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誰もが夢を見ることができる時代、しかし夢までも評価されてしまう時代に生きる君たちへ

保険をかけて挑んだ夢

私が初めて正社員として組織の一員になったのは23才になる歳の時であった。教師として学校に就職した。メジャーリーガーになるという夢を自ら打ち砕いて帰国し、「何か仕事はないかな」と探していた矢先に知人に専門学校の教師の求人募集の情報を紹介された。

連絡したら「明日面接に来てほしい」ということだったので、とりあえず金髪(で長髪)だった髪をスプレーで一時的に黒くし、気持ちの整理も準備も何もなく、面接に行った。母校の高校に近かった上に、校舎がかなり狭かったので、全然緊張もしていなかった。特に期待もなかったのかもしれない。期待を抱けるほど、仕事の内容を理解していなかったからだろう。なにせ2週間前までアリゾナのマウンドで野球のボールを投げていたのだから。薄暗い応接室にて待たされているときは、監督室でクビを言い渡されるのを待っていたときを思い出してしまい、なぜか妙に開き直っていた。

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http://foreveryoung.pluralscareer.jp/2018/04/25/dreams/

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