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【エンジニアインタビュー】サブスクファンクラブ運営サービス「FAM」いよいよローンチ!ユーザーだけでなく社員の声も大事にした開発の裏側とは
間もなくローンチの新サービス「FAM」の開発に携わってきたNagisaのエンジニアチーム。
今回は採用広報を担当しているイチミ株式会社が、開発組織の裏側をお話していただくため、3名のエンジニアの方にお伺いしてきました!
寺沢 和則
ゲームから配信アプリまでNagisaアプリのほとんどの開発に携わっている。今年でNagisa入社10年目となるマネージャー
阿部 慎太郎
2019年8月にWantedly経由で入社したエンジニアメンバー
仲館 慧
2019年4月にWantedly経由で入社したエンジニアメンバー
クリエイターニーズの本質を掴む「FAM」
間もなくローンチ予定のFAMですが、どのようなサービスなのでしょうか?
寺沢:FAMは、サブスクリプションメディアを作れるWEBサービスです。サブスクリプションでエンタメメディアを作れるWEBサービスになります。タレントやアーティストの方がご自身のコンテンツを配信できたり、ファンクラブを立ち上げたりなど、ファンとタレントの距離を近づけるサービスを目指しています。
阿部:現時点だと、画像や動画の投稿機能やブログ機能、メルマガ配信機能などが搭載されています。また、生放送などのライブ配信もできるので、ここも強みの1つですね。今後は生放送機能に1on1通話も実装していく予定なので、ますますファンの声が届きやすくなる仕組みにしていきます。
なるほど。使える機能が多いのですね。
仲館:元々はタレントやクリエイターの方々の声を受けて、「ファンクラブにこういう機能があったら楽しいだろう」という構想から生まれたサービスなんです。その中でも、ユーザーが本当に満足するかどうかをビジネス視点で熟考した機能を実装しています。
寺沢:更にファン毎に、「クリエイターにやって欲しいこと」って違うんですよね。例えばひとりの俳優さんのファンが、日頃は俳優としての演技を観て応援しているけれど、その俳優さんがギターが得意で、そこを絡めたコンテンツを作れるとしたら、ファンとしては生配信機能が欲しいと思うかもしれません。
ただそれは全てのクリエイターに当てはまらないんですよね。そこでFAMでは、クリエイターが必要とする機能だけをカスタマイズして使用することができる仕組みにしています。サービスで提供されている様々元々実装しているユーザードリブンな機能から、必要な更に選りすぐってマッチするものだけを使用するので、独自性が高く、クリエイターもファンも満足度が高いサービスになると考えて信じています。
仲館:そうですよね。クリエイターの方々はコンテンツを作っていて、それを求めているファンの方に見てもらって、そこからまたファンの数が増えて...っていうサイクルを、僕らは既存サービス「ONSTAGE」を通じて、間近で見てきました。この良いサイクル循環を応援していきたいので、やっぱり機能としても要望には応えたいと思っていますね。
ユーザーの声にとことん寄り添ったサービスづくり
クリエイターにもファンにも寄り添った機能開発をされているということですが、今後の展望などはありますか?
阿部:GA(Google Analytics)や自前のログ収集機能を利用して、ファンの属性などのデータを取得できる仕様にしています。年齢、性別、どの地域に住まわれている方がどの機能を使っているのか...といったデータを全て貯めています。技術的に可能な範囲のデータ全てです(笑)。
寺沢:クリエイターの方がファンに配信するコンテンツを制作する時に、ファンはどういったものを求めているのかどの辺にニーズを持っているのか?新しいファンを増やすにはどういったジャンルがいいのか?などを、クリエイターが発見できるようなサービスを目指しています。データで分析できることを狙っています。要するに「どんなファンクラブを作っていこうか」という考えの役に立てればと考えています。
なるほど。ユーザーの声はどのように聞いているんですか?
寺沢:現在はステルスで運用しているのですが、弊社の営業チームが実際に利用してくれているクリエイターの方達に、どのような機能だったらより使いやすいか、などヒアリングしていますね。
仲館:また僕らエンジニアチームからも、こういう機能はどうですか?という提案を出しています。様々な意見をすり合わせてこそ、FAMのユーザーであるクリエイターにとって必要なサービスを形作っていけると思うので。
多くの機能を実装する中で、心がけていることはありますか?
寺沢:運営者さん側が技術的な知識を必要としなくても利用できるようなサービス作りですね。具体的には、ノーコードでサイトを作れる、イベントや生放送、ブログなどのデータ分析が簡単にできる、などです。どれほど簡単にファンクラブを制作できても、Webやマーケティングの知識がなければ使いにくい。となっては意味がないので、どんな方でもノーコードで簡単に操作できる管理画面を目指しています。
阿部:どんなに良い機能を作っても、難しくて運用できないというのが一番もったいないなと思います。それを払拭するために、FAMのこだわりは今後も貫いていきたいです。
FAMの開発に携わるやりがいとは
機能面などのお話も様々お伺いできましたが、開発チームのやりがいはどんなところにあると思いますか?
仲館:Nagisaは社員同士も、お客様に対しても、コミュニケーションを重要視し、エンジニアリングに落とし込んでいます。その点がやりがいがあるのではないでしょうか。
寺沢:ただ、ニーズを追求して考え抜く組織文化があるので、そこはしんどい部分でもありますよね。やり切ったときの達成感ももちろん大きいですが。
阿部:Nagisaはそれぞれが腹落ちするまで全員で話し合って要件を決めたり、それを見越して設計に落とし込んでいるので、そのフェーズは絶対的に必要なんですよね。
開発の手戻りを防ぐためにも、ユーザーヒアリングや考え抜くことって重要なんですね。
寺沢:そうですね。今は声優さんや俳優さんが多いですが、その方々でもそれぞれ求めること、やりたいことも違いますし、それを可能な限り想定して結論を出すようにしています。
仲館:ファンの方は、そういうクリエイターさんのオリジナリティも楽しんでほしいと思います。本来のコンテンツに加えて、FAMでしか見れない動画や生放送に興味を持ってもらって、そこから更にそのクリエイターを好きになっていくという好循環も生み出せますよね。
部署を跨いでフラットな風土なんですね。
阿部:そうですね!上から指示されることがあまりなく、部署を超えて自分たちで必要なものを考えて、やりたいことをやっていく文化です。
寺沢:技術選定や開発工数についても、エンジニアサイドから提案して、問題なければその通りになることが多いです。1人1人が裁量を持って、自分の仕事に注力できる環境ですね。
カルチャーマッチする人材について
FAMのコアを作る開発チームはどんな雰囲気ですか?
寺沢:基本的には社内にこういった”サービスを作るサービス”に関する経験を持っているメンバーはいないので、試行錯誤をしながらコミュニケーションをとりつつ開発を進めています。
阿部:でも、エンタメの知識やコンテンツ周りの知識を元々持っていたメンバーは少ないです。それよりも幅広くプロダクトに携わりながら、柔軟性を持って取り組んできた人が多いですね。
寺沢:例えば今後やったことがない機能の開発や、未経験の領域を少しカバーしてもらえないか、と相談する可能性もないとは言えませんが、それはそれで「やってみますか!」っていう感じで取り組んでいけるメンバーが多いですね。逆にそれを楽しめる方が合うと思います。
今後入社する方も、業務に柔軟に取り組める方がマッチしていますね。
仲館:そうですね。後は、ユーザーのニーズをしっかり考えられる方ですね。「ユーザーがこういう人もいるんだったら、こういう機能も欲しいよね」と一緒に深堀りできる方が向いていると思います。
寺沢:いきなり出来ないことをお任せすることはないので、まずはチームに慣れていただいてから、業務の幅や思考を広げていける方だと馴染みやすいですね!そういったチャレンジ思考の方からのご応募をお待ちしています。