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学生の時の自分に伝えたい価値観の話~大手企業を退職して、ぼくがオーストラリアで確かめたかったこと~

こんにちは。株式会社リレイションの穴井です。

週休3日制を導入する企業の出現やICTの発達により、働く時間や場所を選べる時代にシフトしているのを感じます。

今回は、自分が望む働き方を選ぶために、私が学生の時にやっておけば良かったことをまとめました。


【モヤモヤしていた20代】

大分県出身の私は、県内でも指折りの進学校に進み、少しでも偏差値の高い大学に進学しようと受験勉強漬けの高校生活を送っていました。 しかし、第一志望の大学には不合格。さらに1年勉強漬けの生活をすることはできないと判断し、後期試験で合格した大学へと進学しました。

第一志望ではない大学では、勉強にも部活動にも身が入らず、モヤモヤした生活を送っていました。 自由に使える時間があまりにも多く、何をしたら良いのか分からなかったんだと思います。


大学院に進学後、あっという間に就職活動の時期になりました。

やってみたい仕事を見つけていなかったため、製薬や化学、食品などを中心に、幅広い業界の採用試験を受けました。

売り手市場だったにもかかわらず、なかなか苦戦しましたが、運良く大手製紙会社に内定を頂きました。


無事に社会人生活をスタートしたものの、新入社員時代は目の前の業務をこなすので精一杯でした。

いつの間にか給料と休日のための仕事になり、やりがいを見出せずにいました。

しかし、そんな私にも変化が訪れます。

入社4年目の頃から仕事に慣れてくると、会社の利益を追求するために、自分がやるべきことを考え、主体的に仕事をできるようになりました。

仕事が少しずつ自分を変化させ、その変化は自身の成長につながっていました。

この頃に、「何のために仕事をしているのか?」と問われたら、「将来、他にやりたいことができた時に、すぐに実行できるスキルや能力を身につけるため」と答えていたでしょう。



【不意に訪れた転機、海外へ】

シドニーのハーバーブリッジ。


ある日のこと、本屋で海外留学を斡旋する本を偶然発見しました。

高校生時代から海外での生活に憧れていましたが、自分には無理だろうと思い、挑戦することを避けていました。

でも、社会人経験を経た今の自分ならできるんじゃないか、年齢制限があるワーキングホリデーの制度を利用するなら今しかできないんじゃないか、そんな自問自答の末、やる前から「できない」と決め付けるのはおかしい、と考え、とりあえずやってみることに。

渡航先のオーストラリアでは、実に多くのことを学びました。

年齢も価値観も宗教も文化も異なる人たちとかかわり、毎日新しい経験に溢れていました。

語学学校で知り合った東ティモール出身の友人は、「自分の国を代表し、政府から補助金をもらって語学留学に来ている。 帰国したら、自分の経験をみんなに伝えるんだ。」と話してくれました。 授業でも引っ込みがちな日本人とは明らかにモチベーションが異なり、とても刺激になりました。

まだまだ紹介し尽くせませんが、自分の個性を発揮することや自発的に行動することの重要さ、そして何よりも「できない理由よりも、できる方法を探す」という考え方の癖を身に付けられたことが大きかったです。



【学生の頃の自分に伝えたいこと】

シドニーで最も人気のあるボンダイビーチ。


私の進学先や新卒時の会社選びの基準は、偏差値や製品のネームバリューなど「他人からどう見られたいか。」でした。

しかしながら、それはどこかの誰かが考えた「既存の価値観」だったと思います。

新卒で入社した会社を辞め、オーストラリアでの生活を選んだり、帰国後に徳島県で働いていることは、「自分の価値観」で選んだ進路だと自分の言葉で表現できます。

「自分の価値観」で将来を選択していくには、「さまざまな経験をして、どう感じるか自分のアタマで考え、自分の意見をもつこと」が必須だと思います。

何気ない日常生活の中でも、ヒントはたくさんあります。

今回のブログも、おもしろかったと感じても、つまらなかったと感じても、どちらでも良いんです。

なぜそう思うのか、誰かに自分の言葉で説明できるように考えることが重要だと思います。


私たちは、下記の予定で会社のことを知っていただくための説明会を開催します。

ご都合がよろしければ、ぜひ気軽に遊びに来てください。


2017年度 神山塾説明会日程まとめ | 株式会社リレイション
こんにちは!例年は1回の募集で1〜2度程度しかおこなっていなかった説明会を、今年度はなるべく多く開催しようと準備しています。開催場所は《東京》《徳島》《名古屋》です。説明会にご参加いただかなくて...
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