①Power Automateを使用し、Teamsの投稿内容をSharePointリストに自動書き込み
②SharePointリストをカレンダー表示に設定
③SharePointサイトのトップページにカレンダーを埋め込み
これにより、リリース日を一覧で確認でき、予定が立てやすくなりました。
★実装時の工夫と感想
前回の対応時は試行錯誤が多く大変でしたが、今回はCopilotを活用したことで3日程度で実装できました。
例えば、「特定条件時にTeamsのタイトルを○○に格納する関数を作成」と依頼すれば、関数を作成してくれるため、微調整だけで済みました。この便利さには感動しました!
★Copilotのおすすめ
Copilotは、文章調整だけでなくコード作成において特に効果的です。ただし、BingのCopilotはセキュリティ面の注意が必要です。社内で使用許可されている場合は、効率向上のため積極的に活用することをおすすめします!
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目的や課題に対しての対応事項が分かりやすく整理されているOneでした!
ただ目の前の指示されたことをこなすのではなく、必要な業務を自ら考えて対応しているという、業務の質の高さが伺えますよね!
「前回の対応時は試行錯誤が多く大変でしたが、今回はCopilotを活用したことで3日程度で実装できました。」
Copilotを活用して関数を作成していくのはとても効率化になりますよね。こんなナレッジを共有してもらえるのもOneの強みです!