「オール4」からの脱却｜考え抜く力で、劣等感から抜け出せ

六笠雄登
東京大学教育学研究科、比較教育社会学コース在籍中で、現在は大学院を休学中。NPO法人で子どもの居場所支援を行い、コンサル会社で業務委託として働いたのち、2022年4月からインターンとしてMarcheに参加。マーケティングの運用担当・経営企画として幅広い業務を担っている。

休学のきっかけ、Marcheに入ることを決めた理由、Marcheを通じて達成したい成長についてインタビューしました！

価値ある事業を広げたい

ーー現在休学中ということですが、なぜ休学する決断をされたのでしょうか？

やりたくてもできなかった色々なことに挑戦したいと思って休学しました。

私は大学時代、週6でテニスの部活動をするほど、ずっとスポーツに熱中していました。全力でやり切りましたが、他のことをしていれば良かったという後悔の念に駆られることがしばしばありました。だからこそ、大学4年間の部活動がひと段落ついた今の間に、休学しました。

今はやりたいことをやり始めた時期なので、本当に手あたり次第にやっている感覚があります。いずれは何を選ばないかを選択することが、生きていく中で大きな比重を占めると思いますが、その選択肢を広げるためにも、今は興味を持ったことには何でも挑戦しています。

ーー選択肢を広げる時期ということですね。では、どのような基準でインターンを探していましたか？

自分がビジネスをやる上で必要なマーケティング能力を磨くため、マーケティング領域の会社を探していました。

私は子どもの貧困を専門に学んでいて、将来的に福祉・教育領域で、「価値ある事業を広げる」活動をしたいです。しかし、この領域で数年間活動する中で、世の中にとって大切な役割を持っている福祉・教育領域の会社が直面している様々な厳しさを目の当たりにしてきました。特にそういった領域のビジネスでは、発信力の弱さが問題点であると感じ、マーケティングを学ぼうと思いました。

ーー将来の目的のために、必要なことを学ぼうとされたのですね。なぜ事業会社のマーケティング部門ではなく、マーケティングのインハウス化を行うMarcheを選んだのでしょうか？

Marcheの特徴である、複数のクライアントのマーケティングに携わる点が魅力に思ったからです。

事業会社のマーケティング部門では、その会社のマーケティングにしか携わることができません。しかし、世の中には「価値ある事業」をしている会社はたくさんあります。だからこそ、1社に絞らず、まずは幅広い会社をサポートしていきたいと思ってMarcheに入る決意をしました。

また、Marcheの人の影響で自分が引き上げられて成長できると思ったこともMarcheを選んだ理由です。

多くの人は何かしようとしても、思うだけで行動しません。一部の人だけが知識をインプットし始め、そのさらに一部の人が実際のアクションにまで応用します。Marcheではアウトプットまでやり切る人が集まっていて、やろうと思うだけの自分から抜けだす良い刺激になると考えました。

オール4の人生を歩んできた。Marcheで得た考え抜く力で、成長を続けたい。

ーーMarcheに入って2か月ですが、どんな成長がありましたか？

大きな成長としては、自分自身で考えるようになりました。今までは考えることを極力避けてきたので、その分苦労していますが、成長を感じています。

具体的な例だと、相手に何をしてほしいかを明確にして、その準備と自分の考えをまとめた上で会話をするようになりました。

相手に判断してほしい時、判断材料になりそうなものは全て持っていく。メリットはこれで、デメリットはこれで、こういう懸念点があるけどこう対策すればいいと思う、といった感じです。自分の考えや意思をあわせて提案するようになりました。

入社当初は、仕事をもらって「やりました！」で終了。質問する時も「どうしたらいいですか？」としか聞いていませんでした。すると、「じゃあどうしたいの？」って聞き返されることが多かったです。

考えることが大事、と何回も教えてくれて、考える時間をくれる会社だと思います。

今では仕事をもらう時も「そもそも依頼内容が目的とずれているかも。じゃあこうすればいいのでは？」といったように、自分で考えられるようになりました。

ーー考えることが重要だと理解していても、実際に実行することは難しいですよね。六笠さんはどうして成長できたと思いますか？

やるからには上を目指していきたいという自分の想いと、Marcheで関わる人の影響が大きいと思います。

今まで、いわゆる「オール4」の人生を歩んできました。器用貧乏というか、何をやっても平均点はとれるというか。でも、そんな自分に少なくない劣等感を感じ続けていました。だからこそ満点の「オール5」ではなく、そのさらに上の「オール6」をとる人間になりたいです。

Marcheの人は全員、仕事に妥協しない姿勢を持っています。普通のバイトだったら何も言われないけれど、その分結果も出づらいし求められません。でも、Marcheだったら上手くいっていないと必ず意見をもらえるし、順調でもフィードバックと考える時間をくれます。常に高みを目指す姿勢が自分とマッチしていて、この環境だったら自分は頑張れる、と感じました。

ーー今後Marcheで働く上での抱負を教えてください。

将来的にMarcheでは、フロントコンサルタントとして活躍したいと思っています。自分は次のステージに上がるジャンプをするためにかがんでいる状態で、だからこそ仕事に全力で挑戦し、地力を付けていきたいです。

ーーMarcheに挑戦したい学生たちにメッセージをお願いします！

Marcheには考えることを徹底する文化と、考える時間をもらえる環境があります。また、成長中の会社なので、CEO、COO、社員、インターン全員が同じ部屋で仕事をしており、すごい人たちを間近で見れるのも大きな魅力です。

興味をもったときすぐに飛び込めるのは学生の特権です。少しでもやってみたいという気持ちがあれば、ぜひ一度挑戦してみてほしい、一緒に挑戦していきたいと思っています。