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カンナビス(CBD)スタートアップの誕生秘話 〜社会的スティグマとの戦い〜

会社を2020年2月末に創業してから、ちょうど1年立ちました。

OFF株式会社の沿革や事業内容について紹介をすると共に、関心を持って事業のコラボレーションがしたい、一緒に働いてみたいと思える方がいれば嬉しいと思い、代表の駒形が記事を書いています。

【前半部分(1-3)】は創業者や自社のこれまで、【後半部分(4-7)】はカンナビス業界の今後や私達が目指すべき方向性、最後に人材募集について触れています。

目次

  1. 創業者駒形の生い立ち
  2. カンナビススタートアップ立ち上げ前夜
  3. 創業からの1年間
  4. チル消費というトレンドへの注目
  5. カンナビス文化への期待
  6. 今後目指していきたいこと
  7. カンナビス文化を築くための10本の矢

創業者駒形の生い立ち

私は雪のよく降る新潟市に生まれ、地方銀行勤務の父、パートタイムで看護師として働く母、3歳上の姉と一緒に、ごく普通のサラリーマン家庭で生まれ育ちました。

高校まではとにかくサッカーに夢中な子供で、それ以外に興味を持てることは自分の祖父の話でした。

私の祖父はフランスの企業の子会社、アルジェリアの化学工場で、日本の技術を指導する仕事をしていました。

祖父の家に行くと「très bien!」とフランス語を話したり、外国人と話すきっかけを作るために「柔道」の技をかけたことなど、海外での体験談を話してくれました。

家には、サハラ砂漠で取ったサソリやナポレオンのウイスキーなどが置いてあり、世界の広さを教えてくれました。それらを、目を輝かせて聞いていたのを思い出します。

死ぬまでにもっと広い世界を見てみたい。

これまで見たことのない海外の文化への好奇心を抱く性格は今でも変わらず、世界を舞台に仕事がしたいという希望を持つようになっていました。

新卒で入った政策シンクタンク青山社中では、地域の企業と世界の小売店を繋ぐ仕事を、地方政府の市長や経済部と連携して行っていました。

新潟、群馬、長野、奈良など様々な地域へ訪問し、中小企業の実態を知りました。

消費が爆増している中国内陸・成都のイトーヨーカドー、ベトナムホーチミンのAEONなどと連携し、地域の企業が海外販路を開拓するために、展示会や商談会の企画運営などを行っていました。

・中国ではめちゃくちゃキャッシュレスやスマホでの取引が進んでいる。
・ベトナムは毎年の経済成長、平均年齢も20代で若く、生き生きしている。

こういう状況を目の当たりにする中、

・日本の地方は人口減でどんどん衰退する。
・大企業に勤める友達は高い給料をもらっていても全然楽しそうじゃない。

こんな世の中、おかしくないか?と疑問を抱くようになりました。

今の日本社会を見てみると、

・投票率を見ると明らかに高齢者が多く「若者に対してメリットのある政策」が実行される可能性は低い。社会保障費に多額の税金が投下。

・進まないDX。新たなテクノロジーの導入が遅く、未だにホチキス止めを強いられる官僚。国を運営する機関に優秀な人がよりつかない。

・急速に環境が変化する時代の中、未だに詰め込み教育をし続けている教育現場。

これらの問題は、以下に集約されると思います。

・時代にそぐわない制度が残っている。
・高齢化社会では、新しいものを受け入れづらく、変革が阻害される。
・若者は政治に関心はないし、組織で古い文化を変える立場にもいない。

東京や大阪などの都市部は、外国人や若者の比率が多いため、まだマシですが、地方などは特に深刻です。高齢化社会の中で世界にどんどん遅れを取っていくでしょう。

そんな問題意識や苛立ちを抱える中、

古い制度を壊し、社会を良くするために働く意志のある人々が、きちんと活躍できる環境を創る。達成感や生き甲斐を増やす。

ということを進めていきたいと考えるようなりました。

既存の産業を効率化するだけの事業はやらない。

社会が大きく変わり、わくわくするような、新しい産業を立ち上げ、そこに多くの仲間に関わってもらいたい。

と、妄想が具体化していき、起業やスタートアップへの関心が湧くようになりました。

それから「新しいチャレンジをしたい!何から始めよう。。。」と悶々とした日々を過ごすようになりました。

カンナビススタートアップ立ち上げ前夜

2019年の10月頃、

ねえねえ、俺、起業を考えているんだけど事業内容について意見もらえる?

というメールが、突然Facebook宛に届きました。「誰だろう?」と思ってスマホを見てみると、学生時代の友人、井上からでした。

当時は大学は異なるものの、NPO団体AIESECに所属しており、海外インターンシップ事業を運営する仲間でした。

当時、自分はベトナム、井上はブラジルの企業で学生としてインターンをしたり、24大学・1800人の代表として組織運営をしたりしていました。

飯田橋のオフィスで寝泊まりしながら活動しており、近い価値観を共有しつつ、お互いの特徴についてよく知っている仲でした。

「ご飯でも行こうか!」と、久しぶりに再開をする機会があり、近況について話をする中、お互い本業で働きつつ、副業をしながら起業の領域を検討している段階であることが分かりました。

解散した後「もし一緒にビジネスをできるとしたら面白い事業が作れるのでは?」と好奇心が湧き、気がつくと「一緒に事業できたらいいね!」というメールを送っていました。

そこから定期的にサウナに通うようになり、事業内容についてブレストをする仲になっていきました。

食肉関連ビジネスをやろうと言って、食肉処理場を訪問したり、

日本茶関連ビジネスをやろうと言って、京都の日本茶メーカーを訪問したりしました。

事業ネタを出し合う中、3ヶ月くらい進捗がないままだらだらと時間が過ぎていきました。

お互いに納得のいく事業内容が見つからないときは、暗闇の中にいる感覚でした。アイディアを出して動いてみるも何だか納得いかない。

具体的な商談もできないので、進んでいる感覚も無く、苦しい日々が続きました。

そんな中、世界では大麻産業盛り上がってるけど、どうかな?というアイディアが出ました。

大麻かあ、儲かるかもしれないけど、世間の人は悪いイメージしか持ってないよなあ。。。

という印象を持ちました。あまり気が進まない中、調査を進めるうちに以下のことが分かりました。

・「CBD」という健康に資する成分が大麻から取れるらしく、不眠、ストレス、炎症の緩和に効果があること
・WHOが正式にてんかんへの医学的効果や依存性が極めて弱いことを発表しており、規制物質から外す議論がなされていること
・海外では既に商品として流通しており、巨大な市場ができていること

嗜好用の米国市場は2.2兆円に拡大、CAGRは約30%、GDP比で計算すると日本も約5,300億円規模の大市場へと発展する予測が出ていました。

出典:2019 Marijuana Business Factbook

なぜここまで大きな規模になるのかというと、以下の巨大産業の代替品となりうるからです。

CBDを混ぜたノンアル飲料、睡眠改善サプリ、ニコチンタール無しのベイプなどが既に海外では流通しています。

二日酔いや肺がんなど、摂取によるダメージも無く、最も健康的な嗜好品であり、不眠症やてんかんなどヘルスケア用途でも活用される医療的有効性の高い物質です。

CBDは最近の研究でようやく明らかになった物質であること、規制により流通が難しかったことが理由で、これまでは利用されていませんでした。

CBD商品を買って試してみたり、国内外の事業者にヒアリングをしたりする中、日本の既存産業を大きく変革しうるビジネスの可能性に確信を持つようになり、この領域で事業を立ち上げることを決意しました。

創業からの1年間

創業後、まずは「世界で最も進んでいる米国市場を見よう」ということで展示会に参加することにしました。

LAのアナハイムに、展示会の前日に到着し、海外企業との取引を楽しみにしている中、COVID-19の影響で展示会は中止になりましたというメールが突然届きました。

開催前日にメールとかふざけんなよ怒、飛行機を取って何十時間もかけて到着したのに。予定が全部消えた。。。。

と絶望に暮れる中、ずっと落ち込んでもいられませんでした。

メールを数百社以上に片っ端から送り、商談機会を得ることになりました。

昼間は商談をして、夜はオイル、ベイプ、グミ、ドリンクなど大量のサンプルを人体実験のように試すことを繰り返しました。

展示会で一箇所に企業が集まらないので、飛行機やUberでロサンゼルス、サンディエゴ、デンバーなどいくつかの都市を回りました。

以下のように、Apple Storeみたいにデザイン性の高い小売店、大麻ドリンクバー、製造工場を訪問し、既に産業が確立していることに「これはスゴイ!」と素直に驚きました。

帰国後は、睡眠課題の改善に注力した「tokyo mooon」という自社のオリジナルCBD商品の販売を始めることにしました。

販売開始後は、サンプリングやユーザーインタビュー100人以上に進めたり、CBDシーシャや商品の体験を行うイベントを開催したりしました。

体験頂いた方々から「朝起きた時のスッキリ感が凄い」「少しぼんやりしてリラックスできる」「集中力が増す」など、好評価を頂きました。

その一方で、以下のような意見を頂くこともありました。

CBDの効果がわからないです。そのわりに値段が高いですね。

CBDは一般の健康成分と比較すると認知度が低いことや、体質に個人差などもあり、その良さを理解してもらえないこともありました。

効果実感の強い原料を選ぶこと
・CBDに関する正しい知識を届けること

は事業を行う上での課題だと考え、原料の直輸入や下記のメディアやInstagramでの情報発信を始めました。週末は一日中記事を書きまくる合宿を毎週やっていました。

https://tokyo-mooon.com/

https://www.instagram.com/tokyo_mooon_official/

また、以下のブログもとても反響があり、かなり多くの人に閲覧してもらいました。
https://tokyo-mooon.com/cbd-info/future-market-forecast/

その結果、一般消費者はもちろん、予想外にも「新たにCBD事業を始めたい」という企業からの問い合わせも多く頂くようになり、少しずつネットワークが広がっていき、国内でCBD事業の立ち上げをサポートする製造受託も事業として開始しました。

この頃は、無給で毎日働いているのに、思うように売上が伸びず、このまま行ったら資金が底を尽きて路頭に迷うんじゃないかと不安と戦いながら、日々を過ごしていました。

初めて企業向けの案件を受注したときは、初めの一歩を踏み出せた気がして、感激したのを覚えています。

商品や原料の輸入についても、厚労省や食品検疫所の厳しい審査と海外工場の板挟みにあいながらも、何とか乗り越え進めてきました。

今では世界の企業から取り寄せた原料を使用し、オフィスをラボにしつつ、日々、商品開発を繰り返しています。ユーザーの視点で日々商品を試すことはとても大事だと考えています。

現在、以下のように海外から原料や既製品を輸入し、

・消費者向けの自社商品の販売(D2C)
・企業向けの製造受託(OEM)や卸売

の2つをメイン事業として行っています。

これらの試行錯誤の過程や今後の展望についてプレゼンをした結果、シードラウンドでの資金調達が完了しました。

国内著名ベンチャー企業のCFOや(社外)取締役、上場経験のある起業家、元オリンピックアスリート、食品事業全般の専門家、海外との取引も見据えて、アメリカ(ダボス会議常連出席者)や中国の投資家、そして機関投資家の方々に出資して頂けることになりました。

現在は業務委託なども含めるとメンバーも10名程度になり、事業の拡大のために邁進しています。

また、自社では駒形、井上の共同代表制で組織を運営しています。お互いの強みを活かし、弱みは補完し合いながら経営を進めています。

一人では到底無理だと思えること、怠けて努力できないようなことでも、仲間がいるから頑張れる、知恵を出し合って前に進むことができると思っています。

自分にとって仲間やチームというのは本当に大切な存在です。

チル消費というトレンドへの注目

我々が、なぜCBD事業(カンナビス事業)に可能性を感じているのかという疑問を持たれる方も多いと思います。

その一つとして、CBDと相性の良い【チル消費】が今後トレンドになると予測しているからです。

チル消費とは例えば以下をイメージ頂けるとよいです。

💭シーシャ💭

🧖🏻‍♂️サウナ🧖🏻‍♀️

⛺️アウトドア🔥

チルとは英語のヒップホップ用語「Chill Out」(冷静になる)が語源になっており、くつろいだりまったりしたりすることを指します。

特に以下の世代に特有の消費行動とされています。主に平成生まれの世代を指します。

・ゆとり世代(1987年〜1995年生まれ)
・Z世代(1996年生まれ以降)

この世代(2021年現在34才以下の人)が社会に出て、ある程度のお金を持つようになると、大きくこれまでの消費文化が変わると予測しています。

アルコールを飲んで大勢で騒ぐ時代から、シーシャを吸いながら少数でまったりするような時代へ変わっていくと思います。今はこの中間くらいだと思います。

人口構成的には、ゆとり・Z世代は少ないのですが、徐々に比率が増していくことから、今後の消費トレンドの中心になると予測しています。

ゆとり・Z世代は、低経済成長時代(バブル崩壊後)を過ごした世代です。そのため、車・家・ブランド品などへの所有欲が低く、消費が活発でない「低欲望社会」を代表する世代です。

出典:Z世代 若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?

学生時代にガラケーやスマホを持ち始めた、デジタルネイティブの世代でもあり、TwitterやInstagram等のSNSやサブスクサービスなどを活用します。

また、ワークライフバランスを重視する傾向にあり、組織への貢献よりもプライベートの時間を大事にする傾向にあります。

これは不可逆なトレンドで確実に起こりうる未来だと思います。

カンナビス文化への期待

私たちは、前述のようなチル消費のような消費トレンドの変化もふまえ、

カンナビス文化を築き、開放感のある豊かなライフスタイルを実現する。

ことをミッションに掲げています。

大麻成分の中にはCBD、CBN、CBG、テルペンなど、様々な成分が含まれておりそれぞれに効果があります。

CBDはその一成分に過ぎないため、自社では英語で大麻を意味する「カンナビス」という言葉を使っています。(違法成分であるTHCを含みたいという意図ではありません。)

CBDは麻から抽出される健康成分ですが、摂取すると、身体の恒常性・自律神経を調整するエンドカンナビノイドシステムに働きかけ、神経伝達物質の放出抑制を促します。

その結果、上記の悩みへの解決策として効果を発揮します。

依存性・耐性が無いことをWHOが報告しており、特に「てんかん」という病気など、医療現場でも使用経験があることから、規制薬物のリストから削除されています。

日本では「大麻取締法」で麻の栽培や輸入が規制されており、THCが含まれず、麻の茎や種から抽出した原料であれば輸入が可能です。厚労省が2020年4月にこちらで正式に文書化しています。

現在、弊社宛に来ている問い合わせも以下のように幅が広く、CBDが様々な市場に普及し始めていることが分かってきています。

ドンキホーテ、コスメキッチンなどの大企業もCBDを取扱い始めており、食品最大手ネスレもグローバルに商品の展開を始めました。

CBDを含んだ商品は、オイル、ベイプ、食品(ドリンク・グミ・チョコ)、サプリメント、化粧品など様々な形態があります。

CBDは最近の研究でようやく効果効能が明らかになった物質であること、規制により流通が難しかったことでこれまでは、利用されていませんでした。

これが新しい文化として定着することで、人類のライフスタイルは、より開放感のある豊かなものになると思います。

今後目指していきたいこと

CBD市場は今後の規制が不明確なため、大企業がいきなり参入しにくい市場であり、スタートアップが取り組む価値がある分野と考えています。

Global Cannabis Tech Company

〜アジアでNo.1のカンナビス商品の輸出入のハブになること〜

を直近の目標として活動していきます。

🌎 Global 🌎
日本のヘルスケア市場は、世界のカンナビス企業から非常に注目を受けています。特にアジアを中心に取引量を拡大していきます。

🌱 Cannabis 🌱
カンナビスの専門企業として、栽培や製造における最先端の技術を理解・発信し、最高品質の製品をお届けする体制を整えていきます。

📱 Tech 📱
輸出入を行う、旧来的な商社のビジネスモデルに留まらず、テクノロジーの活用によって圧倒的成長・市場の独占を目指します。

そのために、まずは日本の消費者が「大麻 = 悪」という固定観念から「開放」され、新たな価値基準をインストールする必要があります。

・本当にできるんですか?
・そんなの非常識です。
・他にもっと良い事業領域あるよね。

よく、こういう話を受けたり、バカにされたり、冷ややかな目で見られることもこれまで多かったです。

しかし、最初は世間から見る「変わり者」がイノベーションを起こし、社会を良い方向へと変えていくと思っています。

これまで世間からネガティブに捉えられていたことも、時間を経て、臨界点を超えると、価値観の転倒が起こり、社会に定着すると考えています。

その変化は時間がかかるようで、案外すぐに訪れるものだと思います。

「大麻」という日本社会が「ダメ、ゼッタイ」とこれまで敬遠してきたものを大きなチャンスと捉え、事業を展開していきたいと思っています。

カンナビス文化を築くための10本の矢

カンナビス文化を築くために、業界全体で必要なこと、自社で取り組みたいことを【10本の矢】(施策)にまとめています。

【商品への安全・安心感の醸成】

①政府による制度設計の推進・官民連携

2020年4月に正式にCBD関連製品の輸入方法が厚生労働省によって明文化されました。民間事業者と政府が積極的に交流し、現場の実態を政府に報告する機会を増やし、協働してより良い制度へと進化させていく必要があると思います。

②大企業の研究開発の推進・市場参入

例えば大塚製薬はサティべックスというCBDとTHCを含む「がん疼痛治療剤」の開発・販売権を米国で持っています。既にR&Dは進めている大企業が研究を公表したり、市場に参入したりすると消費者の安心感が増し、普及に繋がります。どこかのタイミングで必ず起きると思います。

③正しい解説をするメディアの登場

国内のメディアも増えてきましたが、CBDに関する見解が抽象的なものだったり、媒体によって異なったりすることで消費者が困惑していると思います。大麻研究者など、知見の深い方による権威性のあるメディアの台頭が望まれます。

【海外企業とのネットワーキングの促進

④海外企業へ向けた日本市場の情報発信

日本の法制度や市場概況について、海外企業向けに正しく情報を発信する機会が必要です。日本で販売する製品にTHCが含まれてはいけないこと、茎種由来である必要があることなど、まだまだ理解が浅い海外企業も多いです。

⑤SNSを活用した海外企業との交流促進

これまでは展示会が海外企業との交流手段となっていました。コロナの影響で海外企業とリアルの接点を持つことが難しい中、SNSなどを活用して積極的にオンライン商談を進められると良いと思います。

⑥輸出を見据えた商品開発

例えば、お茶など、日本固有の素材を活かした商品開発を行い、例えば、中国やタイなどの海外市場も視野に入れると、事業規模の拡大が目指せます。そのために、貿易における10都県規制にも気を遣う必要があります。

若者を中心とした認知拡大

⑦適正価格での取引

CBDが普及するには、まだ価格が高すぎます。輸入規制が厳しく、輸入卸が不当に高いマージンを取っていることや流通構造が階層化していることで、高値で流通してしまっている状態の改善が望まれます。

⑧インフルエンサーとの協働

連邦法での規制により、Google広告、Amazon出品、Facebook広告、Instagram広告が使えないことから、インフルエンサーとのコラボが増えていくと、より認知が拡大していくと思います。

⑨バズる製品の登場

HEMP BABYというCBDグミの効果実感が強いことから「何これすげー」という話題になり、楽天でもかなり売れているようでした。このようなキラー商材が増え、バズるとより認知が広まっていくはずです。

⑩CBD店舗の増加

VapeMania、GREeNなど、アメリカで言うディスペンサリーストアのような店舗が増えてくると、消費者が詳しく製品を理解する場が増え、普及に繋がると思います。

自社として、またカンナビス業界の方々と協力して、これまで触れてきた施策を着実に実行していきたいと考えています。

【最後に】 カンナビススタートアップで働きたい方を募集中!

業界の盛り上がりを見ると、今後大きな成長を描いていけるという確信を持っています。

しかし、現在のメンバーだけでは、お客さんの要望に対応しきれず、これ以上の変化を起こすことができません。

フルタイム・副業・インターンで手伝ってくれる方を募集中です。

創業期のスタートアップなので、急な方針転換やトラブルなども多々あるかもしれませんが、目指す方向性や組織文化に共感し、積極的に行動を起こせる人と相性が良いのではないかなと思います。

以下がOFF株式会社で働く面白さかと思います。

・カンナビスという急成長市場の中で勢いのある仲間と協働できる
・「0 → 1」を作るスタートアップ文化を経験できる
・商品を製造して販売するまでを一気通貫で学べる
・世界を舞台に事業ができる

少しでも共感いただけましたら以下よりご連絡いただけると大変うれしいです。

その他、企業としてコラボされたい方、CBDオイル、ベイプ、グミ、サプリ、ドリンクなどの商品開発を行いたい方も、お気軽に相談下されば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。CBD商品はこちらで販売しております。

https://store.tokyo-mooon.com/

OFF株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
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