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なにをやっているのか

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)でのVR技術を医療機器に応用し、高額が当たり前という業界の常識を変えていく。安価に導入できる価格と、扱いやすいシンプルなUIでサービス普及を後押し。より多くの人が健康になる機会を得られるような社会へ。
医療VRのサービスは株式会社イグニスから事業を引き継ぎ、痛みの緩和ゲームアプリ、生産性低下の社会的課題となっているめまいなど疾病の検査・治療・リハビリ機器、その他関連医療サービスへ事業展開していきます。
私たち株式会社Parafeed(パラフィード)は、医療ヘルスケア領域において人とテクノロジーを通じて社会の課題と向き合い、より豊かな社会の実現を目指しているヘルステック企業です。 その中で、エンタメ領域で培ったVR技術を医療機器へ応用し、検査・予防医療・治療・リハビリの総合サービス『REEVEER』を開発。ゲームの研究から生まれた痛み緩和アプリや、多くの患者様が副作用や治療機会の不足に苦しむ「めまい」の検査・治療機器など、汎用性のある医療機器を開発して普及させていきます。 医療機器は高額なのが当たり前、扱いに専門知識が必要なのは当たり前、操作は複雑なのが当たり前といった現状を変えていく、導入のしやすい医療機器のスタンダードを創出していきます。 ネットワークを介したPCとHMD(ヘッドマウントディスプレイ)でソフトウェアのアップデートをしていけば、扱える診療サービスを刷新していくことが可能です。 ■事業内容■ <Solution Department> VRやARの技術を医療で活用するために、医療機関とともにVR医療機器やソフトフェアの研究、開発を行っています。現在、医療機器として申請中。さまざまな学会展示を行ったりデモ機を使ってクリニックへ紹介をしています。 ※先日、弊社が開発した医療機器を【第80回日本めまい平衡医学会】に初出展しました。 https://www.wantedly.com/companies/Parafeed/post_articles/360372 ストーリー読んでもらえたら嬉しいです

なぜやるのか

社内では他のチームの協力もあって開発とテストを繰り返しています
医師とは定期的に意見交換。現場の声を直接聞いてサービスへ活かしています
■無くてはならない医療業界■ 生きていく中で誰もが必ずお世話になる医療機関。医師や看護師の不足、医療機器の高度・高額化、地域による医療機会の差、投薬による副作用、医療費の増大、など無くてはならない身近な存在であるにも関わらず、課題が多い業界でもあります。 機器の研究開発、医療従事者の就業支援、クリニックの経営コンサルティング、など私たちは事業を通じてそれらの課題に複合的にアプローチしていきます。全てを一度に解決することはもちろんできませんが、医療分野の課題が消え去り、全ての人が健康で幸せに生きられる世の中になるまで、私たちは事業を通してチャレンジし続けます。 ■新時代の医療機器開発を目指して■ Parafeedでは、2020年にVRの活用を進めるソリューション事業部を設立。部署自体は設立して間もないものの、研究そのものの歴史は長く、イグニス社より引き継いだ「VRを用いた慢性疼痛の緩和システム」の治験など複数の研究開発ラインを並行して進めていますのでたくさんの挑戦ができます。一般家庭で不安や痛みの緩和が可能なVRサービスは、今後在宅医療に大きな革新をもたらすでしょう。 ヘルステックプロダクトを実際に医療現場で使えるようになるまでには、本来数年単位の開発期間を要します。現在は、診療科ごとに最適なVRの活用を検証し、さまざまなソフトウェア開発を進めています。例えば、慢性の神経痛、検査の効率化、リハビリテーションや透析患者の透析効果を上げるためのアプリケーションなどを想定しています。 また、手術のデモンストレーションなど、医療現場の中でも特に教育分野でのVR機器導入は、他社製品でも実現しておりますが、私たちは高い技術レベルと導入のしやすさで追随していきます。

どうやっているのか

医療機関や大学病院等と連携し、サービスの企画や改修を直接ユーザーの声を聞きながら行っています。医師とは定期的にミーティングを重ねで意見交換をしています。
フルリモートワークで働いているメンバーもいますが、日々オンラインで会話をしてチームでの繋がりを大事にしています。業務を作業にせずに自分事として捉える士気の高いチームです。
■展望■ 医療現場で実際に活用されているVRプロダクトは現状まだまだ少ないです。 VRプロダクトを医療機器として皆様に使っていただき医療現場に根付かせるためには、安全性や、扱う内容の透明化・可視化、使いやすさなどユーザーの立場に立ってしっかりと考え、医療現場の業務フローに則したものをつくっていく必要があります。VRが医療機器として当たり前のように使われる社会を目指し、今後も開発に邁進していきます。 直近では比較的小規模なクリニックへVR検査機器の導入を予定しています。 現在は、この2つを軸に取り組んでいます。 ①お医者様やスタッフの皆様ができるだけ利用しやすいサービスにするため、保険診療の適用やサブスクリプションサービスなど、負担をなるべく少なくする方法も検討していきます。 ②在宅医療が一般化していく今、”自宅でリハビリ・疼痛対策に活用いただけるサービス”はきっと皆様の生活をより良いものにするはず。医師が直接見られない部分をソフトウェアで可視化し、病院と患者様双方に良いサービスを構築していきます。