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【代表インタビュー】林 慧亮がフィットネス事業をする理由と、見据えるuFitの未来

株式会社MAKERSは、セルフケアグッズを販売しているフィットネスブランド「uFit」を運営しており、「一人一人の健康を支える」をVISIONに掲げ、フィットネス関連の商品企画、販売を行っております。

また、川崎フロンターレやジュビロ磐田を始めとしたJリーグやBリーグのチームと契約し、選手をコンディショニングの面からサポートしています。

▼8月1日に川崎フロンターレと締結しました!

【セルフケアの力でJ1リーグ3連覇へ】フィットネスブランド uFit が J1 リーグ所属の川崎フロンターレとクラブパートナー契約を締結
株式会社MAKERSが展開するフィットネスブランド ...
https://ufit.co.jp/blogs/news/kawasaki_frontale


今回は、代表の林 慧亮(はやしけいすけ)にインタビューをしました。

「数ある事業の中から、どうして健康やフィットネスに向き合うことになったのか。」
「uFitの未来をどう見据えているのか。」

切り込んでリアルに迫っていきます!

▼プロフィール

林 慧亮のプロフィール - Wantedly
株式会社MAKERS, 代表取締役社長 株式会社MAKERS代表取締役。 「運動の力を通じて、からだの内側から自分らしく最高潮に暮らせるあたりまえを支える。」をミッションに、自宅で使えるフィットネス器具の企画・販売を行う。また、フィットネスYoutuberとしても活動し、現在登録者数20万人超え。
https://www.wantedly.com/id/keisuke_hayashi_
山梨県出身 横浜国立大学経営学部卒。株式会社MAKERS 代表取締役。
フィットネスブランド「uFit」を手掛けつつ、Youtuberとしても活動し、チャンネル登録者数は23万人におよぶ。

健康への関心×Webマーケティングの経験

ーーこれまでの経歴を教えてください。

新卒でSNSコンサルティングを行う企業に入社して2018年に独立しました。独立当初はWebマーケティング事業をメインにトレーナー業も行っていましたが、2020年6月よりフィットネス事業を本格的に開始しました。

ーーフィットネスに、もともと興味があったんですか?

もともと幼少期からバスケットボールをしていたので、運動やフィットネスは身近で、必然と身体や筋肉について考える機会は多かったです。いつか健康産業で何か仕事をしたいという思いがありました。

ーー思いを実現していくために、フィットネス機器のEC販売を事業として選んだのはどうしてですか?

いままで経験してきた、Webマーケティングの視点を活かせる方法を選択しました。

何がやりたいかや興味(Will)と、日本の健康課題という需要(Must)に対して、事業をするときには、何をできるか(Can)をかけあわせました。
自分はWebマーケティングでずっと生きてきて、それを活かそうと思ったんです。


予防やフィットネスについてリサーチをするなかで、ホームフィットネス器具が、粗悪な商品が多いことに気がつきました。でも、ちゃんと使い続けられるクオリティの高い商品がほしいというユーザーニーズがある。それなら、そのニーズに合わせて商品をつくろうといった流れです。

Webマーケティングの視点を使ってユーザーニーズを吸い上げて、ホームフィットネス機器のEC販売を始めました。

ーー1番最初は何から始めましたか?

YouTubeと商品の開発が同時くらいで、最初の商品は完全栄養食とRELEASERです。

プロテイン市場はすでに飽和していたので、完全栄養食を選びました。そこは何を作りたいというよりも、ユーザーニーズを優先して考えていきました。Webマーケティングの視点が強いんだと思います。

RELEASERは、手にしやすい価格帯と、クオリティの高い商品を届けたいという思いで商品を作りました。

ーーYouTubeはどうして始めたんですか?

フィットネスの商品を売る時にオーガニックの集客をしたかったからです。

商品を作った時に思ったよりも販売まで時間がかかったので、Webマーケティングの準備をすすめました。
EC販売はどうしても、ネット広告に頼った集客になってしまうので、広告を経由しない自然流入の経路を作りたかったんです。そこで、YouTubeだけでなく、自社メディア記事でもホームエクササイズのやり方の発信をしました。

気づいたら、YouTuberと呼ばれるようになってましたね。


ーー最初は集客の意味合いが大きかったYouTubeですが、フォロワーが20万人に増えてきて、これからはどうしていきたいですか?

便利だから見るのではなく、運動や身体の悩みがあるときに「ここを見れば大丈夫」と信頼してもらえるチャンネルにしたいです。

もちろん、継続して家でのエクササイズ方法も発信していきますが、それに加えていまはサブチャンネルで体づくりや食事に関する情報発信を頑張っています。
あとは、アスリートの人との関わりも増えてきたので、uFit公式チャンネルでは対談動画も始めました。

あ、もう少ししたら書籍も出るので、本で運動のことを知りたい方はぜひ!

VISIONにこめた「健康を支えたい」という思い

ーーそれでは、事業の話から経営の話に転換させてください。最初からこのVISIONを掲げてたんですか?

いいえ、最初はとくにVISIONを掲げてませんでした。会社にいるのは自分1人だったから。そして重要性を理解してなかったからです。

そもそも私がサラリーマンとして働いていた時には、会社の理念が腑に落ちていませんでした。今思うと、共感するどころかすれ違っていたんだと思います。
起業してからもしばらくは、理念やVISIONを掲げているのは綺麗事だと思っていました。

でも、経営者に会うと、みんな言うんです。「VISIONは大事だ」って。
それは若手やベンチャーだけでなくて、規模が大きい会社の経営者も一緒なんです。

ーー綺麗事だと思っていたところからどう変わっていったんですか?

ここ最近でめちゃくちゃ納得したのは「VISIONは進むべき矢印の方向を示すもの」という表現です。

一番いいのは、会社の大きい矢印に社員の目指す矢印が内包されている状態。
けっこうあるあるなのは会社の方針と社員の目指すものがずれていたり、方向は一緒だけど重なってはいない状態。

会社が見ている未来や展望に、社員それぞれの描いている目標や未来が内包されている状態が幸せだと思ったんです。チームとして同じ方を向いていることが理想。そのためにVISIONを言うようにして、形にするようになりました。


ーー部活で目標を掲げているのにイメージが近いでしょうか?

まさに、そのイメージですね。

例えばバスケ部で、『全国大会に出場する』という目標をチームで掲げたとして、その目標の中で、部員それぞれが自分の得意な役割を担っていて、個人目標を持っている。

「自分は3Pシュートを磨く」「自分はディフェンス力を上げる」「自分は応援を盛り上げる」

そんな個人の役割と目標が集まって、チーム目標が達成できるみたいな感じですね。

逆に「目立つシュートだけたくさん打って、ディフェンスは手を抜こう」とか「自分は代表の選抜だけ入れればいい」とか「そこまで勝ちにこだわらなくてもいいや」とかではなくて。
「全国大会にチームで出られたら、自分もアピールの場ができて、日本代表に入れる」みたいな形で、個人もチームも目標が満たされている状態がいいですよね。

ーーVISIONを形にしてから変化はありましたか?

正直まだ言い始めて1年くらいなので、「効果ありました!」とハッキリ言えるほどではないですが、社員に浸透して、同じ方向を向いている感覚はあります。

いまいるメンバーが5年とか、10年とか、長いスパンで一緒に働いていくイメージが湧いているんです。それは矢印の方向をこちらが示して、方向が一緒ということを確認してチームに入ってきてくれているからですね。
入社前にVISIONに共感して入ってきてくれているから、入社後のミスマッチも減ったと思います。

あとは、働いている中での些細な行き違いが減りました。
商品開発やマーケティングなどそれぞれが権限を持って動いているなかで、利益や時間効率などで迷った時に、”目的はなにか?”に立ち戻れるんです。

「健康に関係なくない?お金儲けに傾いているじゃん…」というように判断できるので、決断までの時間が短くなりました。

uFitの未来は、まだまだこれから

ーー事業や理念などが少しずつかたちになってきたいま、林さんが描くゴールまでどれくらいの距離感ですか?

やっと一歩目が踏み出せたという感じですね。いや、まだ一歩目の足を上げたくらいなのかもしれないです。

描いていたビジネスモデルが形になってきて、形にするためのメンバーが、ようやく少しずつそろってきた。マーケティング、デザイナー、商品開発、ライター、CS。すごいですよね、よく集まってくれたなと思っています。

登るべき山がようやく見えて「1歩目を踏み出すぞ!」という感覚です。全然、まだまだこれからですね。

ーー2歩目を踏み出すときの状態はどうイメージしている?

uFitの商品を選んでくれるお客様の人数、顧客基盤がある程度つくれた状態ですね。

その基盤があれば次のチャレンジがしやすくなる。いまは、単発での売り上げはある程度あるけれど、継続して買ってくれる基盤はあまりない。「uFitの商品よかったよ!」って友達に勧めてくれるファンを何人つくれるかが課題です。

でも、1年後も「まだやっと1歩目」って言ってそうだし、言っていたいです。AmazonのCEOジェフベゾスの「Every day is still Day One」(毎日が創業初日)という言葉が好きなんですけど、「まだ全然成し遂げてない、いくらでも自分達がやれる余地がある」って思えることが楽しいです。

ーーどんな組織になっていきたいと考えていますか?

いまの良い雰囲気は継続しつつも、変わり続ける組織でいたいです。

いまは、締まるところは締まるけど、ほどよく緩くて、社員一人一人の責任の範囲が明確で、オーナーシップを持っている。でもやれなかったときに助け合う。そんな雰囲気です。

きっとこれが人数が増えて、例えば100人の規模になったときに、今の雰囲気がずっと同じままで良いのかと言ったら違うと思います。

規模が大きくなるにつれて、新しいマーケティングの施策や、新しく求められる商品の開発、お客様との関わり合いの濃さもどんどん変化していく。その時に変化を恐れずに向かっていける組織でいたいです。

ーー逆に変わりたくないものってありますか?

「絶対にこれを変えたくない」というものを持ってしまうのはあまり良くないと思っているので難しいですが、強いていうなら日々勉強してアップデートし続ける意識です。

自分自身ももっとアップデートしていきたいですし、日々勉強しています。

会社ってどうしても階層になってしまって、完全にフラットな組織なんて存在しないですよね。そのなかで階層が上の人ほど、学びに貪欲な状態でいたい。学ぶ意欲のない上司とかいやじゃないですか?

階層が上の人であればあるほど学んでいる組織、かっこいいですよねその方が。

ーー学ぶことがルールではなく文化という状態なんでしょうか?

そうですね。文化ってなにかというと「当たり前にしていること」なんです。

例えば悪い文化で言うと、終電まで仕事をするとか、ハンコを斜めに押すとか。やっている人たちは誰も疑問に思っていない文化ですよね。
逆に良い文化でいうと、エンジニアが最新技術を追い求めて当たり前で、そのまま現状維持でいるのはダサいみたいな風土。

だから自分達は、学ぶのが当たり前という文化にしたい。そうするには尚更、上司や経営陣であるほど学んでアップデートし続けていないとダメだと思っています。

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人によって目指すべき”健康”の状態は違います。 だからこそ、一人一人に寄り添いながら健康で居続けられるための最適な方法を提案していきたい。 そんな想いから、『フィットネスブランド uFit 』では以下の3事業を展開しています。 ❶ フィットネス製品の企画・販売 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「生活の一部になる製品」をコンセプトに、自社で企画から販売まで一貫して行っています。 長く使い続けられる性能・品質と、持っていて自信が持てるデザインに、こだわって作っています。 https://ufit.co.jp/collections/product ❷ メディア事業 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 科学的根拠に基づいた正しい情報を発信し、一人一人が情報を取捨選択できる一助になりたいと考え、YouTube/Twitter/Instagram/uFit Media/書籍などさまざまな媒体から発信しています。 ▼林ケイスケYouTube ( チャンネル登録者26万人越え! ) https://www.youtube.com/@keisukehayashiufit1033 ❸ スポンサー活動 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ベストのコンディションで戦って欲しいという願いのもと、uFitでは様々なスポーツチームやアスリートの支援を行っています。 競技にひたむきなアスリートの姿を通じて、スポーツ・フィットネスをより身近に感じてもらえる機会の提供を続けています。 ・プロ野球:楽天イーグルス、西武ライオンズ ・Jリーグ:川崎フロンターレ、ジュビロ磐田 ・Bリーグ:群馬クレインサンダーズ、レバンガ北海道、三河シーホース、など約20チーム 元プロ卓球選手の水谷隼をはじめ、トップアスリートの方々にも怪我予防やセルフケアでお使いいただいています
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