駿府の工房 匠宿の指定管理を創造舎が担うことになってから4年。
今回インタビューするのは、"事業戦略部部長"として活躍されている鈴木朋さん。
朋さんは匠宿のスタートアップメンバーで、現在も多岐業務を走り続けている方です。
スタッフみんなが頼りにするおかんの朋さんがどのようにしてキャリアを築き、なぜ創造舎に入ったのか?その裏にある彼女の仕事に対する情熱や、これからの挑戦を語っていただきます。
鈴木朋さんプロフィール
2020年9月に株式会社 創造舎へ入社。指定管理の経歴を活かして、駿府の工房 匠宿の指定管理業務を担当。その後、未経験の宿事業である泉ヶ谷事業部の立ち上げを経験し、現在は事業戦略部部長としてマルチに活躍中。現在2児のママで、中学生と高校生の育児にも奮闘中。
きっかけは同級生の社長の一言「お前、営業やらね?」
私と社長は中学生の同級生で、30歳の同窓会で「俺の会社で営業やらね?笑」と笑いながら急に言われたの。
当時働いていたまちづくり公社と創造舎が一緒に事業を行うことになって、初めて仕事での関わりができた。行政ではなく民間がこれだけ本気になってまちづくりをしてくれていることを、ありがたいなぁと思いながら、どんどん実現化していくことに羨ましいな、楽しそうだなと思っていた。
会社の絡みもあって年に2~3回くらい、近況報告を兼ねながら、社長と会うように。そこで、どんどんやりたいことを実現して、まちをつくっていく社長を見て創造舎のスピード感に圧倒されたし、とてもワクワクして。
ある日突然、社長から「指定管理やろうと思ってるんだけど、アドバイスくれない?」と言われて、話を聞いていくと創造舎には指定管理を理解している社員が全くいないことを知って、さすがに経験者がいない状況での申請はとても難しそうだな…と危機感を覚えた。
一度離れた指定管理の仕事だけど、以前学んだ経験を活かして仕事の手助けすることも出来るかな?と。悩んだ末に決断。私もやっぱり静岡が大好きなので!
社長と仕事で関わるようになって、社長ががんばっているのを見てたから、自分の経験を活かせるんじゃないかな?っていうのと、言ったことを実現していくところを目の当たりにしてたから、純粋に羨ましいなって気持ちがあり。
あとは職人さんたち含めた初期メンバーと会った時になんて職人さんたちって良い人達なんだろう!きっとこの人たちと仕事ができたら、絶対面白いものになるな。っていう期待感がすごく出てきて、これは本気でがんばってみようと思った。
ここまでのキャリアと仕事のこだわり
今までやってきた仕事の中で一番印象に残っているのは、伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」のスタートアップ。みんなで仕事してるのが本当楽しくて、もちろん気持ちが折れたときもあったけど、本当に仕事に全力投球した1年だったからこそ3年経った今、形に見えてきたのかなと思ってて。
一番大変だったのは、古民家をリノベーションした宿事業の立ち上げ。本当のゼロイチでとにかく分からなさすぎて、何から手を付ければ良いのか…手探りがすごかったけど、立ち上げた今、これからが本当の勝負だと思ってます!
ここ1年は人事や新規事業立ち上げにかかわること、会社と外(企業やお客様に)のみなさんを繋ぐため、楽しい企画や提案をし、会社や地域の良さを伝えることに力を入れています。
ま、結果、なんでも屋です(笑)
仕事では適材適所を大切にしています。得意なこと苦手なこと、みんなバラバラだから、バランスよく回るような仕事の関わり方を意識しています。
目立って仕事するのが一番でもないし、丁寧に間違いなくちゃんとしてくれる子もいる。仕事はみんなでしているので、それを認め合える組織づくりが大事だな。と思っています。
朋さんがおかんをやる人情とは。
実際、おかんなんですが(笑)
というか、勝手にスタッフも自分の子供と同じように大事に思ってる(笑)
私にとっては家族のように感じています。
矢面に立っても全然苦じゃないし、むしろ立ちます!!って勢い。大阪出身だから、そこがまたおばちゃんとか母ちゃんのイメージがでちゃうのかなぁ?ちょこちょこ関西弁も出ちゃうし・・・。
とにかく、いつもガハハと大きい口と丸い身体で動き回ってるからそういうイメージつくのかも?あとは、社長のやっちゃえ!!発言に、横からやいのやいの突っ込めるからじゃないかな?自由奔放なお父ちゃんに、モノ申すおかあちゃん。っていう図式に見えるのかもしれないですね。
仕事で大事にしている事は、感謝を忘れないこと。
私自身、職人さんたちのように、特別な技術や何かが出来るタイプではないので、それを一緒に支えてくれて、補ってくれるみんなにいつも感謝しています。
だから、みんなが困ってたり、悩んでたりしたら、「朋さんに話を聞いて欲しいな」って思ってもらえるような距離感や雰囲気を作れる人でありたいと思っています。
仕事ってやっぱり一緒に働いてくれてるスタッフや、仲間があってこそ。コミュニケーションを大事にすることで、立場に関係なく支え合える環境を整えていけたらな。と思っています。
私の想いは働いている人たちが、ここで働いてよかったな!と思えるようにしたい。働いているスタッフがここの一番のファンであること。みんながここをお勧めしたくなるように。みんながここで働いていることを楽しめて、自慢したくなる環境づくりをしていきたいです!
創造舎とは?求める人材とこれから。
創造舎と今まで経験した会社との一番の違いは、社長との距離が近いこと。スピード感を肌身で感じることができるし、ハマるととことんハマるところかな!もちろん、仕事の振り幅がすごいけど、それが経験になっていくし、キャリアアップしたい方にはとてもおすすめ。
創造舎本社の人は"静"なイメージ。凛としていて、冷静なのにしっかり芯がある人が多くて。
匠宿の人は"動"なイメージ。エネルギッシュだけど、繊細で。楽しく働いている人が多いよね。
創造舎は"楽しんで仕事ができる人"この仕事楽しいな!と自ら動ける人に向いていると思います。仕事を与えられるというよりか、もっとこうしたい!これが必要だから!と主体的に仕事に取り組んでいる人が多いからこそ、それぞれが悩みながらも楽しく働いているイメージ。
これからは、少年のように無邪気な社長の直下で、他のみんなが振り回されすぎないように日々社長のトマホークを少し緩めて、みんなのもとに丁度良い勢いで落ちていくように調整していけたらと思っています (笑)
自分のやってきた仕事を任せられる仲間も増えたので、創造舎がやっている事業を伝えていく人になっていきます。そして、より多くの人に創造舎を知ってもらえたら嬉しいです。
Instagramでの発信もしているので、ぜひ覗いてみてください。
興味がある方やチャレンジしたい方は一度、匠宿・泉ヶ谷を見に来てみてください!
今回のインタビューが人生の棚卸をするいい機会になったと語る朋さん。
10代は生きることに必死で、20代はたくさん吸収して学んだ期間。30代は成長。40代は吸収して学んで成長したことを発揮して、やれることをやっていく。50代は育成。60代は見守る。そんな人生を送りたいなぁ~。と語る朋さん。
朋さんからのインタビュー中、終始スタッフへの愛を感じ、朋さんが目指すビジョンがあるからこそ、会社のためなら裁量を持って働ける、見守ってもらえる環境に改めて感謝する機会となりました。本当にファミリー感があり裁量を持って働ける温かい会社です。
今回のインタビューでは、私たちも知らない朋さんの過去を語っていただきました。
朋さんが本気でがんばってみよう!と覚悟を決めて日々情熱を燃やし、他のメンバーと一緒に新しいものを創り続けてきたからこそ、情熱がやどる場所が生まれているのだと思います。
次回の記事もお楽しみに!
わたしたちと一緒に
"情熱がやどる場所"をつくりませんか?
創造舎では一緒に働く仲間を募集しています