David Dikman(デイビッド ディックマン)/プロダクト事業部/マネージャー
今回は久しぶりのメンバー紹介になります。
組織の構成要素をひもとくと、最終的には「人」になります。
"様々なバックグランドを背景にした人が集まり、良いチームメンバーに恵まれ、自分自身も成長できていると感じられる組織は素晴らしい"ということを改めて実感する内容になりました。
スタイラーとの出会い
18歳まではスウェーデンの人口5万人くらいの小さな都市、”フォールン”で育ちました。幼い頃からスウェーデンの色々な都市に住んでいました。26歳の時からは一人で海外に住みながらエンジニアの仕事をしていました。
昔から日本が好きで日本語も勉強しており、2016年には大阪の楽天で働いた経験があります。
スタイラーへの入社の決め手は2つあって、1つは小さなスタートアップの方が自分にとっては大きなインパクトを得ることができると思っていたから。2つめは面接の際にエンジニアメンバー全員と話すことができ、それぞれのメンバーの質問に対する答えがとても良く、スキルの高さを実感し、この人たちと一緒に働きたいと思ったからです。
環境の変化は激しいですが、今のチームは本当に良いチームだと思っています。
マネージャーとしてのこれまでの経験と成長について
入社した当初は、エンジニアとしての仕事が多かったですが、今はエンジニアチームとデザインチームのマネージメントやPM(プロダクトマネージメント)のような仕事が中心なので、当初と仕事内容は大きく変わりました。難しい技術的なところはエンジニアチームに任せて、自分は口を出さないように気をつけています。たまに、解決方法がわかるので、もっとこうした方が良いと言いたくなることがありますが、実際に取り組む本人が自分ごとに感じて課題に取り組まなければ本当の解決には繋がらないと考えています。こういう考え方自体、チームメンバーから学んでおり、日々、「次はこういう言い方をしてみよう」などトライアンドエラーで取り組んでいます。
コードを書いている時は失敗したら修正すれば良いですが、人間関係はコードのように簡単に修正できるものではないので、自分自身の失敗に早く気づくことが大切だと思います。
また、エンジニアはリリースまでの期間が長い時もあるので、優先順位をつけてメンバーのモチベーションを落とさないことにも気をつけてます。
ダニエルピンクの「モチベーション3.0」に書かれてるモチベーションの3つのキーも参考に、マネージネントに役立てています。
現在は、秋頃に行うFACYのリニューアルをゴールとしてチーム一丸となって取り組んでいます。
FACYのシステムを例えるなら、今までずっと重たい荷物を沢山抱えてきたサービスなので、重たい荷物を捨ててリフレッシュできる良い機会だと思っています。
ただリニューアルはゴールではなく、新たなスタートだと思っており、ここからさらに良いプロダクトを作ることに集中したいと思います。
良いプロダクトを作るためには、単純に機能だけを考えるのではなく、数値をきちんと分析して、開発も自分自身もよりマーケティングに近づいた方が良いと考えています。
会社やチームメンバーの好きなところ
スタイラーは、皆がオーナーシップを発揮して自分たちの好きな環境を作ることができると思っています。
他の会社だと、トップダウンでCEOが決めたことだけを実行するとか、何をするにしても全て許可が必要なところが多いですが、この会社はCEOも他部署のマネージャーもチームメンバーも人の意見をよく聞いてくれます。
また、エンジニアもデザイナーも自分の仕事がすごく好きで、自分の仕事に誇りを持っている人たちばかりです。
よくエンジニアは「技術に情熱があるか」ということを問われますが、ただ仕事をするのではなく、そこに情熱が加わると、自分自身の能力も飛躍的に上がり、思ってもみなかった力を発揮することができます。「パッション」は経験や実績以上にスタートアップにおいては特に重要だと思っています。
趣味について
趣味はクライミングを何年かやっています。DIYも好きで、ミシンで服を作ったり、バジルを育てたりしています。
ただ、ほとんどの時間は家でもパソコンの前にいて、コーディングをしています。開発をすることが本当に好きなのだと自分でも思います。